ウォークインクローゼット8選
使いやすさがポイント
たくさんの衣類や雑貨の収納に欠かせない、ウォークインクローゼット。毎日を快適にする、使いやすさのポイントを事例とともにご紹介します。
家事室一体のウォークインクローゼット
洗面室の乾燥機あるいはバルコニーで干した洗濯物をまとめて、リビングや寝室で畳み、クローゼットへ運んで収納する…。家事のなかでも洗濯にまつわる動線は長くなりがちなもの。家事動線を短くすることで、効率がアップします。
こちらは、家事室とウォークインクローゼットをまとめた事例。乾燥機から取り出した衣類をハンガーに掛け、すぐ側のパイプに掛けることが可能です。アイロンがけなどができる作業台もあります。ベビー服のプロデュース・販売をしている奥さまのアトリエも兼ねており、衣類まわりの家事動線をぎゅっと集約した空間です。
お宅拝見『クリエイティブな家づくりと住み開き』より
▶︎ https://nokurashi.com/ownersvoice/668
ロフトのあるウォークインクローゼット
「花粉やホコリをできるだけ室内に持ち込みたくない…。」そんな人におすすめのクローゼットがこちら。玄関の土間を広く確保した、ウォークインクローゼットです。
花粉やホコリが付着したアウターを玄関先で脱いで、クローゼットに掛けておくことができます。自転車やベビーカーもそのまま置ける、ゆとりの広さ。ロフトを設けることで空間を無駄なく活用しています。将来的にはクローゼットから子ども部屋へとアップデートする予定だそうです。
お宅拝見『L型ステンレスキッチンと回遊動線』より
▶︎ https://nokurashi.com/ownersvoice/1008
オン・オフを切り替えるクローゼット
毎朝の慌ただしい時間にも、効率よく身支度ができるクローゼットの事例です。こちらは、寝室からクローゼットを通り、玄関に抜けることができる間取り。下着、トップス、ボトムス、ジャケット・アウター、バッグの順で収納できるように、持ち物に合わせて棚を設けています。
クローゼットの中を進みながらワードローブを選んで行けば着替えは完了。最後に鏡で全身をチェックし、玄関で靴を選びます。帰宅時には朝とは逆方向に進みながら、アウターやバッグを定位置に。オン・オフをスムーズに切り替える、ウォークスルークローゼットです。
お宅拝見『猫との暮らしとストレスフリーの回遊動線』より
▶︎ https://nokurashi.com/ownersvoice/1733
便利な通路を兼ねたクローゼット
「自宅で仕事をしていてゲストが多い」「リビングを常にすっきりと保ちたい」そんな人におすすめの間取りがこちら。玄関、洗面室、寝室につながるウォークスルークローゼットによって、3方向の動線を確保しています。帰宅したらクローゼットで着替え、洗面室で手洗い・うがいをしてからリビングへ入る。リビングに私物を持ち込まないルーティンで、いつも片付いた状態を保つことができます。
また、玄関から洗面室を経由して個室にアクセスすることができるため、リビングでクライアントと打ち合わせをしているときにも、家族がゲストと顔を合わせずに家を出入りすることが可能です。
お宅拝見『美しい収納と色選びのコツ』より
▶︎ https://nokurashi.com/ownersvoice/2569
2つのクローゼットが中心の住まい
ともにアパレル関係に従事するご夫婦が暮らす、スキップフロアのマンション。住まいの中心に2つのクローゼットを備えた間取りです。開放的なLDKのフロアを降りると、住まいの横幅いっぱいに広がる、ワークスペース兼クローゼットがあります。壁側には、アウターやトップスを収納するハンガーパイプを設けました。
ワークスペースの隣にレイアウトした、もうひとつのウォークインクローゼット。寝室と水まわりにつながる、ウォークスルータイプです。行き止まりがない回遊動線のため、起床~着替えを選ぶ~洗面室で身だしなみ、といった一連の作業がスムーズにできます。
お宅拝見『165㎡超の空間とふたつのクローゼット』より
▶︎ https://nokurashi.com/ownersvoice/571
カーテンの向こうはシュークローゼット
その先に広がる空間に想像が膨らむ、奥行きのある玄関土間。無機質なコンクリートを彩るように、壁一面にサックスブルーのカーテンが掛けられています。
カーテンを開けると、そこには大容量のシュークローゼットが設けられています。棚が天井まである大容量で、家族の靴もすっきりと収められます。一部カーテンを開けて、お気に入りの靴を見せる収納にしても良さそうです。
お宅拝見『光降り注ぐ空間と森の別荘のような居心地』より
▶︎ https://nokurashi.com/ownersvoice/2038
オープンなウォークインクローゼット
「何を仕舞ったのか忘れがち」「ざっくりと収納したい」という人には、オープンなクローゼットがおすすめです。こちらは、3方向を壁で囲む箱のようなウォークインクローゼットを、住まいの中心に置いた事例。周囲に居室を配置した回遊性のある間取りです。扉のないオープンな構造は、中を見渡して収納物を把握しやすく、大きめの物の出し入れもしやすいです。
扉で隠すことができないオープンなクローゼットの中が、ゲストに丸見えでは困りますよね。こちらのお住まいはLDKが2階にありますが、玄関から階段にかけての動線からはクローゼットの中に視線が届かないように配慮しているので安心です。
お宅拝見『陽だまりと団らん』より
▶︎ https://nokurashi.com/ownersvoice/2788
渋滞しないクローゼット
ご家族でクローゼットを共用するなら、ウォークスルータイプがおすすめ。こちらは、LDKからも寝室からも出入りできるウォークスルークローゼットの事例です。空間の開放感を損なわないように、出入り口に扉は設けずに目隠しの壁のみで構成しています。行き止まりがない2ウェイのため、慌ただしい朝の時間にもご夫婦が同時に身支度しやすいです。
お宅拝見『機能美と無機質』より
▶︎ https://nokurashi.com/ownersvoice/3084
使いやすいクローゼットのまとめ
クローゼットの使いやすさは、持ち物に合わせて収納量を確保することと、効率の良い動線を描くことができる間取りがポイントです。持ち物の量や種類を具体的に把握し、毎日どのような生活パターンを送るのかを想定しながらクローゼットのプランニングをしましょう。