【2023年版】インテリアが決め手家具や雑貨が主役の住まい5選|住まいのヒント

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住まいのヒント

【2023年版】インテリアが決め手
家具や雑貨が主役の住まい5選

目 次
  1. 1CASE1:絵画やアンティーク家具が主役。住まいがギャラリーに
  2. 2CASE2:グリーンが引き立つ。有機と無機の融合
  3. 3CASE3:北欧系家具が心地よく調和する。グレイッシュな空間
  4. 4CASE4:趣ある和家具が際立つ。シンプルを追求した住まい
  5. 5CASE5:モダンな中に温かさを感じる。家具やアートが似合う家
  6. 6住まいを通して、インテリアを楽しむ

住まい選びや住まいづくりを進めている過程では、どうしても「住宅」そのものに意識が向きがち。でも、実際に暮らし始めてみると、家具やインテリア雑貨のセレクトにより空間の印象や居心地が大きく変わることに気づきます。今回は、家具やインテリア雑貨にこだわることでより自分らしく、好きなものに囲まれながら暮らす事例を紹介します。

CASE1:絵画やアンティーク家具が主役。住まいがギャラリーに

美術品や工芸品などを集める、筋金入りのコレクターだという B さんご夫婦。メタリック珪砂の塗装を施した壁を見て、お気に入りの油絵を飾ろうとピンときたことから、このリノベーション済みマンションの購入を決められたそう。

リビングは、世界各国から集めたアンティーク家具や小物などお気に入りに囲まれた空間に。元々設置されていたピクチャーレールを増設し、廊下の壁やリビングダイニングの石壁など、家じゅうに絵画を飾れます。季節や気分でディスプレイを変えて楽しめる住まいです。

お宅拝見『アンティークと緑』より

CASE2:グリーンが引き立つ。有機と無機の融合

暮らしの中で大切にしたいことを突き詰めた結果、『有機と無機の融合』というテーマを導きだしたOさんご夫婦。趣味のインテリアグリーンが映える空間へとリノベーションされました。

コンクリート躯体を現し、壁はグレーで塗装。彩度とコントラストを抑えつつも、木やスチール、タイルといった素材感でメリハリをつけて、グリーンが引き立つように。天井にはグリーンを吊るして飾れるようハンガーパイプも設置するなど、どこにいても癒される空間となっています。

お宅拝見『有機と無機の心地よいリズム』より

CASE3:北欧系家具が心地よく調和する。グレイッシュな空間

Nさんが購入されたのは、壁や天井、巾木までグレーで統一されたリノベーション済みマンション。ニッチの棚のつくり方やカーテンレールが見えないように設えたボックスなど、細部まで丁寧に美しく見えるよう作られた空間に、愛用してきたヴィンテージや北欧系の家具が違和感なく溶け込みます。

天板も側面もモルタルで仕上げた無骨な雰囲気のキッチンは存在感がありますが、デザインがそれぞれに異なる北欧テイストのチェアとも調和しています。日当たりがよくグリーンとの相性もよい空間で、前からお好きだった植物が、どんどん増えているのだそうです。

お宅拝見『パワフルキッチンで叶えた母と娘の二人暮らし』より

CASE4:趣ある和家具が際立つ。シンプルを追求した住まい

桐箪笥や食器棚などの和家具を置くことを前提に、中古マンションをリノベーションされたYさん。内装は、マットなオイル仕上げのパインフローリングに塗装風クロスで無駄のないシンプルな空間に。和室を設けたこともポイントで、縁なし畳や格子戸の建具、床の間のデザインやバランスをこだわりつつも、シンプルにすっきりと収めています。

リビングには桐箪笥をシンメトリーに配置し、キッチンの背面のカウンターには古い食器棚を利用。上部には木の棚を設け、和食器を飾るスペースとしました。和の要素を取り入れながらもシンプルを追求した空間が、和家具の存在感を引き立てています。
※「STYLE ReNOVATION」の受付は終了しています。

お宅拝見『無駄を削ぎ落した空間に、古い桐たんすや和の設えをアレンジ』より

CASE5:モダンな中に温かさを感じる。家具やアートが似合う家

建築やインテリアがお好きなAさん。「USM ハラー」のキャビネットやサイドボードといったお気に入りの家具やアートを際立たせつつも、バランスよく馴染むように、壁はシンプルな白で塗装。床はカーペットを敷くことで、モダンな中に温かみを感じる空間へと仕上げました。 素材やディテールの見せ方にまでこだわりが詰め込まれています。

上部の大きな照明はイタリアの「Oluce」というブランドで、購入前に設計者さんが実物大の模型を作り、事前にスケール感を確認。家具や照明の設置後をイメージしながら計画を進めることで、イメージ通りの家づくりを叶えています。

お宅拝見『建築好きの100㎡超えのシンプルモダンな家』より

住まいを通して、インテリアを楽しむ

どのような家具を置きたいのか、なにをディスプレイしたいのかによって、それに合う住まいのしつらえも変わってきます。今回紹介した事例はいずれも、新しい住まいで楽しみたいものをしっかりとイメージし、インテリアが際立つ、もしくは互いに引き立て合う住まいを実現しています。
インテリアは住まいを手に入れた後でゆっくり考えよう、という方も多いかもしれません。ですが、住まいのことを考える段階から、そこで楽しむインテリアにまで意識を向けることで、コーディネートをより楽しみ、自分の「好き」に囲まれた暮らしが実現できるのではないでしょうか。

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