100㎡超でリモートワークもリラックスタイムも豊かに|お宅拝見

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100㎡超でリモートワークもリラックスタイムも豊かに

目 次
  1. 1約26帖のゆとりあるLDKと街を使いこなせる抜群の立地
  2. 2黒を基調としたインテリアにアートや植物で差し色を楽しむ
  3. 3暮らしを豊かにするたっぷりの余白。少しずつアップデートする楽しみ

ともに30代のSさんご夫妻は、ご主人が広告代理店で映像プロデューサー、奥さまがIT系のマーケティング職として、多忙な日々を送っています。結婚をきっかけに新居を探して、広いリビングがある住まいを気に入り、リビタが手掛けたリノベーション済みマンションを購入しました。リモートワークで仕事場でもある住まいだからこそ、仕事以外の時間の過ごし方も大事にしたい。そんな思いで選んだ住まいについてお話を聞きました。

約26帖のゆとりあるLDKと
街を使いこなせる抜群の立地

――ご結婚をきっかけに、新居を探されていたとのことですが、住まいに求めていた条件などはありましたか?

ご主人 リビングが広いことが譲れない条件で、20帖以上のLDKがある住まいを探していました。新築マンションではとんでもない予算になってしまうので、最初から中古のリノベーション済み物件を中心に探していたのですが、LDKは広くても15帖くらいでなかなかよい物件が見つかりませんでした。予算内で購入できる選択肢として、郊外の新築戸建てなども視野に入れて見学したのですが、駅から離れた立地だったりして、あまりピンとこなかったですね。

――そんななか、この物件を選んだ決め手や気に入ったポイントなどを教えてください。

ご主人 入った瞬間に「ここだね!」という感じでした。LDKが約26帖もあって、正方形に近い形であることもイメージ通りだったんです。当時サンプルとして飾ってあったダイニングテーブルやソファなどの家具の配置もいい感じで、暮らし方を具体的にイメージさせてくれました。エリアを限定せずに、リビングの広さだけを求めて色々と見学したのですが、そのなかでもこの物件がエリア、広さ、予算などのバランスがいちばんよいと感じましたね。

奥さま 私たちは外食する機会が多く、美味しいお店で食事やお酒を楽しむことが大好きで、一日に何軒もはしごすることもあるほど。渋谷をはじめ代々木上原や下北沢などにも歩いていけるこの住まいの立地は、バルやバーなどのカルチャーが根付いています。周辺に素敵なお店がたくさんあるので、気分によって行くエリアを選ぶこともできて、外食ライフがとても充実しています。郊外に行けば行くほど、そういった楽しみとは縁遠くなってしまうと考えていて、「どの街に住むか」という選択はとても重要だったと、住み始めてから感じています。人を家に呼んでワイワイと飲むのも好きで、アクセスがよく、広いリビングがあるこの住まいは、私たちのライフスタイルにぴったりでした。

――中古マンションを買って、自分たちでフルリノベーションをしたいというご希望はありましたか?

ご主人 自分たちでリノベーションをしている知人も多く、勧められたりもしたのですが、スケジュール的に期限があったので、住まいづくりにそこまでの時間とエネルギーをかけることは難しかったのではないかと感じています。こだわり出したら止まらないと思うので、もしやっていたら予算も時間も大幅に上回ってしまっていたかも。希望の予算と条件で、気に入った住まいと巡り合い、完成しているものを購入できる選択肢があって良かったと感じています。

黒を基調としたインテリアに
アートや植物で差し色を楽しむ

――見学したときに、サンプルの家具の配置が暮らしをイメージするヒントになったとのこと。実際の家具はどのようにセレクトしましたか?

ご主人 配置は見学したときとほとんど同じです。ソファのサイズもコーディネートされていたものを参考にして、新たに探しました。当時置かれていた家具は全体的に白や明るい木のナチュラルな雰囲気だったので、自分たちの好みのダークトーンにしようと一つひとつ探しました。

奥さま リビングのソファ、ラグ、ローテーブルはすべて黒で統一しました。最初は全部黒にすると、暗くなりすぎるのではないかなと心配だったのですが、あるYouTubeのルームツアーの動画で、全部黒でまとめている空間の映像を観て、これなら間違いないとイメージが固まりました。インテリアは落ち着いた暗めのトーンでまとめて、アート、植物などを飾って、少しずつ色を足していくことを楽しんでいます。

ご主人 黒を基調のカラーにするという方向性を決めてから、合うものを探して、少しずつ揃えていきました。ソファはたまたま前を通りかかったインテリアショップ「NOYES」でオーダー、テレビ台は「PACIFIC FURNITURE SERVICE」、ローテーブルは「SHARK ATTACK」、ダイニングテーブルは「Karf」のものです。冷蔵庫もキッチンシェルフも黒で統一しました。

――ルームツアーなどインテリア関係の動画は、昔からよく視聴されていたのですか?

奥さま アートは昔から好きだったのですが、インテリアに特別興味があったわけではなかったです。この住まいと出会って、家具を探すためにいろいろ調べているうちに、のめり込んでしまって、今ではルームツアーの動画を日常的に視聴するのが楽しみになっています。

――窓側の壁やテレビの横に飾られたアートがとても印象的ですね。

ご主人 窓側の壁に飾ったアートは、この住まいに合いそうだなと感じて、最近購入したもので、同僚のデザイナーの作品です。色を足したいと思っていたのでピンクがすごくいいなと。落ち着いた色のインテリアの差し色としてとてもしっくりとはまっていると感じています。このアートに合わせて新しくピンクのクッションも買い足しました。

奥さま 二人とも旅行が好きで、旅先でアートのポスターや器などを購入することが多く、少しずつコレクションしています。テレビの横に飾ってある大きなポスターはニューヨークの街にいる人々をスケッチしたもので、ニューヨークの書店に飾ってあったものを購入しました。

暮らしを豊かにするたっぷりの余白。
少しずつアップデートする楽しみ

――ワークスペースはデスクのみが置かれたシンプルな空間ですが、出窓にはたくさんの植物が飾られ、目を楽しませてくれますね。

奥さま 植物もこの住まいに引っ越してきてから、興味をもって少しずつ買い足していきました。ワークスペースの出窓は既存の建物の痕跡が残っている場所。窓のサッシは共用部にあたるため変更できないのですが、最初に見学したときはレトロな風合いが自分たちの好みの雰囲気ではなかったので、若干気になったポイントでした。でも暮らし始めて、出窓に植物を飾っていくうちに、レトロさを味わいだと感じるように。今では好きな場所へと変わりました。

――ワークスペースには小さめのプランターを多種多様に並べ、LDKには大きめの存在感のある植物や色味のあるドライフラワーを取り入れているのも、メリハリが効いていますね。

奥さま LDKの植物の取り入れ方やプランターの選び方なども、ルームツアーの動画を参考にしました。もう少し増やしていきたいのですが、LDKは余白のあるゆったりとした居心地を大切にしたいので、慎重に時間をかけて選んでいきたいです。

――ワークスペースにはデスクが2つ並んでいますが、お二人ともリモートワークなのですか?

ご主人 必要なときには出社しますが、ほとんどリモートワークです。なので、仕事のために個室が使える間取りであることも必要な条件でした。私は映像関連の仕事をしているため、パソコンやモニターなどが大きく、ある程度の広さのワークスペースが欲しいと考えていましたから、LDKだけではなく他の個室もゆとりがあるこの住まいは、私たちにとって理想的な間取りでした。

奥さま 家で仕事をするからこそ、仕事以外のプライベートな時間や休日をゆっくり過ごすために、リビングは広々としてリラックスできる場所にしたいという希望がありました。夫とリモート会議が重なるときは、私はダイニングに移動します。広さがあるから音も全く気になりません。そんな風に場所を使い分けられるのもこの住まいのよいところだと思います。

――この住まいで、それぞれ別々に好きなことを楽しむ時間はありますか?

ご主人 私はワークスペースで動画や漫画を楽しみ、妻はリビングで映画やドラマを観ていることが多いです。あと、私は朝遅めのスタートで、深夜まで仕事をしていることが日常ですが、妻は朝早くからジムに行ってシャワーを浴びてから仕事をしている日も多い。生活の時間帯が少しずれているのですが、どちらかが寝ているときに身支度をする場合でも、寝室、WIC、玄関ホールへの動線があるため、着替えやシャワーなどの生活音が気になりません。これも広さがあるこの住まいのメリットだと感じています。

奥さま 寝室も10帖強と広く、バルコニーもあるため、余白がたっぷりあります。ベッドが置いてあるだけで何も手を加えていないので、今後インテリアを充実させていきたいですね。ワークスペースもすっきりとしていていいのですが、出窓の下に小さなアンティークソファがあると、ちょっと休憩するのにいいかなと。イメージに合うものがなかなか見つからず探しているところです。まだまだ手を加えていける余白があるからこそ、少しずつアップデートしながら楽しんでいけたらと思っています。

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