リビタのリノベーションマンション 「探す」と「つくる」を紡ぐコンサルティング|住まいのヒント

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住まいのヒント

リビタのリノベーションマンション
「探す」と「つくる」を紡ぐコンサルティング

目 次
  1. 1リビタのリノベーションマンションは一点もの
  2. 2「仲介者」ではなく「伝達者」としての誇り
  3. 3物件は企画の背景やストーリーが大切
  4. 4リノベーションマンションを「探す」から「つくる」へ
  5. 5リビタのリノベーションマンションを通じてイメージの解像度を上げる
  6. 6あとがき

そこで暮らす人・暮らし方までイメージした多様なコンセプトで展開するリビタのリノベーションマンション。案内時に大切にしているのは、リノベーションが完成するまでの「想い」「ストーリー」を正確に伝えること。そして、暮らしの理想をよりクリアにし、さらには選択肢を広げること。今回、分譲事業本部レジデンシャル事業部のCXグループ武井あずささんと、リノサポコンサルタントの飯田勇人さんに、リビタのリノベーションマンションについてお聞きしました。

リビタのリノベーションマンションは一点もの

ーリビタではこれまで、さまざまなコンセプトのリノベーションマンションを企画・販売してきました。物件の強みはどこにあるのでしょうか?

武井:それぞれの物件が「一点もの」だということです。私たちは建物のある街の特性や、住戸のポテンシャルを把握した上で、住まいの価値や暮らしの質をアップデートするためのリノベーションを行っています。そこで生まれるのが、物件ごとの個性。たくさんのバリエーションの中から、まだ見ぬお客さまがご自身の好みにフィットするであろう住まいをつくり、その想いやストーリーをご紹介することが大きな特徴です。

ー住まいづくりで大切にしていることはありますか?

武井:一つ一つの住まいを丁寧に紐解き、パートナーである外部の建築家と、納得できるまで意見を交わすことです。たとえば物件を仕入れたときの「この物件はこのポテンシャルを活かすべき」「ここがネックになる」といった視点だったり、想定される「ターゲット」やここで送ってほしい「暮らし方」といった企画担当の考えを建築家にまず伝えます。その上でプランをご提案いただき、リビタと建築家でラリーを繰り返して、ひとつの住まいをつくり上げていくようなイメージです。

ー実際にお客様のご相談を受けて、物件探しやリノベーションのコンサルティングをしているリノサポでも建築家とやりとりをして住まいづくりをしていますね。

飯田:はい。例えば、「素材の選び方」「照明の配置や照らし方」などシーンを想定した演出に対して、やはり建築家のアイデアはすばらしいと感じます。そこに宿る「想い」や「ストーリー」は、見る人にも感じていただける。そういう特別な空気感は、建築家だからこそつくり出せるものだと思います。リビタのリノベーションマンションに興味を持たれる方は、「建築家によって紡ぎ出されたストーリー」に価値を感じてくれているんだと思います。

武井:そのこともあり、リノベーションマンションのご案内時には「想いを伝えること」を強く意識しています。物件を一通りご見学いただいたら、時間の許す限り設計のこだわりをお伝えさせていただきます。リビタのウェブサイトでも、このプロジェクトに関わったメンバーの想いが伝わるようなページを物件ごとに用意しています。ウェブ上のもう一人の私が説明しているようなイメージで。

「仲介者」ではなく「伝達者」としての誇り

ーリビタのリノベーションマンションは、どのような方が興味を持つことが多いですか?

飯田:あくまで個人的な感覚ですが、物件を探し始めたばかりの方が多いように感じます。先入観のないまっさらな状態だからこそ、客観性を持たせてくれる第三者目線のアドバイザー的な存在が大切なんだろうな、と思うんです。

私の担当しているリノサポというサービスでは、物件の仲介だけで終わるパターンもあります。購入後のリノベーションはあくまで選択肢のひとつで、購入物件によっては必要がないかもしれない。そんなことを含めてお話しさせていただくと、お客さまから「物件探しからすでにコンサルしていただいているんですね」と言われて、なるほどと思いました。そういう価値観で見てもらえると、いわゆる仲介業者ではなく、「コンサルタント」が物件探しを手伝う意味が生まれてくるのかな、と。それはレジデンシャル事業部のCXグループも同じです。

武井:飯田の言う通り、CXグループもただの「仲介者」ではなく、建築家や企画推進する人々の想いを「伝達」するコンサルタントです。大量生産しているリノベーション会社の営業とも、不動産会社の仲介とも違うんですよね。

物件の魅力をすべて分かった上で、お客さまに想いやストーリーを伝えられる立場にあることを誇りに思います。

物件は企画の背景やストーリーが大切

ー物件ごとの間取りやデザインはどのように決まっていくのでしょうか。

武井:「子供部屋は最低5帖は必要」といった数字的な視点で間取りを決めることはまずありません。「将来子供部屋にするなら、ベッドとデスクを置ける形状に」「しばらくはオープンスペースにして、子供が大きくなったら簡単に間仕切りを入れられるように下地を入れる」といった柔軟な発想を大切にしています。

たとえば「片付けなくても、片付く暮らし」をコンセプトにした「三鷹ロイヤルハイツ」は、玄関~キッチン~リビングの回遊動線や、ウォークスルーの4.8帖のファミリークローゼットが特徴のリノベーションマンションです。リビングサイドにはワークスペース兼子供部屋があり、室内窓からは南側のリビングの自然光を取り込むことができます。キッチンから見ても視線が抜け、お子さまの様子を見守ることができるレイアウトとなっています。

ー子育てや家事、仕事がスムーズになるような動線・収納計画が特徴的で、ターゲットも明確ですね。

武井:そうなんです。自社物件は企画に込めた想いやストーリーも説明できるので、通常は見えにくい企画の背景も知っていただいた上で、購入判断をしていただけることがメリットですね。

(三鷹ロイヤルハイツ)
https://kurashireno02.rebita.co.jp/mitakaroyalheights

リノベーションマンションを「探す」から「つくる」へ

武井:実は、先ほどお話しした「三鷹ロイヤルハイツ」の見学をきっかけに、リノサポにバトンタッチさせていただいたお客さまもいます。

ーはじめはリノベーションマンションを検討していたけど、やっぱりご自身たちでリノベーションすることにした…ということですか?

武井:はい。リビタのリノベーションマンションの見学をきっかけに、ご自身の理想がより明確になり、「自分たちでリノベーションした方がいいかも」と。建築家と一緒にリノベーションすれば、自分たちにフィットする住まいを「つくる」ことができる。それをご理解いただけたことで、リノサポのコンサルティングをご紹介しました。

「リノベーションマンションを買うか」「中古物件を買って自分たちでリノベーションをするか」がまだ明確に決まっていない方が、サービスを横断できるのがリビタのよいところです。

ーサービス内容が多岐にわたるからこそ、受け皿も大きいですね。

飯田:そうかもしれません。一般的なリノベーションマンションを探す方は、住まいを考えはじめたばかりの方やまだ考えがまとまらない方もいらっしゃると思います。でもリビタのリノベーションマンションを見て、物件の見方やリノベーションの考え方に触れることで、建築家と一緒に自分らしい住まいをつくることに興味が湧いてくる。デザインや建築が好きな方ほど、リノサポのサービスを利用されるケースが多いのかな、という気がします。

リビタのリノベーションマンションを通じてイメージの解像度を上げる

ーリノベーションマンションを買うよりも、中古マンションを買ってリノベーションする方が手間もコストもかかります。正直、リノベーションマンションを探していた人がリノベーションして住まいをつくるという考えになるのは難しそうですが…。

武井:事前にサイトやSNSを見て「この物件の間取りとデザインがすごく好き!」という気持ちで見学にいらっしゃるお客様も多いです。実際に見学していただけるのは大きな一歩です。購入には至らずとも、リノベーションマンションの見学を通して「リビタのリノベーションでこんなことができるんだ」「自分はこんなこだわりがあるんだ」と気づくきっかけになればうれしいです。

理想の住まいを突き詰めて考え、イメージの解像度を上げる作業を楽しいと感じる方なら、リノサポとのマッチングもよいのではないかと。

ーリノベーションマンションの見学を通じて、住まいの理想がよりクリアになる方が多いんですね。

飯田:そうですね。そこで「リビタの住まいづくりに共感出来るか」を見極めていただくことも大切です。リビタのフィーリングと合えば、ホテルなど、他のサービスも含めて長いお付き合いができると嬉しく思います。リビタのリノベーションマンションに強く反応してくれた方のほとんどは、リノサポにもフィットするのではないでしょうか。

武井:物件購入の選択肢はたくさんあった方がいいと思うんです。リビタのリノベーションマンションを見学したけれど成約するまでは至らなかったなら、次の物件が出るのを待つのもいいですし、ご自身で物件を探してみてもいい。リノサポの活用を考えてもいいのかもしれない。たくさんの選択肢の中で、ご自身に合った方法を探っていくことが大切です。それをお手伝いするのが私たちの役割だと考えています。

あとがき

「誰をターゲットに、どのような想いでつくられた住まいか」。 一般的な物件探しで、そのような部分に注目することはきっと少ないでしょう。

そんな中で物件の背景やストーリー、建築家たちの想いに重きを置いて、一般的な仲介とは一線を画しているのがリビタのレジデンシャル事業部CXグループです。大勢の人々ではなく、まだ見ぬ誰かのためにつくられたリノベーションマンション。「お客さまの理想にフィットすると『こんなの待ってた!』と喜んでいていただけます。その瞬間がすごくうれしい」と武井さんは話します。

さらにもう一つの選択肢として用意されているのが、「自分でつくる」という想いに寄り添うリノサポのコンサルティングサービス。部署を越えてさまざまなニーズを大きく受け止めてくれるリビタに、今後も期待が高まります。

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