唐品 知浩さんインタビュー「まちを面白がる」達人の楽して楽しむ生き方術|住まいのヒント

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住まいのヒント

唐品 知浩さんインタビュー
「まちを面白がる」達人の楽して楽しむ生き方術

目 次
  1. 1調布にある“隙”が、まちにコミットするきっかけに
  2. 2調布は、まちを、暮らしを楽しくするための“実験場”
  3. 3ブレスト会議を、飲み会に置き換えてみたら……?
  4. 4不動産もまちもPTAも「面白がる」から育つコミュニティ
  5. 5まちのコミュニティ活性を持続可能なビジネスにする
  6. 6これからの働き方は、“楽であること”が大切
  7. 7駅前に生まれた、調布市民のお休みどころ
  8. 8ひとつの屋台が無限に広げるコミュニティ
  9. 9汎用性のある木の単管、全国どこでも映画上映

別荘・リゾートマンション専門ポータルサイト『別荘リゾートネット』での別荘地マーケティングを本業にしつつ、『YADOKARI小屋部部長』『ねぶくろシネマ実行委員長』『◯◯を面白がる会主催者』『いっぴんいち主催者』と合計5つの肩書きを持つ唐品知浩さん。肩書きを使いこなしながら様々な場所でコミュニティをつくり、街が活性化する活動をしている唐品さんは、汎用性のあるビジネスモデルを構築することで、多数の活動を持続可能なものにしています。今回は、ユニークなコミュニティ形成の方法やこれからの働き方について話を聞きました。

調布にある“隙”が、まちにコミットするきっかけに

—唐品さんは、調布市にお住まいです。いつから調布で暮らしているのですか?

2004年から住んでいます。最初は賃貸マンションで、近所に一棟まるごとリノベーション分譲マンションが売り出されたのを見て、リノベーションを前提に購入しました。40㎡の庭があるマンションの1階で、平屋感覚で住めるのが気に入っています。

—15年も暮らしていると、調布のまちが変わっていく様子もよく分かるのでは?

以前は駅前にPARCOくらいしかなかったのですが、今は商業施設が増えて、調布駅周辺で日常の買い物が完結するようになりました。ただ僕は、「調布のまちが大好き!」というわけではないんです。実家は国立なのですが、国立は高層ビルを建てないとか、パチンコ屋はつくらないとか、まちにポリシーがあって、市民として好きになりやすい要素があります。でも、調布にはポリシーを感じなかった。例えば調布は、“映画のまち 調布”とPRしていて、その理由は多摩川撮影所など映画関連の企業が市内に多くあるからなのですが、一般の人には撮影所は関係がないし、トリエ京王調布にシネマコンプレックスができる2017年までは、数年間、市内に映画館がなかった時期もあり、“映画のまちに暮らしている”という感覚はありませんでした。

唐品知浩さん
都内のオフィスの他に、今は調布のコワーキングスペースにサテライトオフィスを置いて、職住近接の暮らしを送っている

—そうは言いつつも……、唐品さんは多摩川河川敷の橋脚に映像を映して家族で映画を楽しむ企画を立てたり、調布駅前の広場でマルシェを開催したり、調布市内のシェアオフィスにサテライトオフィスを置くなど、普通の調布市民よりずっと調布のまちにコミットメントしているように感じます。

調布で暮らしているうちに、まちの粗というか、まちの課題に気が付くようになっていって。僕は以前、恵比寿で暮らしていたのですが、恵比寿は何でもあってまちとして完成されていて、僕が立ち入る“隙”は無かった。一方で、調布には“隙”があって、僕にもできることがあるように感じて、まちに対してアクションを起こすプロジェクトに携わるケースが増えていきました。

そうやって、市民の課題解決をする企画を立てたり、オフィスを調布に置いたりして知り合いが増えていくうちに、まちが身近な存在になってきた。だんだんと、調布がもっと楽しくなるにはどうしたらいいか? 子どもが自慢してくれるまちになるにはどうしたらいいか? というまちの捉え方に切り替わりました。

調布は、まちを、暮らしを楽しくするための“実験場”

—唐品さんは街に対して様々な活動をされていますが、そのひとつに『ねぶくろシネマ』の実行委員長があります。この立ち上げの経緯にはやはり、調布市への課題感があったのでしょうか?

実は、始まりはうちの奥さんの「子どもが小さいうちは映画館には連れていけない」という愚痴だったんです。同じタイミングで、調布市が“映画のまち宣言”をしたけれど、新たな打ち手がないというご相談を頂いて、このふたつの課題をまとめて解決できる方法を探って出てきたのが『ねぶくろシネマ』です。

子どもが騒いでも怒られないアウトドアの映画上映を調布市の多摩川河川敷でやったら、多くの家族が観に来てくれた。僕の奥さんの不満は隣町のお母さんの不満だったし、全国のお母さんの不満でもあった。今では『ねぶくろシネマ』は全国に広がっています。こんなふうに、多くの人に良い影響があることが仕事になるのは素敵だなと思っています。

唐品知浩さん
多摩川河川敷で開催された『ねぶくろシネマ』には、調布市で暮らす多くの家族が集まった。上を通る鉄道の音もご愛嬌

—2018年7月には、調布市のシェアプレイス調布多摩川(※1)で『いっぴんいち』というマルシェを開催されました。“こだわりの逸品を一品持ち寄る”というテーマで、21の専門店が集まって大盛況でしたが、これもまちの課題解決から始まったのですか?

よく商店街に人が来ないと言われるけれど、僕はそもそも商店街に本当に良いものが集まっているのか? 良いものが集まれば人は来るのではないか? と思っていました。商店街の人たちに「本当に良いものを集めているの?」とは聞けないけれど、商店街の中に良いものだけを集めたもうひとつの商店街をつくったら、活性化につながるのではないかと思ったのが始まりです。最初は西調布一番街商店街で開催して、次が調布駅前の広場、3回目にシェアプレイス調布多摩川で開催しました。

唐品知浩さん
シェアプレイス調布多摩川で開催された『いっぴんいち2018』の様子。photo by樋口晃亮

—『いっぴんいち』は回を重ねるごとに規模が大きくなって、注目度も上がっているように感じます。

『いっぴんいち』を一番楽しそうにやっているのは、子どもたちなんです。子どもたちにとって、自分でものを作って値段を決めて売るという経験は楽しいみたいで、僕の子どもも毎回参加しています。親として子どもに対面でモノを売ることを経験させたいという思いもあって、今の『いっぴんいち』は商店街を活性化するというよりも、子どもの教育という側面が強くなっています。マルシェなどの開催は時間も人も必要で稼ぎとしてはイマイチなのですが、子どものためと思えばやれます。

唐品知浩さん
自分たちの“作品”を『いっぴんいち』に出品する子どもたち。photo by 樋口晃亮

—街の課題解決のためにコミュニティが形成されて、そのコミュニケーションを楽しみながらスケールしていく様子が痛快です。『ねぶくろシネマ』も『いっぴんいち』も、始まりは調布からですね。

僕は自分の暮らすこのまちは実験場だと思っていて、調布から始まった『ねぶくろシネマ』も『いっぴんいち』も近所の人が来てくれて、関係性が近いから口コミで広がっていきました。ある程度の人数が来てくれると評判になって、横展開して別の地域に持っていける。調布を実験場と捉えると、多少は自分たちでお金を持ち出しても実施するというスタンスでやれるし、実験に成功したら自分たちが暮らしているまちが良くなっていく。そういう試みができる“隙”があることが、調布の魅力かもしれません。

※1 シェアプレイス調布多摩川 リビタの運営する大型シェアハウスと大学国際寮。

唐品知浩さん

ブレスト会議を、飲み会に置き換えてみたら……?

—唐品さんは、ひとつのテーマについて前向きなアイディアを出し合う“飲み会”『◯◯を面白がる会』の発起人もされています。すでに86回の『面白がる会』を開催されていて、“面白がる”ジャンルは多岐に渡っています。この会はどのように始まったのですか?

僕が15年間働いていたリクルートは飲み会が多くて、仕事が終わってみんなで飲みに行って、終電に飛び乗って帰るという生活をしていました。飲み会で話すのは仕事や好きな子の話で、それはそれで楽しいけれど、飲み会の時間に何も生み出していないことにモヤモヤしていました。もしも、毎回何かのアイデアが生まれる飲み会があったら面白いかも……と考えたところから、『◯◯を面白がる会』が始まりました。

唐品知浩さん
シェアプレイス調布多摩川で行われた『多摩川を面白がる会』の様子。お酒やおつまみを持ち寄り“ゆるく”アイデア出しをする

—共通の話題があって、みんなの知識や経験が発揮される会話の掛け合いがあると、飲み会は盛り上がりますよね。

そうなんです。僕は、会話の中からアイデアが生まれる瞬間が好きなんです。会社やまちでよくやる“ブレスト会議”って、会議室にこもって、アイデアを書いた付箋をたくさん貼らされるでしょう?

—分かります! がんばって付箋にアイデアを書いても、たいして拾われない(笑)。その付箋はどこにいっちゃうの!? って思います。

ブレスト会議で良いアウトプットが出るかどうかは、会議をまとめる人の裁量によってしまうところがあって、僕はそれが嫌だった。それよりも、会話の中でアイデアが生まれたら良いと思うし、アイデアが生まれる瞬間って面白いんです。“こう考えて、こう捉えたから、このアイデアが出てきたんだ”と発想の過程が分かるのが面白くて、それは飲み会のネタになるし、ビジネスの発見でもある。いろんなテーマでアイデアを生み出すサイクルが回る飲み会が、『◯◯を面白がる会』になりました。

飲み会のテーマをひとつに絞って、そのテーマに関心がある人やプレイヤーが集まってアイデアを出し合うんです。“面白がらないといけない”から、自然と思考は前向きになります。僕たちがやっているのは“飲み会”なので、アイデアが形にならなくてもいいという気軽さがあって、闊達な意見が交わされます。それに、本当に良いアイデアは、1年後でも5年後でも、実行したくなるものです。

不動産もまちもPTAも「面白がる」から育つコミュニティ

—『◯◯を面白がる会』は、「日本橋」や「半蔵門」などのエリアを面白がるものから、「ボーリング場」「山主」「恋愛離れ」を面白がるものまで、テーマが多様です。今では、企業や行政のスポンサーが付いている『◯◯を面白がる会』もありますが、どのようにスケールアップしていったのですか?

僕はもともとリクルートで不動産情報誌の仕事をしていて、不動産業界の硬さを知っていたので、そこを柔らかくしてみようという試みで、『不動産を面白がる会』を何度かやりました。それが、最終的に『ニュー不動産展(※2)』というリアルイベントに昇華したんです。その後、自分が暮らしている『調布を面白がる会』をやっていたら、その噂を聞いた方から、『神田を面白がる会』をやらないかと誘われました。

—不動産と自分のまちを面白がっていたら、他のまちも面白がれないか、と誘われたんですね。

そうです。神田のある千代田区は、元から住んでいる住人と、近年建ち始めた高層マンションの住人の接点が無いという課題を抱えていました。300人で運営していた町内会に、一気に500人が暮らす高層マンションが建っても、なかなか相容れないものがあるというんです。そこで、『神田を面白がる会』をやってアイデアを出し合い、最終的に、会に参加していた地元の方が持っていた空き店舗をキッチン付きのイベントスペースにリノベーションして、地域に解放しました。そこが新旧住人の交流の場になったことで一定の成果を挙げて、そこからいろんな地域に声がけをもらうようになりました。

唐品知浩さん
神田にある「the C」で行われた『神田を面白がる会』。ここから、新旧の神田住民が集う交流の場づくりが始まった

—『面白がる会』は、唐品さん発信のケースと、スポンサーが付いているケースがあります。どんなふうに分かれているのですか?

僕が発起して開催するものは、僕自身がこの業界はスタックしているからやってみようと思って始まることが多いです。例えば『PTAを面白がる会』は、僕の周りからPTAは課題が山積みだという話を聞いていて、ではみんなが行きたくなるPTAって何だろうと考えるところから始まりました。『◯◯を面白がる会』をやって課題だと感じたのは、横の繋がりがなくて他の学校がどういうPTA運営をしているか分からないこと。そこで、Facebookのグループをつくって、PTAに関する意見交換の場を設けました。今でもFacebook上で、全国のPTAに関する闊達な意見交換がされています。

スポンサーが付くのは、例えば『ショッピングモールを面白がる会』。ショッピングモールは今どこも物が売れなくて困っています。この会には、みんがよく知っている大手デベロッパーも小売業大手の人も来て、みんながひとつのテーブルでアイデアを出し合う。普段はライバル企業同士話し合う機会は無いけれど、『面白がる会』はただの飲み会だから集まって話せる。課題への共感度が高い参加者がアイデア出しをすると、盛り上がるんです。

唐品知浩さん
『◯◯を面白がる会』のアイデアや出会いは、『ねぶくろシネマ』や『いっぴんいち』にも繋がり、コミュニティが生まれる

—『◯◯を面白がる会』のフォーマットが出来ていて、そのフォーマットをどんな業界にも横展開していけるんですね。いろんな業界のアイデアを聞ける唐品さんが、一番楽しそうです!

僕は、会の最初に“面白がるとは何か?”を説明して、あとは出てくるアイデアを楽しく聞いている。様々な業界の方から良い刺激を受けられる、ナイスポジションにいます(笑)。会の開催に僕のパワーがかからないから、長く続けられているという側面もあります。

—“面白がる”って良い言葉ですね。自分ごととして主体的に楽しもうという思考になるし、その場が楽しいから“面白がりコミュニティ”みたいなポジティブな輪が広がっているように感じます。

※2 ニュー不動産展 2015年8月29・30日に渋谷ヒカリエで開催された、不動産を新しい切り口で捉えるメディア・サービス約30団体が一同に介したイベント。不動産はこうあるべきという固定概念にとらわれない新しい視点や目指す将来について、トークセッションが繰り広げられた。

唐品知浩さん

まちのコミュニティ活性を持続可能なビジネスにする

—唐品さんは、『ねぶくろシネマ』『いっぴんいち』『面白がる会』『YADOKARI小屋部』など、様々な活動をしています。その活動のモチベーションの源泉になっているのは何ですか? 月に何度もイベントを開催するのは、とっても大変だと思うんです。

僕が以前働いていた会社は、規模も大きいし給料も良かったので、そこからスピンアウトしたことによる不安があります。だから、仕事になりそうなものには手を伸ばす。自分たちが暮らしている調布で仕事の芽があって、それがまちや子どもたちのためになる可能性がある仕事なら、なおさらやっていこうという気持ちです。

—たしかに、プロジェクトの持続可能性を考えても、お金を稼ぐというのは必要な要素だと思います。ビジネスとして回していけるかどうか、どうやって見極めていますか?

課題があるところにビジネスがあります。個人的なものではなく多くの人の共通の課題であれば、その課題を浮き彫りにして解決したときにお金になる。課題が大きく社会的なものであるほど、収入は上がるだろうし、解決方法の汎用性も広がります。

もうひとつ気をつけているのは、ひとつのイベントにパワーをなるべくかけないようにすること。『ねぶくろシネマ』も『◯◯を面白がる会』も、一度フォーマットをつくってそれを横展開すれば実施できます。汎用性のあるフォーマットをつくって、僕のパワーをかけずに大きく横展開できるビジネスモデルかどうかを見極めています。

唐品知浩さん
トリエ京王調布で行われた『ねぶくろシネマ』の様子。そのほとんどが企業協賛の映画上映。(photo by 七葉nanaha)

これからの働き方は、“楽であること”が大切

—いろんな肩書きを持って、自分の力が発揮できる居場所をたくさんつくっていく唐品さんの仕事のやり方は、これからの働き方のひとつのモデルケースになりそうです。

僕は不動産情報誌の出身で、そこが強みでもあって不動産業界の繋がりから仕事が広がっていきました。今はいろんな肩書きを持っていますが、僕がやっているのは基本的に不動産活用です。アウトプットが違うからいろんな仕事をしているように見られますが、やっているのは、ひとつの用途しかなかったところにもうひとつの用途を見つける不動産活用なんです。そして、それぞれの企画は繋がっていて、例えば『◯◯を面白がる会』の参加者が、次は『ねぶくろシネマ』のスポンサーになってくれたりする。

僕の働き方がこれからの働き方のひとつになるとしてアドバイスするなら、全然違う業界の仕事を複数やるのではなく、ひとつの軸を持ってそこから横展開していくと良いと思います。コミュニティをつくるプレイヤーが全く別の業界だと、営業先がバラバラで大変でしょう?

唐品知浩さん
複数の企業と行政が管理する多摩川河川敷も、もっと「面白がる」ことができないかなと話す唐品さん

—街の活性化を促すコミュニティの形成は、ある意味この時代のトレンドで、それを仕事にしたい人はたくさんいると思うんです。そこには“熱い想い優先”といった風潮もあるなかで、唐品さんはとても冷静に合理的にものごとを見ているのが印象的です。

僕の仕事のやり方は、雑誌をつくっている感覚に近いかもしれません。リクルートで僕がやっていた雑誌は、上段にタイトルを入れて、次に価格と概要を入れるといったように、不動産を比較検討するフォーマットが決まっていました。そのフォーマットをエリア別にブロックにして、紙面にレイアウトしていく。今の仕事も運用のフォーマットは決まっていて、それを『ねぶくろシネマ』とか『◯◯を面白がる会』など企画というブロックで組み合わせていく。ただし、編集部が責任編集する巻頭特集はその時代に合ったものを考える。仕事で言うと、上映する映画の内容やアイデア出しをするテーマは僕を含め担当者が決めています。

—フォーマットに汎用性があるから、どんな場所にも企画を持っていけるし、テーマが違っても運用できる……。確かに省エネです。

いつも、“どうやって楽をするか”を考えています。家の近くにシェアオフィスを借りるのも、ひとつのパターンをつくってそれを横展開するのも、僕が楽をしたいから。そして、お金を稼ぐことは大切だから、仕事にできることは全部仕事にしたいと思っています。楽になった結果として余裕ができると、そこから新しい発想があってまた仕事につながるものが生まれる。そんなサイクルでやっていければ良いなと思っています。

 

唐品 知浩さんのお気に入り

唐品知浩さん

駅前に生まれた、調布市民のお休みどころ

「ショッピングモールに隣接した大型の木製什器がある広場です。『調布を面白がる会』で、調布駅前はどうなったら面白いかを話し合う中で「こんなのができたら良いね」と妄想していたものができたので思い入れがあります。小さな子どもが遊んでいる傍らで、宿題をやっている高校生がいたりする市民の憩いの場所です。2回目の『いっぴんいち』を開催した場所でもあって、木製什器を使った子どもファッションショーも良い思い出です」(唐品さん)

トリエ京王調布『てつみち』
東京都調布市小島町2丁目59
トリエ京王調布C館北側
https://trie-keiochofu.jp/

唐品知浩さん

ひとつの屋台が無限に広げるコミュニティ

「僕がやっている『YADOKARI小屋部』で作る屋台です。屋台がすごいのは、何もない場所に売る側と買う側の空間ができること。屋台をみんなで作ると「あの屋台は今どこにいるんだろう」と気にするようになって店のファンになる。屋台を作る過程で仲間を増やして、様々な場所で屋台を開くことでさらにコミュニティが広がるのが面白い。屋台も小屋も家づくりの縮小版なので、一度作ると住まいに対する思い入れが変わるのも、屋台作りの良い点です」(唐品さん)

YADOKARI小屋部
http://yadokari.net/category/yadokari-hut/

唐品知浩さん

汎用性のある木の単管、全国どこでも映画上映

「最初、ねぶくろシネマのスクリーンの足場は鉄の単管を使っていたのですが、重くて素人が組むのは大変でした。ちょうど知り合いのアラキ+ササキアーキテクツという設計事務所が『モクタンカン』という木の単管を作り始めて、それをスクリーンの足場に転用できないか相談したところ、木の足場が実現しました。公園やキャンプ場の上映にはやはり、鉄より木が似合います。モクタンカンは組み合わせ自由なので、今度はずっと奥さんからお願いされていた“長い物干し竿”を作ろうと思っています」(唐品さん)

モクタンカン
企画・販売:株式会社アラキ+ササキアーキテクツ
「丸棒トドマツ 800mm」1,800円、「丸棒トドマツ 1800mm」3,200円、「モクタンカンクランプシルバーメッキ」800円、「モクタンカンクランプブラックメッキ」800円、「モクタンカンクランプライトグレー」1,500円、「オーダーカットサービス」100円
http://moktankan.com/

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