面積以上の価値をシームレスに住みこなす|お宅拝見

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面積以上の価値をシームレスに住みこなす

目 次
  1. 1都市の暮らし方を先取りする「mydot.」シリーズの価値観に共感
  2. 2耐水性の床や植物育成用のライトなど、植物に囲まれた暮らしを叶える空間
  3. 3生活シーンに合わせて、 空間全体を使う

20代のうちに家を購入したいと考えていたNさん。都心のコンパクトな住まい方と、街を活用した暮らし方を提案する「mydot.」シリーズに共感し、36㎡のリノベーション済みマンションを新居として選びました。植物を育てるための工夫が盛り込まれた空間を、自分仕様に住みこなし、面積以上の価値を生み出しているNさんの暮らしぶりをご紹介します。

都市の暮らし方を先取りする
「mydot.」シリーズの価値観に共感

――Nさんは20代で家を購入されましたが、何か大きなきっかけはありましたか?

Nさん 仕事や友人たちが近くに住んでいるなどの利便性から、当分は都内で暮らしていくだろうと考えており、また、賃貸の家賃がもったいないという気持ちもあってできるだけ早めに住宅を購入したいと思っていました。最初は漠然と物件サイトを見て探していたのですが、友人や家族など、周囲でも家を買う人が多く、いろいろな情報が入ってくるようになりました。この物件も家族が「好きそうだから見に行ってみたら?」と勧めてくれたことがきっかけで見学し、第一印象ですぐに気に入って「この家に住みたい!」と思いました。

――とくに気に入ったところや印象的だったところ、決め手などを教えてください。

Nさん 効率的な空間設計と、使い方を選ばないニュートラルなデザインが決め手でした。住むなら「リビングが広い家がいい」と考えていたのですが、この物件は、壁や仕切りではなく段差やカーテンで空間を緩やかに区切ることで、狭さを感じさせない開放的な空間設計になっていると思います。使い方を選ばず、シームレスに場所を使うことができそうだなと。白い床や、有孔ボードの壁に囲まれたニュートラルな空間に、天井のステンレスの格子やキッチンなど、スタイリッシュなディテールが共存しているデザインも素敵だと思いました。

――この物件は東京都心のコンパクトな住まい方と、街を活用した暮らし方を提案する「mydot.」シリーズの一つとして販売されたリノベーション済みマンションでしたが、このコンセプトについてどう感じましたか?

Nさん 購入の決め手として、この住戸が気に入ったということもありましたが、それと同じくらい「mydot.」シリーズの価値観にとても魅力を感じました。家は本当に必要な機能だけでコンパクトにして、街の機能を使っていくという考え方は、その地域の人や街と一緒に暮らしていくということですよね。コロナ禍により家で過ごす時間が増えたからこそ、家でも会社でもない第3の場所を街の中につくっていくという提案は素晴らしいと思いました。私もそんなふうに暮らしていきたいと思いましたし、家を買うのであれば「mydot.」シリーズのように社会に新しいコンセプトを提案している、魅力ある家(街)づくりを行なっている会社から購入したいと思いました。ほかの「mydot.」シリーズの住戸を見るのも好きで、いまでも新しいコンセプトの物件が公開されると見てしまいますし、このプロジェクトを応援しています。

――三田の街の印象はどのように感じていますか? どんなふうに街を使っていますか?

Nさん 都心でオフィス街としての顔もありとても便利なエリアですが、商店街が賑やかな学生街としての顔もあり、庶民的で飲食店が充実していて住みやすい街だと感じています。日常的な買い物はもちろん、コーヒー屋やリーズナブルで美味しいランチ、港区のスポーツセンターなど、地域のお店や施設を少しずつ生活に取り入れています。

耐水性の床や植物育成用のライトなど、
植物に囲まれた暮らしを叶える空間

――この物件は「植欲を満たす、健やかな癒場所」というタイトルで企画されました。植物に囲まれた暮らしができるように、さまざまな工夫が盛り込まれていますが、そのテーマにはどんな印象をもちましたか?

Nさん 私も植物が好きなので植物を育てやすい環境に設計しているのはありがたかったです。前の家でも植物を育てていたのですが、あまり上手く育てられなくて、枯らしてしまうことも少なくありませんでした。この家は日当たりもよく、植物専用のLEDライトもついており、順調に育っています。壁・天井・床ともに白いので、夏は光がよく入り反射して明るさが増すのですが、眩しいほどの明るさが私はとても気に入っています。LDKの床が耐水性のある仕上げになっていたり、天井のステンレスの格子に植物をハンギングできたりと、植物と暮らすための工夫があります。LDKの床は植物のお世話をするときに、水が漏れても気にならないというメリットもあるのですが、それだけではなくて、普段の生活で汚れてもサッとふけて、掃除がしやすくて助かっています。自分の身長よりも高い植物を部屋に置くことに憧れていたのですが、入居してすぐに10号のアレカヤシを購入しました。長年の夢がかなってすごく嬉しいです。アレカヤシは窓辺のデスクの近くに置いているのですが、リモートワーク中に視界に入ると癒やされます。

――照明のライティングレールも、1本は植物育成用の専用レールになっていますが、効果は感じますか?

Nさん アレカヤシ、モンステラ、オーガスタなどがありますが、置き場所が窓際から離れていても元気に育ってくれているので植物育成用のライトのおかげかもしれません。他にも塊根植物などを育てていますが、こちらは窓際の自然光だけで十分に育っています。現在は、吊り下げるタイプの植物も探しているところです。また、植物だけではなく、アートを取り入れていきたいと考えていて、たとえばモビールであれば空間に動きが出そうだなとイメージしています。この家は光が綺麗なので、平面的なポスターや絵画ではなく、彫刻などの立体やテクスチャーのある絵画が空間を有機的にしてくれそうだなと考えています。住みはじめてから、こういうものがあったらいいなと、インスピレーションがどんどん湧いてきて、お気に入りのものを探すことがすごく楽しくなりました。

生活シーンに合わせて、
空間全体を使う

――植物のお世話がしやすいようにと、洗面がオープンかつ部屋の中心と言ってもよい位置にありますが、使い心地はいかがですか?

Nさん 植物の水やりもしやすいのですが、私はドレッサーとしても使っています。朝、音楽をかけて、コーヒーを淹れながらリビングの洗面の前で身支度をする時間が好きです。照明は、スマートライトの「Philips Hue」が設置されており、平日の朝は集中モードの青い光になるよう設定して仕事に集中できるようにしています。一方、夕方になると徐々に照度が落ちて、オレンジの光になるように設定しています。この家で暮らしはじめて、光が自分の暮らしに与える影響がすごく大きいということに気がつきました。

――バスルームにも窓があって、水まわりも含めて連続性のあるワンルームのような空間になっていますね。

Nさん バスルームの窓もとても気に入っています。入浴するときには窓を開けて、間接照明の「IC lights」をぼんやりと灯し、音楽を流してお香を炊いて、部屋全体をバスルームのような気分で使っています。住み始めた頃には思いつかなかった使い方を思い付いたり、生活シーンに合わせて可変的であったりと、可能性がたくさんある家だと思います。住み始めてまだ長くはないですが、この家にとても愛着をもっています。

――コンパクトな分、収納が少なめになっていますが、工夫している点などはありますか?

Nさん 収納は特に少ないと感じておらず、今のところはつくり付けの収納だけで収まっています。キッチン下がフルオープンで抜けているのが気に入っており、あまりものを置かずにスタイリッシュな空間をそのまま見せたいと思いました。とはいえ、調理道具などどうしても必要なものはあるので、ステンレスのシルバーに合う収納に統一しようと決めて、食材を保存するコンテナBOX、調理器具などを入れるワゴン、ゴミ箱などキッチン周りの収納はすべてマットな黒で揃えました。

Nさん あとは、洋服が多いのでタンスを使っているのですが、このタンスは祖母からもらったもので、植物を置く台として活躍しています。ラウンジチェアとローテーブルも祖母から受け継いだもの。新しいものばかりでなく、譲り受けた古くて大切な家具たちもインテリアに織り交ぜて楽しんでいます。
今後は季節ごとにインテリアを入れ替えて楽しみたいと考えています。冬にはコタツを使ったり、ラグを夏と冬で変えてみたり。その時には、街の外の機能として、レンタルボックスやトランクルームなども活用していきたいと思います。

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