親しい友人が集うシンプルに居心地の良い家|住まいのヒント

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暮らし再発見マガジン のくらし by ReBITA
住まいのヒント

親しい友人が集う
シンプルに居心地の良い家

目 次
  1. 1はじまりは明るい玄関
  2. 2キッチンパーティーがスタート
  3. 3遅くなったらそのまま泊まって
  4. 4親しい友人が集う家のまとめ

家に友人を招くのは好きですか?大切なソファでくつろいでもらったり、お気に入りのグラスでお酒を飲んでもらったり。みんなが笑っている様子を眺めていると、 ホストとしてもうれしくなりますね。家族はもちろん、ゲストもくつろげる「居心地の良い家」のルールをご紹介します。

はじまりは明るい玄関

居心地の良い家のおもてなしは、玄関からはじまっています。もしリノベーションするなら、ゲストを意識して明るく開放的な空間にしてみましょう。

築45年の戸建てを買って、リノベーションしたNさんご一家。贅沢すぎるほど広々とした玄関ホールは、天井を抜いて吹き抜けを計画。大きなハイサイドライト(高窓)からは、あふれるほどの自然光が注いでいます。そんな玄関ホールを囲むよう に、LDKと緑ゆたかなバルコニーをレイアウト。サンルームのように明るい玄関ホールは、外と内の境界線を曖昧にしてくれます。

ホームパーティーに訪れたゲストには、まずはこちらでアペリティフやコーヒーを 楽しんでもらいましょう。初対面のゲスト同士も、ここでぐっと距離が近づきそうです。とても居心地の良いスペースなので、ちょっとしたお茶会の会場にも。

毎朝こちらで、やさしい太陽の光を感じながらコーヒーを飲むというNさん。ゲストだけでなく家族にとっても、リラックスできる特別なスペースです。

お宅拝見「角本棚と吹き抜け空間」より

▶︎ https://nokurashi.com/ownersvoice/2947

キッチンパーティーがスタート

親しい友人をたくさん招くなら、みんなで一緒に料理をたのしみましょう。ホストだけで準備するより負担は少なく、「このハムどこで買ってきたの?」「こんなスパイス初めて見た!」なんて会話も弾みます。

ご自宅で料理教室を開いたり、ホームパーティーを開くことの多いIさんご夫婦。 自宅兼活動の舞台として、中古マンションを居心地の良い家にリノベーションしました。たくさんのゲストを招くことができるよう、LDKの中心に大きなカウンター付きキッチンをレイアウト。

オープンのカップボードは、棚板・側板9mmという繊細なシルエットで造作しました。大切にしているうつわを、飾るように収納できます。さらにみんなでキッチンに立ってもあぶなくないように「GAGGENAU」のIHを設置といった配慮も。パブリックスペースは、使いやすさと見た目の美しさにもこだわりました。

はじめて訪れた友人は玄関に入った瞬間、歓声のような声をあげます。それもそのはず、玄関を開けたら邸内の約3分の2ものスペースを占めるLDKが広がっており、すぐ目の前にはキッチンが。玄関からテラスまで視線が抜けて、スタジオのような開放感を感じます。

料理を作るとき・食べるとき・お酒を飲むとき。それぞれのシーンによってライティングを使い分けるため、LDKには無段階調光ができる照明を採用しました。

お宅拝見「料理家夫妻とこだわりキッチン」より

▶︎ https://nokurashi.com/ownersvoice/2888

「食」は暮らしの基本だから、ダイニングを中心に。家族で過ごすときも、たくさんの友人を招くときも。どっしりとしたダイニングは、いつもおおらかに迎えてくれます。

プロの料理人のご主人と、料理好きな奥さまのFさんご夫婦。お酒を飲みながらゆっくりと夕食をたのしむことが多く、ダイニングテーブルで過ごす時間も長いとか。そこでリノベーション時に、シンクと連続した4.5mものダイニングカウンターを計画しました。南側のバルコニーと平行しているため、明るく眺めの良い、いわば特等席。あえてリビングを設けないことで、たっぷりとしたスペースを確保できました。

キッチン側のパントリーには冷蔵庫や料理道具をしまい、ゲストにすっきりとした印象を与えています。

ゲストはまるで家族の一員のように迎えられ、さまざまな手料理と会話をたのしみます。
ほがらかな笑顔でパーティーを盛り上げるのは、小さなお子さまの担当。ホストの心がこもったおもてなしは、なによりのごちそうです。「食が中心」という明確かつ潔いコンセプトのもと、実現できた住まいです。

お宅拝見「キッチンと4.5mのカウンター」より

▶︎ https://nokurashi.com/ownersvoice/3701

遅くなったらそのまま泊まって

遠くから来てくれた親戚や、終電に間に合わなくなった友人のために。ちょっとしたゲストルームを用意してはいかがでしょう。

来客の多いAさんは、海外生活でゲストルームの大切さを感じたそうです。そこで帰国後、リノベーションで自宅にゲストルームを設けることに。コンパクトながらも大きな窓があり、ライトグレーとホワイトで統一された清潔な空間は、ホテルのよ うな居心地の良さを感じさせます。
ふだん使わないときは、引き戸を開けて子ども部屋と一体に。ゲストルームを使わないときも空間を無駄にせず、お子さまが広々と過ごせるように計画しています。2部屋をつなげても違和感のないように、インテリアを統一することがポイントです。

どんなに小さなスペースでも、ゲストルームという独立した部屋があることが大切。自分だけのプライベートな空間があるだけで、ゲストは心からくつろぎを感じてくれます。

親しい友人が集う家のまとめ

おもてなしは、ゲストに心地の良いひとときを過ごしてもらうこと。そのためには 「おもてなしの空間づくり」がとても大切です。ゲストとホストの距離を縮めるキッチン、料理をたくさん並べられるダイニングテーブル、明確なパブリックスペー ス、独立したゲストルーム。こうしたひとつひとつの心配りがつみ重なって、いつ までも心に残る思い出へとつながります。

「おもてなしの空間づくり」をむずかしく考える必要はありません。そこに暮らす人々がくつろぎを感じる家なら、ゲストもリラックスできる。そこに少しだけゲストの目線になって、心遣いのあるプランを取り入れるだけです。

友人が集まりやすいオープンな住まいには、よい空気が流れ込んできます。たくさんの人が魅力を運んで、その家や家族にエネルギーを与えてくれる。そしてもっともっと素敵な住まいになる。リノベーションをするときは、ぜひ家族もゲストも居 心地の良い家を意識してみましょう。

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