【高円寺エリア】 感性に正直でいられるまちカルチャーとともにあるくらし|まちとのつながり

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暮らし再発見マガジン のくらし by ReBITA
まちとのつながり

【高円寺エリア】
感性に正直でいられるまち
カルチャーとともにあるくらし

目 次
  1. 1カルチャーが日常に溶け込むまち
  2. 2商店街で、朝のコーヒーを
  3. 3感性をひらく街歩き
  4. 4地元グルメで腹ごしらえ
  5. 5カルチャーが息づく午後
  6. 6湯気の向こうにある日常
  7. 7高円寺がいちばん高円寺になる時間
  8. 8このまちのくらし
  9. 9リビタおすすめ物件

高円寺エリアに住んでみる?
古着、音楽、アート、町中華、銭湯。
高円寺には、誰かの「好き」が長い時間をかけて積み重なったような風景が広がっている。整えすぎられていないからこそ、そこに暮らす人の感性が、そのまま街の表情としてにじみ出ているようにも見える。

大量消費や均質な暮らしに、少しだけ違和感を覚えたとき。
型にはまらず、自分のリズムで日常を編集していきたいと感じたとき。
高円寺という街は、そんな気分を静かに受け止めてくれる。

「このまちのくらしを、探そう」。
感性がひらくほうへ一歩踏み出してみたら、暮らしの景色も、少しだけ自由になるかもしれない。 のくらしが実際に歩いて見つけた、高円寺エリアの「このまちのくらし」をご紹介します。

カルチャーが日常に溶け込むまち

JR中央線・総武線が乗り入れる高円寺駅を降りると、駅前には商店街が広がり、古着店や飲食店、コーヒースタンドが肩を並べている。少し歩けば、東京メトロ丸ノ内線の新高円寺駅も利用でき、都心へのアクセスは良好。スーパーやドラッグストア、日用品店も揃い、日々の暮らしに必要なものは、この街の中で自然と完結する。

一方で、高円寺の魅力は利便性だけにとどまらない。古着、音楽、演劇、ストリートアート、町中華、銭湯——感性を刺激する要素が街のあちこちに点在し、それぞれが日常の風景として溶け込んでいる。整えすぎられていない街並みの中で、個性や違いがそのまま受け入れられる空気感。ここ高円寺は、カルチャーと暮らしが地続きに息づく、自分らしく過ごしたい人のための街である。

商店街で、朝のコーヒーを

新高円寺駅から歩いてすぐ。
「ルック商店街」の一角に佇む「COFFEE AMP THE ROASTER」で、1日を始める。

扉を開けるというより、街の延長線上にふっと入り込むような感覚。
カウンターで受け取るコーヒーは、余計な説明を必要としない、まっすぐな味わいだ。
街が本格的に動き出す前の静かな時間帯。カップを手に、商店街を歩きながら、ゆっくりと感覚を目覚めさせていく。

仕事でも観光でもない、ただ「高円寺の日常」に混ざるための1杯。
この街らしい朝の入り口が、ここにはある。

「お店として大切にしているのは、“信頼でつながる”こと。生産者と丁寧に向き合うインポーターの姿勢に共感し、その思いをきちんとお客さまに届けたいと考えています。コーヒーは、1口目の強さより、飲み終えたあとに残る満足感を大切にしたい。短いCMではなく、1本の映画を観終えたような余韻が理想です。店名の“AMP”には、アンプのようにコーヒーの魅力をそっと広げていけたら、という思いを込めています」とは、店主の江木さん。

そう語るとおり、飲み進めるほどに、やさしく余韻が広がっていく。
商店街の朝に溶け込みながら、心に静かに残る1杯だった。

 

◉COFFEE AMP THE ROASTER
東京都杉並区高円寺南2-20-13

感性をひらく街歩き

コーヒーの余韻を残したまま、純情商店街を歩く。
昔ながらの八百屋や総菜店の並びに、個性的なショップが自然と混ざり合う通り。その途中でふと目に留まるのが、「Mural City Project Koenji」の壁画だ。
「Mural City Project Koenji」とは、高円寺中にミューラルアート(巨大壁画)を施し、新たな観光スポットとしてプロデュースするプロジェクト。

生活のすぐそばに、当たり前のように描かれたアート。
わざわざ見に行くものではなく、買い物や散歩の途中で偶然出会う存在として、街に溶け込んでいる。

日常と表現がきれいに線引きされていないところに、高円寺らしさがある。
歩くほどに、感性のアンテナが少しずつ開いていくのを感じる。

地元グルメで腹ごしらえ

昼どきは、なみすけ系町中華の名店「七面鳥」へ。
気取らない佇まいに、ひっきりなしに出入りする地元の人たち。その光景だけで、この店が街に根づいていることが伝わってくる。

定番人気のオムライスを前にすると、肩の力がすっと抜ける。
チャーハンに、餃子、どのメニューを選んでも、奇をてらわない、でもちゃんとおいしい。
“今日はこれでいい” ではなく、“今日はこれがいい” と思わせてくれる味だ。

高円寺の昼は、選択肢が多い。
その中で、こうした町中華がしっかりと日常を支えているのが、この街の強さなのかもしれない。

◉七面鳥
東京都杉並区高円寺南4-4-15

カルチャーが息づく午後

午後は、街に根づくカルチャーを、少しだけ深く辿ってみる。
まず向かったのは、地域の文化拠点として知られる「座・高円寺」。

駅前のにぎわいから少し離れた場所にありながら、ここにはいつも、どこか開かれた空気が流れている。劇場というと、特別な日に足を運ぶ場所というイメージを持つ人も多いかもしれない。しかし座・高円寺は、舞台芸術をもっと生活に近い存在として捉えているように感じられる。

建物の外観やロビーの佇まいからも、過度に構えさせない工夫が伝わってくる。演劇やダンスといった表現が、日常の延長線上にあり、街の人々の暮らしとゆるやかにつながっている。高円寺という街が持つ「表現を特別扱いしすぎない姿勢」が、この場所にも色濃く表れているようだ。

その余韻を胸に、次に向かったのは古着屋「Whistler」。
並ぶ服たちは、強く主張するわけではないが、どれも確かな存在感を放っている。流行や記号としての古着ではなく、日々の装いとして自然に選ばれていく1着たち。手に取ると、そのまま今日の暮らしにすっとなじむイメージが浮かぶ。

舞台芸術、古着。
ジャンルは違えど、どれもが日常と地続きに存在している。高円寺という街が、カルチャーを消費する対象ではなく、暮らしの一部として受け止めてきたことが、午後の時間を通して静かに伝わってくる。

◉座・高円寺
東京都杉並区高円寺北2-1-2

◉Whistler
東京都杉並区高円寺南4-30-8

湯気の向こうにある日常

歩き疲れた体を、「小杉湯」でゆっくりとほどく。
暖簾をくぐると、年齢も職業もばらばらな人たちが、同じ湯船につかっている。仕事帰りの人もいれば、散歩の延長で立ち寄ったような人も。ここでは、誰もが同じように湯気に包まれ、肩の力を抜いているのだ。

銭湯という場所は、自然と人をフラットにする。
肩書きも、立場も、日中の役割もいったん脇に置き、ただ湯につかる時間。その静かな共有こそが、高円寺の日常を支えているのだと思う。今日1日の出来事を胸の中で反芻しながら、何も考えずに体を温める。その行為自体が、暮らしのリズムを整えてくれる。

湯上がりにふと外へ出ると、すぐ隣には「小杉湯となり」がある。
ここはシェアスペースであり、飲食もできる場所。パソコンを広げて仕事をする人、食事を楽しむ人、湯上がりの1杯を手にくつろぐ人。それぞれの時間が、同じ空間に自然と重なっている。
仕事ができて、ご飯が食べられて、お風呂にも入れる。
暮らしの要素が分断されず、ひとつながりになっているこの感じが、高円寺らしい。特別なことはしていないのに、気づけば心身ともに整っている。小杉湯とその隣に流れる時間は、この街の日常を象徴しているように思えた。

◉小杉湯
東京都杉並区高円寺北3-32-17

◉小杉湯となり
東京都杉並区高円寺北3-32-162

高円寺がいちばん高円寺になる時間

夜は、高円寺マシタへ。
ガード下に広がるこの空間には、音とお酒と会話が、最初から混ざり合う前提で流れている。

どの店に入るかを、あらかじめ決めなくてもいい。
とりあえずビールでも、気分次第でワインやハイボールでもいい。通りを歩きながら、灯りや人の気配に惹かれて、ふらりと暖簾をくぐる。そのくらいの軽さが、ちょうどいい。

隣に座った人との何気ない会話や、ふと耳に入ってくる音楽。
誰かと約束していたわけでも、特別な目的があったわけでもないのに、気づけば心地よい時間が流れている。その1つひとつが、この街の夜をつくっているように思える。

高円寺の街は、頑張らなくていい。
カルチャーは特別なものとして構えなくても、暮らしの延長線上に自然と息づいている。感性のままに立ち止まり、また歩き出す。その繰り返しが、無理なく続いていく日常になる。

肩の力を抜いたまま、自分のペースで過ごせる場所。
感性とともに生きる暮らしが、ここではごく自然なこととして受け入れられている。

このまちのくらし
<休日・理想のスケジュール>

朝:少し遅めに起きて、窓を開ける。街の音を感じながら身支度を整えたら、「Coffee Amp.」へ。立ち飲みのコーヒーを片手に、街が動き出す気配を眺める時間が、休日のはじまり。

昼前: 純情商店街を抜け、壁画を探しながら街歩き。昼どきは町中華「七面鳥」で気取らない定食を。どのメニューも、この街らしい安心感がある。

午後:「座・高円寺」で舞台芸術が身近にある空気に触れ、古着屋「Whistler」で日常に取り入れたくなる一着を探す。夕方:歩き疲れた体を「小杉湯」でほどく。湯上がりには「小杉湯隣」へ。仕事、食事、休憩が自然につながる時間が心地いい。

夜:締めくくりは高円寺マシタ。ビールでもワインでも、その日の気分で。灯りと音に身を委ねながら、肩の力を抜いて過ごす夜。

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