【十条エリア】日常に、ちょうどいい温もりのまちありのままに、ひとり時間のくらし|まちとのつながり

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まちとのつながり

【十条エリア】
日常に、ちょうどいい温もりのまち
ありのままに、ひとり時間のくらし

目 次
  1. 1まちをキッチンに
  2. 2風に揺れる緑と歴史と
  3. 3懐深い本格派
  4. 4レトロ可愛い下町情緒
  5. 5「ただいま」が言えるまち
  6. 6このまちのくらし
  7. 7リビタおすすめ物件

十条エリアに住んでみる?
都会暮らしに憧れた若かりし頃、テレビや雑誌で見た地名にドキドキした。それから、はや幾年。一人暮らしのプロともいえる年齢になってきた今、住みたい街はどこだろう?
華やかな夜はじゅうぶん味わったし、かといって「案外、家庭的だね」なんてキャラクターでもないし。ゴージャスにもホッコリにも寄りすぎない、絶妙な塩梅。私だけのアーバンライフは、そんな感じがいい。肩肘はらずに、暮らせるまちを見つけたい。
「このまちのくらしを、探そう。」
そんな思いで歩いてみたら、見える景色も少し変わってくるかもしれません。
のくらしが、実際に十条エリアを歩いて見つけた「このまちのくらし」をご紹介します。

まちをキッチンに

池袋からJR埼京線に乗り込んで約5分。「せんべろ」で名高い赤羽駅の手前にある十条駅。

西口には十条銀座。昔ながらの店舗や新しいショップが並び、若者からお年寄り、ファミリーまで、幅広い年齢層から日常的に愛される商店街だ。賑わいは、地元に暮らす人々の生活に寄り添っているからこそ。

誕生したのは戦前、全長約520メートル。歴史、距離ともに長さを誇る十条銀座商店街は、東京の三大銀座のひとつに数えられる。

目を引くのは、充実したお惣菜。通りがかりにパパッと買える手軽さと、リーズナブルさがありがたい。

お昼時にひときわ賑っていたのは『鳥大』。それもそのはず、店頭にはバリエーション豊かなお惣菜がズラリ。チキンひとつとっても味付けや調理法がさまざまで、毎日通っても全種類を制覇するにはかなり時間がかかりそう。

人気商品チキンボールは1個10円。
外はカリっと、中はふわっと軽やかで、おやつ感覚で手が伸びる。揚げたてをつまみながらビールで一杯もいいし、トマトソースやチーズでアレンジを加えてワインと一緒に、なんて工夫も楽しそう。

「この商店街があれば、大丈夫」。早くも、この街でならいい暮らしが出来そうな予感を抱いている。

風に揺れる緑と歴史と

十条のランドマークのひとつ、篠原演芸場は、都内随一の歴史ある大衆演劇場。
開業は1951年。下町の玉三郎こと梅沢富美男もここで舞台に立ったとか。ハマると深いらしい大衆演劇の沼、一度はのぞいてみようかな。

緑地や学校があるためか、風通しの良さを感じる。どんどん歩いて、気づけば北区中央公園まで来ていた。

緑豊かで道幅もゆったり、ウォーキングしたら気持ち良さそうな公園に、白亜のお屋敷が現れた。

この建物は、戦前に造兵廠として建てられたもの。現在は文化センターとして、区民の文化創造・交流の場になっている。こんなお屋敷に通えるなら、趣味を増やしてもいいかも。

十条駅の方に戻ると、ノスタルジー誘う踏み切りに、ハンバーガー並に分厚い鯛焼き。

なんだか高校時代の寄り道を思い出す。

懐深い本格派

ちょっぴり遅めのランチは地元民おすすめの『吉良亭』へ。

選べるランチメニューから、カジキのムニエル トマトソースをチョイス。味にも盛り付けにも、フレンチで修行を積んだ熟練シェフの腕が光る。

人気のランチメニューのひとつ「洋食弁当」は、エビフライ、オムレツ、ビーフシチューが楽しめるうえ、デザート、コーヒーもついて1,650円とかなりお得。

名前は「弁当」だけど、店内で食べるそれはまさに大人のお子様ランチ。味はもちろん本格派。

「十条価格だから、他の地域より安いでしょ」とカウンターからシェフ・吉良さんがにっこり。

人気メニューは特製カレーのよう。
「今年から、十条の『甲味食品興業所』のスパイスを使うようになったの。また食べにきて」
同じく十条の『Kitchen&Bar ひ』さんと一緒にカレーのイベントも開催されているそう。

「うちは駅から離れてるので、お客さんは地元の方がほとんど。十条には下町のいい雰囲気があるよね。歴史もあるし。参勤交代で通ってた道がすぐそこにあるの、なかなか面白いでしょ」

渋い声とチャーミングな笑顔が魅力的なシェフと、お茶目なマダムが迎えてくれる吉良亭。
気取らない雰囲気で、リーズナブルに本格的なフレンチベースの洋食が楽しめる。これはもう、通いつめること決定。

◉吉良亭
東京都北区十条仲原2-8-12

レトロ可愛い下町情緒

「すぐそこにあるから、見てきたらいいよ」
と吉良亭のシェフが教えてくれたのは、江戸時代からある日枝神社。午後の柔らかい光が美しく、なんだかご利益がありそう。さあ、次の目的地は。

JR埼京線十条駅北口から歩くこと5分、古き良きムード全開の銭湯『十條湯』へ。
サウナやバイブラ、質の良い井戸水を使用したお湯など、銭湯としても魅力的なこちら。
一味違うのは、喫茶店が併設されているというところ。

その名も『喫茶 深海』。銭湯のお客さんと同様に、靴を下駄箱に入れ、下足札を取って入店する。裸足の足元に、不思議な開放感。店内はレトロでありつつも古びた感じはなくて、清潔で落ち着く。

昔懐かし喫茶店メニューのなかでも、人気はやはり店名を冠した「深海ゼリー」。ムチムチプルプルのゼリーに、ナタデココやフルーツが潜んでいる。ゼリーの甘みがホイップクリームと混ざりあって、まさに夢見心地のハーモニー。

クリームソーダもフォトジェニックで、子どもの頃に描いた喫茶店のイメージそのもの。

常連さんは老若男女問わず、ご近所のかたが多いそう。
「お風呂に入ってから喫茶を楽しむかたもいれば『指圧マッサージの帰りだから一旦コーヒー飲んで落ち着くわ』というかたもいらっしゃいます」

ズラリと並んだウェッジウッドのカップ&ソーサーは、常連さんのコレクションなんだとか。
「働いている人が楽しそうだな、と思って、2年前からここで働いています。十条エリアは、東京だけど東京っぽくない、住みやすさがありますね」

◉十條湯・喫茶 深海
東京都北区十条仲原1-14-2

「ただいま」が言えるまち

気づけば、空に茜色の気配。夕方の散歩は清水坂公園と決めていた。

広大な敷地に、大人もテンションが上がるすべり台。
ゴツゴツした岩場には夏は水が流れて、さながら都会の渓谷だとか。小さなことでちまちま悩むのが阿呆らしくなりそうな、スケール感が頼もしい。

日が暮れきる前に、十条エリアのもう一つの最寄駅、JR京浜東北線「東十条駅」へ足を伸ばしてみよう。上野・東京方面へ向かう場合はこちらが便利。

東十条駅まで来ると、さっきまでとは違う雰囲気がグッと濃くなる。

老舗・草月銘菓にて、どら焼き「黒松」を購入。東京三大どら焼きのひとつだから、おつかいものや帰省のお土産に喜ばれること間違いなし。

シンプルな見た目に、持った瞬間ふわっと柔らかい手触りの「黒松」。

無骨そうで、柔らかい。ふりかえれば、十条エリアもそんな場所だった。
派手じゃないから、張り切らなくていい。飛び込めば、楽しみがいくつも見えてくる。
ふいに「ただいま」と口をついて出てくるような、自分が自分に戻れる、そんな街だ。

このまちのくらし
<休日・理想のスケジュール>

朝:計画的お寝坊ののち、階下のカフェでコーヒーを一杯。日光浴も兼ねて、近所の公園までウォーキング。

昼:商店街でお惣菜をテイクアウト。たまにはごくごく簡単なものを、コモンキッチンでささっと作ってみることも。

午後:洗濯は休日にまとめてする主義。厚手の洋服やシール、タオル類は大きな乾燥機でガッと乾かしたいから、『十條湯』のランドリーへ。待ち時間は、『喫茶 深海』でゆっくりするのが定番コース。

夜:『吉良亭』でワインとカレーをいただく。ゆったり過ごして、歩いて帰宅。まるで里帰りしたみたいな、のんびり週末が心地良い。

リビタおすすめ物件

JR埼京線「十条駅」より徒歩8分、JR京浜東北線「東十条駅」より徒歩9分と、都心主要エリアへのアクセスは申し分なし。Well-Blendならではの贅沢な共用設備と、専用水回りなどプライベート感を備えたワンルームがどちらも手に入る。1階には地域に開かれたカフェも。

■ Well-Blend十条

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