【経堂エリア】
大人の距離感と親しみのまち
気取らない、等身大のくらし
経堂エリアに住んでみる?
下北沢や三軒茶屋なら「若者たちが集まる」、二子玉川なら「ファミリーが多い」。
では、経堂といえば?
このクエスチョンに即答できるなら、あなたは、きっと経堂になじみがあるはず。同じ世田谷区なのに、固定されたイメージを持たない街・経堂は、実は、一度住んだらなかなか離れられない「住めば都」なエリア。今回お届けするのは、実際に暮らしているからこそ見える、 個人的おすすめポイントを巡るまち歩き。きっと、経堂の魅力が伝わるはず。
「このまちのくらしを、探そう。」
そんな思いで歩いてみたら、見える景色も少し変わってくるかもしれません。のくらしが、実際に経堂エリアを歩いて見つけた「このまちのくらし」をご紹介します。
探検できる日々
広々として、わりあい迫力のある駅前。
急行を使えば、下北沢まで電車で3分、新宿まで12分。千代田線直通で赤坂や大手町へも1本。ちょっと足を伸ばせば、ネクストおしゃれエリアとして名高い東急世田谷線 松陰神社駅~上町駅周辺にも遊びにいける。この便利さは自慢できる。
大階段が印象的な駅ビルは、縁の下の力持ち的存在。無印良品、LOFTなどの雑貨屋やドラッグストア、書店など「最寄り駅にあったらいいな」なお店がだいたい揃っている。
電車に乗らずに、ちょっとした輸入食品や便利な生活雑貨、気になる書籍が買えるのは個人的に高ポイント。
花いっぱい、自転車もいっぱいの、「暮らし」がある風景。
カラフルだけど落ち着いていて「地元に帰ってきたなあ」という気持ちになる。そんなローカル感も、経堂の魅力のひとつ。
最初に案内したいおすすめロードは、60周年を迎えた『経堂すずらん商店街』。
ゆったりした空気が流れる商店街は、在宅ワーク中の息抜き散歩にもぴったり。
個性的な個人商店が多く、暮らしているうちに「推し」のカフェや文具屋ができていく。生活しながら「推し」を見つけていくのは、宝探し気分で楽しい。
店先に、自転車がよく似合う。店舗の上が住居になっている建物が多いのも特徴だ。
花屋さんが多い経堂において、私のお気に入りはこちら『Adan Flowers』。
店頭にあった花束に一目惚れして以来のお気に入り。
センスが光る小さなブーケは500円〜とリーズナブルで、ちょっとした手土産にも、自分へのご褒美にも。
◉Adan Flowers
東京都世田谷区経堂2-5-15
まんまる、贅沢ひとり時間
シンフォニー商店街まで歩けば、いつの間にか、おやつの時間。
行きつけの『くろねこドーナツ』に向かう。
道に面した窓から見えるのは、ずらりと並んだドーナツたち。素通りなんてできるはずもなくて、吸い込まれるように扉を開けたら、そこはめくるめくドーナツワールド。
午前中は揚げたてフワフワ、午後はもちもちと食感が変わっていくドーナツ。シンプルなものから「ガラムマサラ」などの個性派まで、まさに色とりどり。ドーナツといえばコーヒーが定番だけど、「いり番茶」なんて変わり種もあって、それがまた合う。
遠からず、近すぎず。カウンターとテーブルの距離もちょうど良い。マスターの接客も心地良くて、この距離感の絶妙さ加減が、毎日通いたくなる秘密なのだと思う。
キューバサンドやバーガー、ミルクシェイクにナチュラルワインなどメニューも豊富。どんなお腹づもりでも、ここに来れば大丈夫。
◉くろねこドーナツ
東京都世田谷区経堂2-25-13
どすこい、ヒーリングスポット
せっかく経堂を案内するなら、どうしても見せたいものがあって、一路、宮の坂方面へ。
ウネウネしたベランダが可愛い集合住宅、スパゲティグラタンがおいしい喫茶店を眺めながら歩いてゆくと……
現れるのは、ドドンと大きな鳥居。
「こんな住宅街に、こんな大きい鳥居が?」
住んでいると忘れてしまうけれど、世田谷八幡宮の大きさを再確認。
そして、特に見せたかったのは、渋谷氷川神社・大井鹿嶋神社と並んで江戸三相撲が行われたという、この土俵。
もちろん土俵に上がったことはないけれど、土俵のまわりで、みんなで身体を動かしたり、観覧席に座って、ボーッとしたり。
生い茂る木々を抜ける風と、静かな水音のヒーリング効果は抜群。土俵のまんまるを眺めているだけで、なぜだかものすごく癒される。
忙しい日々、気持ちがささくれたときのクールダウンにぴったりのおすすめスポットだ。
◉世田谷八幡宮
東京都世田谷区宮坂1-23-20
あちこちでハートをシェア
経堂駅方面に戻るべく、緑道を歩いていく。
この辺りは、心の中でこっそり「いいね」ボタンを押したくなる景色があちこちに。
疲れていても、好きな道を歩くだけでホッとできたりするから、暮らしの中で「いいね」と思える瞬間は、けっこう大事なのだ。
次に向かうは、経堂を代表するもうひとつの商店街。
その名も『ハートフル農大通り』は、チェーン店も多く、外食にテイクアウトに、使い勝手のいいストリート。
代々木八幡の人気店『テコナベーグルCo』が経堂に出店したのは、2022年11月。
食感の違う2種類のベーグル「ふか」と「もちむぎゅ」は、食べくらべで盛り上がるから、ちょっとした手土産に重宝。
例えば、ラーメン好きだったら、経堂はラーメンの街になるかもしれない。パン好きにはパンの街に、甘いもの好きには甘いものの街に。
誰もが、自分のフィルターを通して、刺さるポイントを見つけられる。それが経堂。
コーヒーと洋食があれば
経堂で晩ご飯となれば、おすすめしたい個人的鉄板コースがある。
まずは夕暮れ、小腹が空いたら『FINETIME COFFEE ROASTERS』へ。
好みを伝えると、
「同じエチオピアですけれど、こちらはわりとベリー系で、こちらだと柑橘系で……」
とオーナーが教えてくれる。
詳しくないけれど、おいしいコーヒーが飲みたい。そんな自分にはありがたいお店だ。
地元のコーヒーショップがハイクオリティだと、QOLも上がるというもの。
どれもおいしいけれど、コーヒートニックは人生が変わるレベル。秘密はトニックウォーターにあるんだとか。ぜひご賞味あれ。
街に溶け込む佇まい。人生、常に気合バリバリではいられないから、普段着で立ち寄れる行きつけのお店は、生活必需品だったりする。
コーヒーを飲み干したら、徒歩5秒、すぐお向かいの『洋食バル ウルトラ』へ。人気店ゆえ夜の部オープン直後を狙っていくのが、地元民流。
スープじゃなくて、フワフワたまごの優しいお味噌汁がついてくる、これぞ我らの洋食。
イタリアンやフレンチだと構えてしまうけれど、洋食屋さんなら毎日でも通える。
アットホームな「近所の洋食屋さん」の空気が心地良い。
長く住んでいても、ベタベタしない。ほどよい距離感でいられる街、経堂。
別の誰かにレコメンドしてもらったら、また違う顔を見せるに違いない。
自分だけの宝物がどんどん見つかるかも。この街を離れるのは、今のところ考えられない。
◉FINETIME COFFEE ROASTERS
東京都世田谷区経堂1-12-15
◉洋食バル ウルトラ
東京都世田谷区経堂1-19-2 松菱ビル 1F
このまちのくらし <休日・理想のスケジュール>
朝:ゆっくり起きて、眠気覚ましに『くろねこドーナツ』まで散歩。グラノーラとコーヒーをいただき、店内の本をパラパラ。そのうち、ドーナツが揚がるいい匂いがしてきて、抗えずにテイクアウト。
昼:大きめの案件を抱えるときは、なんだかんだで神頼み。世田谷八幡宮で土俵を眺める、癒しのひととき。隣駅には招き猫で有名な豪徳寺もあるし、生活圏の寺社仏閣は頼るに限る。
午後:すずらん商店街の花屋さんで、フラワーアレンジメントのレッスン。なかなか可愛くできたので、Instagramにアップ。即、友だちから「いいね」がついて思わずニヤニヤ。
夕方:シェアハウス仲間に教えてもらったパン屋さんへ。おいしいパンは明日への活力だから、新しいパン屋さん情報は、みんなの共有財産だ。コーヒー豆も買って帰ろう。
夜:お気に入りの洋食屋さんで大好きなナポリタンをいただきます!好きなものに囲まれた1日を過ごして、明日からまた頑張れそう。
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経堂で暮らすなら、在宅ワークにぴったりのワークスペース、みんなで気軽にフィットネスが楽しめるスタジオ、気分転換にうってつけのテラスなど、共用スペースが充実した『シェアプレイス経堂』へ。
ほどよい距離感が心地良い、大人シェアライフを是非。
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