モノも場所も時間も、家族みんなでシェアするくらし
- 所在地:
- 千葉県市川市
- 居住者構成:
- 夫婦+子ども2人
- 専有面積:
- 84.87㎡
- 間取り:
- 2LDK
- 既存建物竣工年:
- 1989年
- リノベーション竣工年:
- 2011年
―こちらに住む前は、どのような住居にお住まいでしたか?
Aさん:10年前に結婚したときに、新居として南行徳の駅前の新築マンションを購入しました。2LDKで55m2くらい。2人で住むにはちょうど良かったし、低層で落ち着きがあり、ライフスタイルが似た人が集まっていて、住み心地は良かったですね。賃貸よりも買ったほうが経済的という理由で、あまり深く考えずに短期的な視点で購入しました。
―家を購入しようと思ったきっかけは何ですか?
Aさん:この10年間で子どもが2人生まれて、手狭に感じるようになってきたことと、将来的に子ども室がつくれないという課題があり、ちょうど10年住んだし、売却の条件を考えると、今がいいかなということで、住み替えを検討し始めました。
―現在の住まいはどのように探したのですか?
Aさん:建築家と建てる新築一戸建て、中古マンションのリノベーションなど、いろいろな可能性を考えていて、同時進行で土地や物件、設計の依頼先を探しました。エリアも決めずに、世田谷区や実家近くの川崎市内の土地も検討しましたが、予算内で新築一戸建てをつくるのは、可能だけど無理が生じるんです。デザインにも興味があってこだわりたいので、内装の工事費にも十分にお金がかけられる無理のない方法として、中古リノベーションにしようと決めて、物件を検討しているときに、南行徳でリビタの一棟丸ごとリノベーションの物件ができることを知り、購入を決めました。前々から一棟丸ごとリノベーションという考え方に共感していて、南行徳でやってくれたらいいなと思っていたので、リビタには縁を感じましたね。
―中古を買うことに対する不安はありませんでしたか?
Aさん:価格がリーズナブルで、フルリノベーションができるなら、中古でも抵抗はありませんでした。中古マンションの場合は、すでに完成されているコミュニティーに後から入っていくことへの不安があったのですが、一棟丸ごとリノベーションなら、みんなが同時に入居するので、その点でも安心できましたね。」
―この住まいを選んだ決め手は?
Aさん:1階の角部屋で84㎡と広かったことです。眺望が良い上層階もいいなと思いましたが、価格がこちらのほうがリーズナブルだったので、リノベーションに予算をかけられることと、庭がついていたことが決め手でした。子どもたちが走り回ってうるさくしても安心なので、結果的には1階を選んで良かったです。
―プランのコンセプト、こだわりのポイントを教えてください。
◎回遊プランで家全体が子供の遊び場に
Aさん:リノベーションは自由設計コースで、フルスケルトンにすることを前提に、考えていきました。子供たちが自由に走り回れる家にしたかったので、設計者の方には、回遊性のあるダイナミックなプランにしてほしいと伝えました。出来上がったのは、トイレと収納を中心として、玄関からキッチン、リビングダイニング、子供室、寝室までがつながったプラン。寝室にあるウォークインクローゼットの壁も一部開放し、寝室とつなげて回遊性と通風を確保しています。子ども室や寝室などの個室は、必要なときには建具で仕切ることもできますが、普段は開け放しているので、6歳と2歳の子どもたちにとっては家全体が遊び場になっていますね。
◎友達が集まりやすい、広い玄関や庭がある空間
Aさん:夫婦ともに料理が好きで、お酒が好き。友達や仲間と一緒に時間を過ごすのが好きだから、たくさんの人を呼んで、ホームパーティができる家にしたかった。長い土間が続く玄関には、50足のシューズを収納できるオープンな下足棚を壁面につくり付けました。第一印象で家を広く感じさせる場所となっています。たくさんのゲストを迎えるためにも、この広さは必要スペックでしたね。
キッチンはリビングに面してオープンな造りで、キッチンツールや道具を吊るして収納しています。物がたくさんあっても絵になるカフェの厨房のようなイメージ。庭に面した広いリビングは、庭も取り込んでたくさんのゲストがくつろぐことができる場所。マンションだけど、庭とつながっているから平屋のような居心地もあります。
◎家族で収納や場所をシェアするライフスタイル
Aさん:リビングの壁面にはファミリーライブラリーとして大容量の本棚、一角にはワークスペースもつくりました。ウォークインクローゼットも、収容量や物の位置を一目で把握できるように棚はオープンに。下足棚、本棚、クローゼットなど、家族でシェアしながら使うこれらの棚は、デザインのアクセントにもなっているし、デッドスペースがないので使いやすいです。
一人でこもる男の書斎には興味がなく、賑やかな場所のほうが落ち着くので、家族みんながリビングに自然と集まり、食事やお茶をしながら本を読んだり、仕事や勉強をしたりと、思い思いに過ごせる場所になることが理想。リビングの本棚に並ぶ本や親が仕事をする姿が、子供たちへの良い刺激になればと思います。
◎ラフでざっくりとした男子っぽいインテリア
Aさん:仕上げはざっくりしたラフな感じ、どちらかというと男子っぽいインテリアをイメージしました。床はショップのように、一目で素材の上質さが分かるナラのフローリング。壁は部分的に黒板塗料やポーターズペイントなどで、目線が行く面に色をつけてアクセントに。一部の壁やキッチンの側面には、白の羽目板を使って、カリフォルニアの西海岸の雰囲気を取り入れています。キッチンの壁に大きめの白いタイルを使って、オープンな棚をつけたこともこだわり。お気に入りの鍋や食器を飾っています。
―引っ越してきてから、変わったことはありますか?
毎週末に地元の友達家族が集まるようになりました。昨年のクリスマスには大学時代の仲間が20人以上集まったし、希望通り友達が集う家になりましたね。自分自身も家に帰るのが楽しくなったし、家で食事をしたりお酒を飲んだりする時間が増えました。
―これからやってみたいことは?
Aさん:リノア南行徳の屋上には、「ナーサリーテラス」という共有部があり、そこにプランター置いて、野菜や花を育てることができるのですが、先日は花を植栽するワークショップが開かれました。これを機会にもっと庭の手入れをして、グリーンを充実させて、庭でバーベキューをしたり、プールを置いて遊んだりしていきたいです。
Aさん:先日のワークショップで、始めて他の住人の方とお話したのですが、今後良いコミュニティーをつくっていけそうな気がします。これからは良いコミュニティーが醸成されることが、不動産の価値として重要になってくる時代。自分たちも積極的に参加していきたいと思っています。
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