吹き抜けの寝室と1.5階の博物館
- 所在地:
- 東京都練馬区
- 居住者構成:
- 夫婦+子ども1人
- 専有面積:
- 131.24㎡
- 間取り:
- 4LDK
- 既存建物竣工年:
- 1981年
- リノベーション竣工年:
- 2016年
広い玄関の脇にはアウトドア用品などを収納できる約2.5帖のストレイジを完備。1階に水まわりと約19.5帖の広々としたLDKを配置し、連続する空間として、一段下がった約6帖のフリースペースを設けている。1.5階の約4.7帖の中間階は飾り棚などがあり、上下階とのつながりも感じられる。2階は吹き抜けでつながる約13帖のオープンな寝室、約8帖の2つの個室がある。
HOWS Renovationで販売されていた「石神井台の家」との出会いを、一期一会と考えて、購入を決めたというHさんご家族。2階建てだけど、1.5階の中間層をもち、家全体が立体的にワンルームのようにつながるこの家の動線や使い勝手の良さに惹かれたと話します。用途を限定せず、住み手が自由に使い方を決めていける空間を、自分たちの暮らしに合わせ、オリジナリティいっぱいに楽しまれている様子をお伝えします。
住まい方は自由自在。
使い方を限定しないオープンなフリースペース
——「石神井台の家」はどんなところが気に入って、購入を決められたのですか?
奥さま:玄関が広くて、入ってすぐのところにキッチンがあって、キッチンの背面は水まわり。暮らしやすそうな動線だなと思いました。1階にLDKがある家がよかったのです。以前、2階建ての一戸建てに住んでいたのですが、リビングが2階で、買ってきた食材を運ぶのが重くて、使い勝手が良くなかったため、家事効率のよさそうな動線には惹かれました。
ご主人:壁や床にいろいろな木が使われていて、やさしい感じがする空間だなというのが第一印象でした。すべて木の色ではなく、壁に使われている木目が印象的な合板は、白く塗装されてやわらかい雰囲気だし、天井や一部の壁の白い部分もバランスよく設けられ、お互いを活かしあっていると感じました。床も全部同じではなく、ヘリンボーン貼りのフロアがあったりして、メリハリがありますね。仕上げのデザインの印象で、この家に住みたいと思いました。
——1階がLDK、1.5階の中間階があって、2階にも広々としたオープンスペース。家のほとんどが吹き抜けのワンルームのように、立体的につながっていることが特徴です。Hさんご家族は、2階のオープンスペースを寝室として使っているのですね。意外な使い方だと思います。
奥さま:どの空間も、使い方が限定されていないフリースペースのような印象でした。2階のオープンスペースは、セカンドリビングや書斎などの使い方も考えられますが、寝室にすれば毎日活用できる空間になるのではと思ったのです。個室を寝室にしてしまうと、寝るだけの部屋になってしまいますが、この場所なら、いつも通りますから生きた空間になります。
ご主人:寝室にするにはオープンすぎるかなと思ったのですが、ベッドを置いてみると、朝は自然の光で目が覚めて、とても気持ちがいいです。
奥さま:2階の手すりは雨の時などに、部屋干しをするスペースとしても便利です。窓際にもちょっとしたスペースがあるのですが、ここにはアイロン台を置いています。2階のオープンスペースは、寝室であると同時に、家事室のような感じで活用できていると思います。
——1階のLDKにも、床が一段下がったスペースがありますね。
ご主人:ここは天井が低いので居心地がまた違います。落ち着いたこもり感のある空間ですね。クッションを置いて、寝転んで本を読んだり、くつろぐ場所として使っています。
奥さま:現在も部屋の用途を決め切っているわけではなく、必要なら将来的に仕切ったりすることもできそうだなと感じています。今後も暮らしながらライフスタイルに合わせて、柔軟に使い方を変えていきたいですね。
キッチンの壁にタイルを貼って、
イメージ通りのアクセントを追加
——入居前に追加で手を加えたところはありますか?
奥さま キッチンのシンクの横の壁は、もともとシンプルな白い壁でしたが、雑誌で見た理想のイメージをもっていて、グレーに塗装し、黒いタイルを貼りました。小さなスペースですが、木と白でテイストが統一されているなかで、良い感じのアクセントになっていると思います。グレーの色味も少し赤味のある暖色系で、できるだけ空間に馴染むようにと考えました。水はねしやすい場所なので、タイルはお手入れもしやすく使い勝手もいいです。
ご主人:2階にある2つの個室は、息子のための子ども部屋、私の書斎として使うことにして、それぞれクローゼットを追加でつくりました。寝室として使っている2階のオープンスペースにも、クローゼットを新規でつくってもらいました。
奥さま 2階のクローゼットの横に少し空間を残して、もともと持っていた棚と鏡を置いて、ドレッサーとして使っています。後から収納をつくる利点として、手持ちの家具のサイズに合わせて、調整できることがあると思います。
——2階の個室は屋根の形状に斜めに下がった天井、天窓があり、子ども部屋として広さもちょうど良く、居心地が良さそうですね。ご主人は書斎をどんな風に使っていますか?
ご主人:パソコンで作業をしたり、本やマンガを読んだりすることが多いです。学生の時に油絵を専攻していたので、絵の道具を置く場所にもなっています。今はあまり描けていませんが、将来的にはここをアトリエにして、油絵を描けたらいいなと思っています。あと、バス釣りも好きで、釣り竿などを飾りつつ、置いておく場所にもなっていますね。趣味のための空間として使わせてもらっています。
——1.5階の飾り棚には、息子さんの本やペットのトカゲの水槽などが置かれていますね。
ご主人:息子は古生物学者になるのが夢で、よく生き物の標本を見たりや絵を描いたりするのが好きなので、息子が集めたものや描いたものを、広い壁に貼って博物館のようにできるといいですね。
——入居前はできなかった部分で、これから手を加えていきたいところはありますか?
ご主人:LDKから続く庭があるので、ウッドデッキをつくりたいと思っています。庭があったこともこの家の購入の理由でした。緑を眺めながらの暮らしには、憧れがありましたから。庭の植栽もすべて自分たちでやりました。樹木を植えたりして、とても充実してきましたが、今後も庭には手を加えていきたいですね。屋外空間を生活の一部として楽しんでいきたいと思っています。
奥さま:オリーブ、ティーツリー、ローズマリー、ブドウ、レモンなどを植えました。大きく育ってきたら、自然な雰囲気の目隠しにもなりそうです。雑草も旺盛に生えてくるので、グランドカバーとしてワイヤープランツを地植えしました。庭は主人のほうが希望していて、私はそれほどでもなかったのですが、手入れしていくうちに面白くなってきて、今は庭仕事を楽しんでいます。
気になって、施工の現場も見学。
1軒しかない戸建てリノベは一期一会
——「石神井台の家」のことは、リビタのウェブサイト「HOWS Renovation Lab. 」で知ったのですか?
奥さま:これから販売予定として紹介されていた情報を見て、石神井台で新たに戸建てリノベのプロジェクトがあることを知ました。実は以前「西荻窪の家」が販売されていた時にも、「リビタの戸建てリノベっていいな」と思っていたので、メールマガジンなどをチェックして、気にかけていたのです。戸建てリノベは世界に1軒しかありませんから一期一会。タイミングも大事だと感じていました。石神井台というエリアは想定外でしたが、気になって施工中の現場も見学をしました。同時に石神井台の近隣環境のことも調べ、息子の学校も転校せずに通えるし、すぐ近くに石神井公園もあって、暮らしやすそうなエリアだなと。ずっと探していて、複数のリビタの戸建てリノベをチェックしてきて、環境も含めて良い物件を選んで提案していると感じていたから、きっと石神井台も間違いないエリアだろうと期待していたのです。
ご主人:石神井公園の駅前は、開発が進んでいて買い物や食事にとても便利です。上石神井駅からは渋谷へ一本で行けて、通勤も快適です。親子揃って自然が好きなので、石神井公園へはよく息子と一緒に遊びに行きます。釣りができる池もあるし、昆虫もたくさんいるので、息子も大好きな場所です。
——リビタのサービスを利用してみた感想を教えてください。
ご主人:建て売りの戸建てを購入して住んでいたため、今回の購入にあたって住宅ローンの手続きなどが複雑だったのですが、以前住んでいた家の売却についても親切にフォローしていただき、安心して住み替えることができました。追加の工事や入居までの流れなども不透明なことがなく、なんでも相談できる雰囲気でした。入居後も気になることはすぐに相談して、対応してもらっています。今後も手を加えていく機会があると思いますが、いつでも相談できる頼もしさがあります。この家ともども、ずっとお付き合いしていきたいですね。
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