ゆとりの空間といくつもの居場所|お宅拝見

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ゆとりの空間といくつもの居場所

目 次
  1. 125畳近くあるゆとりのLDKは、いくつもの居場所を生み出す。
  2. 2気になる共用部も一新される一棟丸ごとリノベーションの魅力。
  3. 3サブウェイタイルや人工大理石など、仕上げには、こだわりの素材をセレクト。

昨年4月にシンガポールからご帰国されたHさんご家族。ご夫婦と4歳の息子さんが暮らす新居として、周辺に緑が多く、落ち着いた住宅街にある「ルクラス碑文谷」を選んだ。専有面積100㎡を基準とし、立地と建物にこだわった「R100 TOKYO」が展開する一棟丸ごとリノベーションマンションシリーズだ。

ゆとりの空間といくつもの居場所

25畳近くあるゆとりのLDKは、
いくつもの居場所を生み出す。

——玄関や廊下なども広々していますが、LDKに足を踏み入れると、さらに開放感にあふれていますね。90㎡以上という面積の心地よいゆとりを感じます。LDKだけでも25畳近くありますものね。

奥さま:LDKを広くすることにはこだわりがありました。オープンキッチンとカウンターを設けたいと思っていましたから。キッチンで料理や家事をしながら、リビングやダイニングで家族が過ごす様子に、目が届くような空間をイメージしていました。

ご主人:友人を家に呼んで過ごすことが多いんです。大勢の人が集まったときに、ひとつの連続した空間でありながら、キッチン、カウンター、リビングのソファ、ダイニングテーブルなど、いろいろな居場所が自然に生まれるようなLDKとなっています。

奥さま:家族が何組か集まると、ご主人同士はカウンターで、奥さま同土はダイニングテーブルで、子ども同士はリビングで遊ぶといった感じで、3つくらいのグループに分かれるようなイメージです。

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——斜めの壁に出窓があり、変化に富んだ空間だから、それぞれの場所で居心地が異なるのですね。斜めの壁という難しい要素を素敵に活かされていると感じます。

ご主人:その点については、設計の仕事をしている父がアイデアを提供してくれました。最初は南側にバルコニーがあるので、オープンキッチンはバルコニーに面して配置するつもりだったのですが、西側にある出窓からの景色は抜けがいいんです。父から「この家の正面は西だよ」というアドバイスを受けて、LDKの基本的な配置が決まりました。

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奥さま:結果的に子どもがリビングで遊んでいることが多く、キッチンに立ちながらその様子を見守ることができて大正解でした。また、子ども室は個室にしましたが、リビングを通って中に入るような配置にしています。この子ども室もキッチンから見やすい場所にあるので、子どもが小さい間は、ドアを開けておけば、室内の気配が伝わり安心できます。リビングと子ども室が近いことで、おもちゃが散らかり放しにならず、すぐに片づけられるのもよかったです。

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気になる共用部も一新される
一棟丸ごとリノベーションの魅力。

——新築ではなく、中古マンションをリノベーションすることは最初から決めていたのですか?

奥さま:私たちの希望エリアで見学した新築マンションの面積は75㎡くらいで、LDKは14畳くらいの物件が多いように感じました。私たちはLDKをもう少し広く使いたかったので、中古マンションで面積が広めの物件を探していました。中古マンションを購入し、自分たちでリノベーションをすることも考えていたのですが、予算や労力がどれくらいかかるか分かりづらかった。共用部が古いままということにも、少し不安がありました。

ご主人:そんなときにリビタの「R100 TOKYO」のウェブサイトを見つけました。自分たちの好きな間取りにできること、一棟丸ごとなので共用部もリノベーションされることなど、そのコンセプトを知れば知るほど魅力を感じました。良い環境に存在する、良い空間に長く住み続けたいという気持ちがありましたから。

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——「ルクラス碑文谷」はどのようなところが気に入りましたか?

ご主人:立地と周辺環境、最上階で眺めがよかったことなどです。もともと内廊下などの共用部が広く、ゆったりとした造りだったことも魅力でした。コンセプトルームを見学したのですが、標準仕様として使われている素材のテイストが好みに近かったので、フルリノベーションをするにあたってイメージがわきやすかったです。

奥さま:自分たちの好きなように空間をつくれることは、大きな魅力だったのですが、面積が広く、いかようにでもつくれるため、悩み始めるとキリがなくなりそうでしたから、標準仕様をベースにできたことで、とても進めやすかったです。

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サブウェイタイルや人工大理石など、
仕上げには、こだわりの素材をセレクト。

——コンセプトルームの標準仕様のテイストが気に入られたとのことでしたが、標準仕様以外を選ばれた部分や、仕上げやディテールなどでこだわったポイントがあれば教えてください。

ご主人:キッチンとカウンターの天板に、シーザーストーンという人工大理石をセレクトし、出窓の天板も同じ素材で揃えました。キッチンは手元を隠すために、壁を少し立ち上げたのですが、高すぎるとせっかくのオープンキッチンに圧迫感が出るし、低すぎるとシンクなどが見えてしまうため、高さにこだわりました。

奥さま:主人が夜遅く帰宅したときは、カウンターで食事を摂るようになりました。そうすると私も会話しながら準備や片づけができるので効率的です。昼間はカウンターで、子どもがおやつを食べたり、絵を描いたり、工作をしたりしています。その様子も見ながら家事ができるので楽しい。高すぎない壁がキッチンとカウンターのちょうどよい関係性を、自然に生み出しています。

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——キッチンの壁の一部にはサブウェイタイルが張られていて、よいアクセントになっていますね。

奥さま:海外のインテリア雑誌で見かけて、どこかに使いたいとリクエストしました。

——キッチンの背面には、広めのパントリーもあります。こちらは奥さまのご希望ですか?

奥さま:しっかり収納できるように、広めにつくっていただきました。食器、キッチンツール、掃除道具、食材のストックなどを収納しています。普段は見せたくない家電などもしまって、キッチンに生活感を出さないようにしています。

——パントリーの中には、ラックが設けられていますが、これはどのように設置したのですか?

奥さま:壁にあらかじめ補強材を入れておいてもらい、レールだけ設置してもらいました。その後、IKEAでラックを購入し、自分たちで組み立て、使い勝手や収納量に合わせ、棚板を設けていきました。そのような細かい希望にも対応してもらえたこともよかったですね。
ご主人:設計者の方からもらった細やかな提案にも助けられました。たとえば子ども室には梁が通っているのですが、デッドスペースを利用した棚を設けるという工夫をしてくれたり、私たちでは思いもつかないアイデアをたくさんもらいました。一緒につくってくれるというスタンスで、どんなことでも相談することができましたね。

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