2020年のリノベーションは「職住融合」がキーワード?
自宅で働ける場づくりのノウハウまとめ
リクルートホールディングスの「2020年のトレンド予測」の中の、住まい領域のトレンド予測として取り上げられていた『職住融合』というキーワード。働き方改革によるテレワークの浸透で、働く場所が多様化しています。 その流れからか、自宅の一部をオフィス仕様にする「家なかオフィス化」や、街の中のコワーキングで仕事する「街なかオフィス化」が生まれているようです。 今回は、自宅にワークスペースを持っている、家なかオフィス化のリノベーション住宅事例から、そんな家づくりのノウハウを覗き見てみましょう。
ガラスの仕切りで、気分も明るくなるワークスペース
ライターの奥様のために、リビングの一角にガラス張りの執筆スペースを作られた住まいです。壁で区切らずガラスにしたことで、窓の外の景色も見えるくらい開放的なので、働いても息苦しくならない工夫がなされています。集中したい時は、窓もカーテンも閉めれば完全に個室化にすることも可能です。
こちらのお宅でも、ガラスの間仕切りでワークスペースを確保しています。元々は壁があり暗い雰囲気だったのですが、リノベーションで光と風が家全体に通る空間になりました。
デスクの前が窓なので、窓からの景色を眺めて気分転換になりそうですね。
ちょっとした工夫で、リビングの一角に集中できるスペースを作る
こちらは、リビングに作り付けのデスクを造作されたリノベーション事例です。旦那様は、ご自宅で仕事をすることが多かったためPCデスク用として、デスクの高さを65cmと低めに作られています。そうすることで、長時間座っていても疲れないのだそう。ちなみに、ダイニングテーブルも同じ高さにしているため、気分に合わせて場所を変えられるのはいいですね。
ご夫婦ともご自宅でお仕事をされているこちらのお宅は、「小学校のような家」をコンセプトに、腰高のパーティションで仕切られ、LDKや廊下とゆるくつながるワークスペースを設けています。また、コンセプトに合わせて、ワークスペースとLDKの間の棚も、学校の真四角のロッカーのイメージで作ったようです。デザインを統一させながらもちょっとした遊び心が、働きやすいスペースを確保しつつも、居心地の良さを作っているのかもしれません。
用途を限定しないフリースペースを1箇所つくる
ワークスペースは作りたくても、広さに限界がありちょっと難しいと思った方もいらっしゃるのでは?そんな時は、用途を限定しないオープンな空間をつくるというのはいかがでしょうか?
こちらは戸建てリノベーションの2階の一角にある空間です。お施主様にお伺いしたところ、見学された時には趣味を楽しむ場として考えていたようですが、個室をつなぐ通路のようなスペースだったので、あえて用途を限定せず家族が自然に集まる場所にしているそうです。
「ちょっとパブリックな感じの図書館のようなイメージ。気分転換したいときとか、誰かと話したいときとか、何かあれば立ち寄れるような空間ですね。家の中にそういう場所があるのはいいな」とおっしゃっていました。
5つの事例をご紹介しましたが、いかがでしたか?
ちょっとした作業をしたいとき、自宅の中にワークスペースを持つことは、「自分だけの時間」だけでなく「家族との時間」も作ろうとメリハリを生み出す、自分たちらしい暮らし方を可能にしてくれる方法なのかもしれません。ぜひ、これからの住まいづくりの参考にしてみてください。
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