ヴィンテージマンションとリノベーション|お宅拝見

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ヴィンテージマンションとリノベーション

目 次
  1. 1空間をデザインする、建築家による匠の家
  2. 2あらゆる活動の“中継地点”としての住まい

ビジネスオフィスや多くの飲食店が立ち並び、活気溢れる赤坂エリア。そして赤坂御用地や高橋是清翁公園がそばに広がる青山一丁目エリア。この付近は、数々の大手デベロッパーが初めてマンションを建て始めた、いわばヴィンテージマンション発祥エリアといわれています。今回取材させていただいたKさんのお部屋は、タイル貼りで落ち着きと風格のある外観や、整備の行き届いた吹き抜けの中庭、徹底したセキュリティ管理体制など、築30年が経過しているとは思えぬほど良好な状態で佇み、まさにヴィンテージマンションに属する趣のあるマンションの一室。「都心で働き、都心を楽しむ人」のための住戸として当社がリノベーション計画した、一戸ユニット・マンション「イガタ」にお住まいです。今回は、都会の活気と自然の安らぎを一度に楽しめる2つのエリアの中間で、どんな暮らし方をしているのか、都心に住まうライフスタイルについてお話を伺いました。

ヴィンテージマンションとリノベーション
Real Design取材風景。Kさまのお住まいは、「Real Design 2007年10月号」 第2特集:「ヴィンテージ住宅案内」で紹介されています。
ヴィンテージマンションとリノベーション
ご協力いただいたKさん。

―こちらにお住まいになる前はどのような形態の住居にお住まいでしたか?

Kさん:会社の寮に住んでいました。

―家を購入しようと思ったきっかけは何ですか?

Kさん:今まで、食事やお酒などの”消えてしまうもの”ばかりにお金を使っていて…そろそろ”残るもの”にお金をかけようかなと思いはじめたんです。両親からも、家は早めに持った方がいいと助言されていました。

―こちらの物件情報はどのようにして知ったのでしょうか?

Kさん:最初に写真を見せてもらった時、お!いいなあと。でも、モデルルームとして装飾されていたインテリアの照明がシャンデリアだったのでちょっとビックリしました(笑)エリア的には実は本命ではなかったんですよ。青山と赤坂の中間と聞いて、赤坂は飲み屋街のイメージでしたから、こんなところにこういうマンションがあるのかとちょっと驚きました。でも実際見学に行ってみると、パッとみた瞬間、いい!と思って、すぐ気に入って決めました。

―住宅購入の際、「いい!」と思って即決というのは、かなり勇気がいると思うのですが、中古に対する躊躇はありませんでしたか?また、ご家族の理解はすぐに得られましたか?

Kさん:中古マンションだからダメってことはないと思います。祖父が趣味で骨董品を集めていて、希少価値のある古美術や古道具を大事に扱っている姿をみてきました。その影響もあって、古いとか新しいとかではないモノの見方を自然と身につけたのかもしれません。つまり、モノの本質の部分『いいものは、いい。』という自分自身の価値観と選択の基準がクリアできたので、ためらいはありませんでした。 もちろん、このマンション自体もしっかり建っていて問題ないですしね。将来は、結婚したり子供ができたりすれば、きっと必要とする住空間が変わってくるはずなので、そのときは売却だったり、賃貸住居として貸し出したりすることも考えています。自分が「いい!」と思ったなら、賃貸でも「いい!」と思う人もいるはずなので。そういう意味でも、この家は資産運用として普通のマンション以上の価値があると思っています。

空間をデザインする、建築家による匠の家

「イガタ」は、ReBITA creative project 第一弾として立ち上げられた企画で、建築家 小泉雅生氏とのコラボレーションによって設計されています。戸境壁(隣の部屋との間の壁)が模窓風な奥行きのある造りになっており、そこは目線が部屋の内部に分散される効果とディスプレイ機能が共存。また可動間仕切りを使わなければ広いワンルームになるというとても個性的な空間で、そのためインテリアコーディネートがちょっぴり難しい住まいと言えなくもない…。そんな空間でありながら、Kさんのお部屋はひとつひとつがセンス溢れるグッズやデザイン家電によって、シンプルでスマートなインテリアを実現されていました。

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Kさんが上海に出張に行ったとき、近郊にある朱家角というベニスのような観光地の運河の近くでひとりのおじさんが一生懸命に彫っていた作品「福在眼前」。

Kさん:上がコウモリで、下が銭。中国語で、福が眼前に在る、という言葉と同じ発音なんです。そのおじさんに『これはワタシが一生懸命彫ったから、出来がイイヨ!買いだヨ!』と言われ、あまりに自信たっぷりなので、買って帰りました(笑)

―実際にお住まいになられてみていかがですか?

Kさん:場所に関しては、青山一丁目と赤坂の間に位置しているんですけど、街に近いのに本当に静か!大使館や赤坂御所などが近くにあって治安もいいし、役所も近くてとても住みやすいと思います。とくに、通勤が便利。都心のメトロで座って出勤なんて、奇跡ですよ(笑)それと、家の中で何かをするっていうことは・・・あまりないですね。読書くらいです。

―お部屋は整然としていて、とてもセンスがいいですね!インテリアのこだわりはありますか?

Kさん:引越しが海外出張前後のタイミングだったので、まだ必要最低限の荷物しか持ってきてないのですが・・・なんとか暮らしています(笑)。実は大学時代に留学していた経験があって、大きな家をルームメイトとシェアしていたことがあるのですが、誰かと一緒に暮らす経験をすると「家を汚さないで暮らす」という習慣になるものなんですよね。だって汚してしまったら、自分で掃除しなくちゃならないですから(笑)だから小奇麗に見えるのかもしれません。それに今まで引越しの経験が何度もあるせいか、家の中にあまり多くのモノを置かない、買わないタイプ。今この部屋に飾ってあるものは、戴いたプレゼントとか、海外土産がほとんどなんですよ。なんとなく置いてみたら、結構、部屋のインテリアにマッチしていてよかったです。

―余談ですが、お部屋がキレイな方はきっと会社のデスクもキレイなんじゃないですか?

Kさん:はい!社内で1、2を争うほど、キレイ(なはず)です!

(偶然あったご自身の職場の机回りのお写真を見せていただいたところ、ムダなものがなく、ほんとにキレイでした!)​

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牛の貯金箱は、ご友人からのプレゼント。壁面のタイルとも好相性ですね。
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こちらの素敵なコーヒーメーカーはPHILIPS「Senseo」。オシャレ!!
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手が触れるハンドル部分が天然木になっている、職人技が光る冷蔵庫はamadanaのもの。家電製品選びにもKさんのこだわりが。

あらゆる活動の“中継地点”としての住まい

―では最後に、Kさんにとって「家」とは、どんなものですか?

Kさん:大きな意味で、「ホッとするところ」ですね。仕事はバリバリ頑張って働いて、帰ってきたらコーヒー一杯飲んで気持ちをいったんブレイク。その後、遊びに出かけるっていう。気持ちの切り替えができるところ。いわば、今の自分にとってのあらゆる活動の”中継地点”的な存在です。友人も気軽に遊びにきてくれるし、今の自分の感性にあった家と出会えて本当によかったです。

住宅の購入というと、一生の買い物だと身構えて、自分に対してプレッシャーがかかってしまいがちですが、自分の今のライフスタイルを大切に生きているKさんから、最後にこんなひとこと。「将来、もしかしたら海外に住むかもしれないし、結婚して子育てする時期が来るかもしれない。その時々に必要な家は変わっていいと思う。それが、自分らしい生き方です。」 今の自分の感性を大切に生きながらも、ライフスタイルや資産性を含めた将来を冷静に見つめるKさん。オンとオフの切り替え方が上手で、まさに「都心で働き、都心を楽しむ人」との出逢いでした。これからここで、どんなSTORYが待っているのか楽しみですね。

【ReBITA creative project】とは…
株式会社リビタが、“Shake Your Sense !(感性を震わせよ!)”を合言葉に、住まいをはじめ、当たり前だと思っている既成のモノ(物)・コト(事)・カン(感)を揺さぶるようなテーマを、リノベーションによって実現するため、同じ思いに共感するアーティストや企業とともにコラボレーションしていくプロジェクト。その第一弾として誕生したのがこの「イガタ」です。

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