子育てとDIY|お宅拝見

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子育てとDIY

目 次
  1. 1アトリエや作業場として活用するLDKから連なる広い土間
  2. 2家全体の様子が見渡せるキッチンは、奥さまのワークスペースも兼用
  3. 3税制上のメリットを享受できる「耐震基準適合証明書」を取得

1歳のお子さまがいるKさんご夫妻は、子育ての場所として腰を落ち着けて永く住むことを考え、 この物件を選んだ。
仕上げの素材にこだわってリノベーションを進め、壁と天井を自分たちで塗装することに……。
思いのほか大変だったというDIYには、たくさんのメリットがあったという。

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アトリエや作業場として活用するLDKから連なる広い土間

——玄関やLDKとひと続きになった広い土間がとても印象的ですが、ここはどのように使っていますか?

ご主人:趣味で彫刻の作品をつくっています。制作中は木くずが出たり汚れたりするので、床を土間にしてアトリエのように使おうと最初から計画していました。DIYをする機会も多いので、作業のときにも土間スペースがとても役に立っていますね。

——DIYとは? 具体的にどんなものをつくったのですか?

ご主人:ダイニングテーブルは自作したものです。天板は木材屋さんにオーダーでつくってもらい、鉄脚は自分で溶接しました。

——溶接をDIYで!?

ご主人:たまたま溶接ができる友人がいて、場所や道具を借りることができたから。とても大変でしたけれど。

奥さま:リノベーションをしたときも、予算を調整するために、DIYで壁や天井を塗装したんですよ。

ご主人:テクスチャーが残る壁にしたかったのですが、仕上げの素材にこだわると予算がオーバーしてしまう。そこで設計者の川上堅次さん(ETLA design)が、「自分で塗装することもできますよ」とDIYをすすめてくれたんです。

——壁と天井はすべて自分で塗ったのですか?

ご主人:コンクリートの躯体のところは全部。新たに造作した壁は職人さんに塗ってもらいました。LDKと土間は珪藻土、個室は断熱塗料を塗っています。

——珪藻土は塗るのが難しそうなイメージがありますが、すごくきれいな仕上がりですね。どのくらい時間がかかりましたか?

ご主人:毎週末、夫婦2人で作業をして3週間かかりました。珪藻土は粉の状態で購入して、攪拌機をレンタルして水と粉を練るところからです。この作業が結構大変でした。あと、天井に珪藻土を塗るのは予想以上に難しかったですね。終盤にさしかかってようやく上手に塗れるようになりました(笑)。

奥さま:自分たちで塗装をするのは大変ではありましたけど、壁が傷ついても「塗り直せばいいや」と思えるから、汚さないようにとか壊れないようにとか、神経質にならずおおらかに暮らせるのがいいですね。自分たちで手をかけた分、愛着もあります。

——珪藻土は調湿効果などが期待できますし、断熱塗料も住環境の向上に役立ちますよね。

ご主人:テクスチャーが気に入って選んだということもありますが、腰を落ち着けて永く住むつもりなので、素材の選び方で温度や湿度を調節できるならば、少しでも快適な空間にできればとも思いました。

奥さま:子育てをする空間でもあるので、なるべく良い環境で過ごしたいという思いはありますね。

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家全体の様子が見渡せるキッチンは、奥さまのワークスペースも兼用

——プランはどのようなところにこだわりましたか?

奥さま:十分な広さがあるキッチンを希望しました。アイランド型で家の中心に配置するようなイメージ。キッチンで料理をしながら、リビングや土間など子どもが遊んでいるところにも目が届く、オープンなプランにしたいと思っていました。

——壁側のカウンターは作業台として使っているのですか?

奥さま:そうですね。調理のときは作業台として使いますが、リビング側の収納にはプリンターが収まっていて、ワークスペースとしても使っています。仕事をしながら家事をすることも多いので、シンクのすぐ背面にワークスペースが欲しかったんです。

ご主人:つくり付けの収納などの造作家具はできるだけ少なくして、床や壁などの仕上げに予算を取りたいと思っていました。なるべく何もない空間にしておいて、生活していく中で必要になったものを、自分たちでつくっていきたかったんです。

——ウォークインクローゼット以外はつくり付けの収納はありませんよね。

ご主人:ウォークインクローゼットも空間が余ったところにつくっているという感じです。棚などをつくり付けてしまうと、そこに合わせた暮らしになってしまいそうだから。子どもがまだ小さいこともあるし、時間を重ねる中で、理想の暮らしも変わっていくと思うんです。今の理想と10年後の理想は違うでしょうから、暮らしの変化に合わせて、置き家具などを取り入れたり、自分で棚や家具をつくったりしながら、その時々で楽しんでいきたいですね。

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税制上のメリットを享受できる「耐震基準適合証明書」を取得

——物件探しはどのように進めましたか?

ご主人:リビタの説明会に参加して、物件探しからトータルにお願いしました。

——この物件に決めた理由はどのようなところですか?

奥さま:周辺環境がよかったところですね。緑が多く静かで、こぢんまりとした雰囲気が気に入りました。

——中古物件に対する不安などはありませんでしたか?

奥さま:古いものに対する抵抗などは全くなかったし、見学したときに外観を見て、重厚でしっかりした建物だったので安心感はありました。

ご主人:この建物は築34年で旧耐震基準なのですが、「耐震基準適合証明書」を取得することができたので、不安はほとんどありませんでした。

——「耐震基準適合証明書」とはどのようなものですか?

ご主人:耐震基準を満たしていることを証明する書類です。マンションのような耐火建物の場合、築25年以上の物件は、住宅ローン控除や不動産取得税、登録免許税などの税制上の軽減措置が受けられないのですが、「耐震基準適合証明書」を取得すれば利用可能となります。

——簡単に取得できるものなのですか?

ご主人:築25年以上の物件の場合は、取得が難しいケースが多いみたいです。しかし、リビタのコンサルタントの大嶋さんから「この物件は低層で壁式構造だから、取れる可能性が高い」というアドバイスがあり、調査をしてもらうことにしました。取得するためには費用が別途必要になりますが、住宅ローン減税など各種の控除が受けられ、メリットは大きいと思います。

——耐震性のことや税制上の詳細な条件などは、知識がないと分からないことですからね。単純に築年数だけで判断できないケースもあるということは知っておいたほうがいいですね。

奥さま:耐震性や耐久性を確認できたことで、これから末永く住んでいくことができるという安心感を得られたことも、精神的に大きなメリットとなっています。

■利用サービス:リノサポ

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