ラフさと洗練さ|お宅拝見

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ラフさと洗練さ

目 次
  1. 1直線を美しく見せる設計で、視線が抜ける洗練された空間に。
  2. 2キッチンからつながる機能的な洗濯室。室内干しの洗濯物はリビングに出さない。
  3. 3さまざまな希望をくみとってもらえ、理想の家づくりができた

モルタルやコンクリート打ちっ放しなど、ラフなテイストが好きなご主人と、すっきりと洗練された空間を志向する奥さま。直線を美しく見せる という設計コンセプトを軸に、お二人の好みを上手く融合した空間が出来上がりました。視線や光を通し、広さを感じさせるスチールフレームのガラスで、個室を仕切ったアイデアにも注目です。

ラフさと洗練さ

直線を美しく見せる設計で、
視線が抜ける洗練された空間に。

——玄関からLDKまで無垢のオークの床がフラットに続き、とても美しいですね。全体のテイストも、木、モルタル、白、黒など、モノトーンに木が映えて、モダンな印象です。

奥さま:設計者の方が、線がキレイに見えるように、細かいところにまで気を配ってくれました。私はリノベーションを経験する前は新築志向で、すっきりと整った美しい空間が好きなんです。主人はコンクリート打ちっ放しやモルタルなど、ラフな雰囲気が好みなので、二人の趣味を上手く融合してつくり上げていただいたのがこの家だと感じています。

ご主人:床の一部をモルタルにすることを希望し、できるだけ分量を多くしたいとお願いしました。バルコニーに面したインナーテラスから、個室がある西側の壁面にも連続する形でモルタルの床がつながっています。

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奥さま:LDKは天井もコンクリートの躯体のままです。最初はラフすぎないかと心配していましたが、ペンキで白く塗ってもらったら、とても洗練された印象に仕上がり、私も気に入っています。

——黒いスチールフレームのガラスで、個室が仕切られているのも大きな特徴ですね。

ご主人:最初は開放感を求め、全体をワンルームにしたいと思っていました。いろいろ考えていくうちに、個室はきちんとつくって、ガラスで仕切るというアイデアが生まれたんです。視線の抜けが確保できるので、広く感じるのが魅力ですね。

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奥さま:モルタルの床は2つの個室を貫く形で、連続しています。この部分には、壁や収納をつくらず空間をオープンにしています。これも直線を美しく見せるための設計者さんのこだわり。視線や光も抜けて広く明るく感じますし、空気も循環するので、ここに壁をつくらなくて正解だったなと思っています。

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ご主人:奥(写真に写っている場所)を寝室として使っていて、リビング側は子ども室になる予定です。そのときはブラインドなどを付ける必要があるかもしれませんが、当面はこの抜け感を楽しみたいと思っています。

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キッチンからつながる機能的な洗濯室。
室内干しの洗濯物はリビングに出さない。

——食器棚やベンチなど、LDKにあるつくり付けの家具も、すっきりしていて全体的にフラットな仕上げですね。家具も直線のラインが美しく強調されています。

奥さま:収納には取っ手が付いていないし、室内の扉はすべて引戸なんです。オープンにすれば空間が一つにつながるので、開放感がありますね。ドアを開閉するスペースも節約できるので、通路などは多少コンパクトでも圧迫感を感じません。

——キッチンと一体になったダイニングテーブルとカウンターが、LDKの主役となっていて存在感がありますね。

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奥さま:アイランドキッチンにすることは決めていました。料理が好きで、友人を家に呼んでもてなすことが多いのですが、自分も料理をしながら会話に参加できます。ガラスで仕切った個室を子ども室にした場合も、目が届きやすいので安心です。

ご主人:壁にベンチがあるから、たくさんの友人が集まったときも、座る場所には困りません。LDK全体を使って、いろいろな場所でくつろいでもらっています。

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——キッチンから水まわりへと動線がつながっているのも便利で機能的です。これは奥さまのアイデアですか?

奥さま:家事を効率的にこなすための動線を考えました。キッチンから、洗濯室、洗面室、浴室が一直線に並んでいます。料理をしたり、子どもをあやしたりしながら、洗濯ができるので便利です。洗濯室には洗濯機と部屋干しのためのポール が設置されていて、洗濯が終わったらすぐに干せるようになっています。共働きで忙しいので、室内干しをすることが多いのですが、リビングに洗濯物を干しておくのがどうしても嫌だったんです。室内干しのための空間があることで、そのストレスがなくなりました。

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ご主人:引戸を開ければ全体がワンルームのようにつながり、行き止まりがなく回遊性もある。暮らしやすく、快適な間取りだと感じています。

——リビングにテレビが見当たりませんね?

奥さま:テレビは場所を取るし、ソファの位置なども固定されてしまいます。テレビを中心に間取りを考えるのが嫌だったから、置かないことにしたんです。プロジェクターにチューナーを接続して、壁に映して観ています。

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設計の段階で配線が表に出ないように考えてもらいました。炊飯器や電子レンジなどの家電もできるだけ、棚に収めてリビングからは見えないようにしています。デザインが気に入っているものだけ食器棚の上に出して置いています。

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さまざまな希望をくみとってもらえ、
理想の家づくりができた

——Yさんご夫妻は、ワンストップで家づくりをサポートするリビタのリノベーションフルサポートサービス「リノサポ」を活用されましたが、こういったサービスはもともとご存知でしたか?

ご主人:物件検索が趣味で、インテリアが好きだったので、リノベーションやリビタのサービスについては、ずっと前から知っていました。リノベーションをするなら、物件探しから一貫してお任せしたほうがスムーズだろうと思っていましたが、実際に物件を選ぶときにもいろいろとアドバイスをいただけて心強かったです。

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奥さま:モダンで洗練されたデザインの事例が多かったことも、リビタを選んだ理由のひとつ。大きな公園が近くにあって、緑が多くて、外観や共用部もキレイな物件を希望していたので、条件的に厳しかったと思うのですが、いくつも物件をご紹介いただき、15件ほど内見してここに決めました。設計者さんも、私たちに合った方をご紹介いただけたと感じています。

ご主人:リビタの担当コンサルタントだった与那覇さんとは、物件探しの段階から、設計、施工、引き渡しまで、ストレスなくやり取りできました。とても真面目に丁寧にご対応いただけたことで安心してお任せできました。設計者さんも施工の方もとても親身になって私たちの希望を聞いてくれたと感じています。トータルにサポートしてもらえたことで、理想通りの家をつくることができ、とても満足しています。

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