丁寧な暮らしを促す、一点ものの住まい|お宅拝見

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丁寧な暮らしを促す、一点ものの住まい

目 次
  1. 1休日の仕事はインナーバルコニーでワーケーション気分を味わう
  2. 2空間をチューニングする楽しさ。日々感性が磨かれる住まい
  3. 3自分たちの感性にぴったり合った、唯一無二の一点ものの住まい

ご夫婦ともにメーカー勤務のIさんご夫妻。リビタのリノベーション済みマンションについて、作家の一点ものを買った感覚に近いと話す。お二人の感性にぴったりとフィットした住まいは、日々の生活で五感が磨かれ、丁寧に暮らすことを促してくれるといいます。家を大切に愛でるように暮らすIさんご夫妻の住まい方について、お話を聞きました。

休日の仕事はインナーバルコニーで
ワーケーション気分を味わう

――この物件を購入しようと思ったきっかけや経緯をお聞かせください。

奥さま 在宅勤務が多くなり、家にいる時間が増えたことと、賃貸に住んでいたので家賃を払い続けるのがもったいないから、探そうかなと漠然と思っていたのですが、この物件はたまたまインターネットで物件記事を見ていたときに発見しました。住宅やインテリアには興味があって、趣味の一環でよくネットの物件記事を読んでいたんです。「一回見に行ってみようか?」と軽いノリで見学に来たのですが、私はもう入った瞬間に「ここだな」と思いました。

ご主人 エリアにこだわりがなかったので、渋谷区は都会過ぎる印象があったのですが、見学に来てみると都心とは思えないほど静かで、ここで暮らすイメージが自然に浮かんできました。インナーバルコニーとガラスの建具で仕切られた個室は、僕のワークスペースにできるかなと、その時点で思っていました。

――今は在宅勤務の割合はどれくらいですか?

ご主人 時期によって頻度が変わります。現在は、在宅勤務は少なめですが、また増える可能性があるので、当初の希望通り、個室は僕のワークスペースになっています。

奥さま 私は週の半分くらいが在宅です。普段はダイニングテーブルで仕事をすることが多いですね。収納がすぐ近くにあって、資料は全部ここにしまえて便利。土日に仕事をするときは、インナーバルコニーのテーブルでやることが多いです。少し仕事感が薄れるので、気分的に切り替えができて助かっています。

ご主人 インナーバルコニーは午前中の光がとても気持ちいいんですよ。趣味的な空間として、読書をしたりリラックスしたりするのが理想ですが、午前中にインナーバルコニーで仕事をすると、脳内が切り替わってリフレッシュできる感じ。ワーケーションっぽい気分になって、作業がはかどります。カフェに行って仕事をする感覚に近いかも。それが家の中で完結できます。

――奥さまは入った瞬間「ここだな」と思ったということですが、具体的にどの辺りが決め手になりましたか?

奥さま ゾーニングのとり方、動線設計、素材・色の使い方など、この空間を構成する要素が私たちの感性に合っていたことだと思います。ディテールのパーツ、ディスプレイとして使われていた照明や家具などのセンスも素敵で、コストダウンしているところがないという印象でした。

ご主人 僕も同じなのですが、とくに仕上げに使われている素材のテクスチャーや手触り感がいいなと感じました。壁はざらつき感のある塗料で塗られていて、フローリングも足触りがとてもよくて、裸足で歩くのが気持ちいい。経年することで味わいが出てくるものが使われていて、長く住めば住むほど愛着が増していきそうな空間だと思います。手彫りのクマの置物が好きで集めているのですが、ものでも服や靴でも、時間をかけて育てていくような素材感のあるものが好きなので、この家も同じような感覚でいいなと思いました。

空間をチューニングする楽しさ。
日々感性が磨かれる住まい

――この住まいの魅力や好きなポイントはどんなところですか?

奥さま 私は、この家のなかでもとくにリビングと通路の間のドアノブが好きなのですが、最初に手で触れたとき、手仕事でつくられたんだろうなと感じて、このクオリティの住まいはとても自分たちではつくれないと思いました。

ご主人 そう、この家は、オンリーワン感がすごくありました。物件もそういう意味では出会いですよね。この空間の世界観がすごく気に入ったので、照明やテーブルなども展示されていたものをそのまま購入したいと希望しました。

奥さま リノベーション済の物件は、空間だけではなく世界観というか、感性も含めて譲ってもらうということだと感じています。そこにも対価を支払う価値があると私たちは考えています。私たちもブランドをつくる仕事をしていて、価値をつくる難しさはよくわかっていて、そこは住宅にも共通する部分だと思っています。この家のつくり手であるリビタからは、価値を提供することへの強い意志を感じました。だからその価値を大切にしながら、日々を丁寧に暮らしていきたいと思っています。

――この家で暮らしはじめてから、丁寧に暮らすことを意識するのはどんな瞬間ですか?

奥さま 空間が豊かだから、それに合うものを揃えたいと思うようになりました。電気ポットや家電などは、まだ買い替えが間に合っていないのですが、一つひとつ吟味して合うものを選んで、空間をチューニングしていくことを楽しんでいきたいと日々思っています。

ご主人 この家に合いそうなものに出会うと、すぐに分かるようになりました。最近、もともと好きな木工作家さんの木のサイドテーブルを購入したのですが、この家に置きたいと思って、すぐに買おうって決めました。今まで以上に、空間をより良くしてくれるものを探すようになり、そういうものを探したいという気持ちがすごく高まっていると感じます。この家が、そういう気持ちにさせてくれるのでしょうね。住んでいて五感が研ぎ澄まされて、磨かれていくような感じがします。

奥さま 私は精油を混ぜて香りをつくることが好きで、アロマテラピーの資格をもっているのですが、この家で暮らしはじめてから、さらに香りにこだわるようになりました。お客さまが来るときには、玄関に落ち着きを感じる香りを漂わせたり、朝はフレッシュな柑橘系の香り、夜は寝付きやすいようにリラックスできる香りを使ったり、気分転換や生活リズムの切り替えに、香りを活用して、空間の豊かさを極めたいと思うようになりました。

自分たちの感性にぴったり合った、
唯一無二の一点ものの住まい

――この家にはリビングの壁に「muiボード」という天然木のタッチパネルのインターフェースと、ホワイトボードクロックが備え付けられています。暮らしのなかでどのように使われていますか?

奥さま 「muiボード」は、天気予報を聞くなど、スマートホーム的に使っていますが、一番気に入っているのは、二十四節気の日に、その節気に合わせた詩が、光の文字で映し出されることです。不規則にぱっと出てくる文字が季節を伝え、心を落ちつかせてくれる感じは、さりげなくて温もりもあっていいなと思います。「ホワイトボードクロック」は、文字盤に家族間で伝言をやり取りしたり、メモを書いたりできるのですが、正直まだあまり使うことができていません。でも、デザインとして「muiボード」の四角と「ホワイトボードクロック」の丸のバランスがよく、この一角もとても気に入っています。

ご主人 備え付けられている小さな棚はスマートフォンの充電に便利で、動線上のデジタルデバイスのステーションにもなっていますね。ソファでリラックスしながら過ごして、たまにスマートフォンを見たりするという動作が自然に導かれる。「muiボード」はデジタル感がなく、柔らかな雰囲気なので、デジタルデバイスだけど、インテリアに自然に馴染んでいるのがいいなと思います。

――リビタのリノベーション済みマンションを購入して感じたことや、暮らしが始まってから感じたことなど、全体的な感想をお聞かせください。

ご主人 リノベーションというと築年数や耐震基準が気になるという声を聞きますが、そういった情報だけで選択肢として外してしまうのはもったいないことだと思いました。実際に暮らしてみて、僕たちの暮らしにとてもフィットした住まいを選ぶことができたと実感しています。むしろ新築ではこのような空間はつくれなかったでしょうから、自分たちとしてベストな選択ができたと感じています。

奥さま 作家さんがつくる一点ものを購入した感覚に近いと感じています。きっとリノベーションにも大量生産型のものもあると思うのですが、リビタのリノベーションはそれぞれの物件が唯一無二。一点もので、なおかつ私たちの感性にぴったり合ったものを選ぶことができました。ここに暮らすことで、自分たちの感性がさらに磨かれていく日々を過ごせて、幸せだなと感じています。

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