【祐天寺エリア】気取らない魅力あふれるまち温かくふれあうくらし|まちとのつながり

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まちとのつながり

【祐天寺エリア】
気取らない魅力あふれるまち
温かくふれあうくらし

目 次
  1. 1いい空間、いい時間
  2. 2足取り軽く、気取らずに
  3. 3おいしい街角、ときめき発見
  4. 4想いが伝わるあたたかさ
  5. 5このまちのくらし 
  6. 6リビタおすすめ物件

祐天寺エリアに住んでみる?
都内有数のおしゃれタウン・中目黒の隣に位置し、都心へのアクセス良好。こだわりある個人店も多い祐天寺。クールな街かと思いきや、一歩足を踏み入れると、あたたかな人情味ある空気が流れている。
センスとノスタルジーを備え、気さくな魅力を持つまち・祐天寺エリア。ライフスタイルを確立した大人たちが集まる、その理由を探しにいきました。

「このまちのくらしを、探そう。」
そんな思いで歩いてみたら、見える景色も少し変わってくるかもしれません。
のくらしが、実際に祐天寺エリアを歩いて見つけた「このまちのくらし」をご紹介します。

いい空間、いい時間

渋谷から東急東横線で3駅。祐天寺駅にやってきた。2018年に完成した駅ビルには、ドラッグストアなど暮らしに便利なテナントが充実。

ロータリーには昔ながらの商店街。コンパクトながら、開けた雰囲気が漂う。
まずは、おいしいコーヒーを探しにいこう。

初めてのお店は緊張するけれど、ガラス張りで中が見えると安心。コーヒースタンド『SIDEWALK COFFEE YUTENJI』に入ってみることに。

バゲットサンドは、お昼過ぎには売り切れるほど人気らしい。ガラス瓶に入った焼菓子も魅力的で、目移りしてしまう。

奥には工房があり、ガラス越しにパンを作る様子が見える。スタッフセレクトのBGMを聴きながら、気持ち良い朝が過ごせそう。

店先で出会ったのは、フォトジェニックなワンコたち。
「スタッフさんもドッグフレンドリーで、いつのまにか集会所になっています」と教えてもらった。

自家製オレンジシロップが爽やかな「ビターオレンジ・アメリカーノ」。休日は、ゆっくりクラフトビールも飲んでみたい。

◉SIDEWALK COFFEE YUTENJI
東京都目黒区祐天寺1-26-11

足取り軽く、気取らずに

犬の飼い主さんたちが「車通りが多くないから、お散歩にぴったり」と口を揃えていたように、のどかで歩きやすい。

ローカルなお店や街の公園。人々の生活が感じられる街並みだ。
昔ながらの銭湯も健在。お洒落サウナも好きだけど、日々の暮らしにはこういうのがちょうどいいのだ。

高い建物がないから空が広く開放感があって、自然と肩の力が抜けていく。緑道もあり、散歩コースには事欠かない。

少し歩いて世田谷公園へ。
世田谷地域で最大の広さを誇る公園が、徒歩圏内なのはうれしい。

さまざまな世代がくつろぐ噴水広場は、どこか外国の景色にも見える。噴水を眺めると、大抵のことはなんとかなる気がしてくるから不思議だ。「なんだか視野が狭くなったかも」と思ったらここに来よう。きっと視界が開けるはず。

おいしい街角、ときめき発見

移動して、遅めのランチは『NOT A PIZZA』で。お店に入ると、窯のいい香りが漂ってきた。

人気の「マルゲリータ・プラス」は、ジューシィなトマトソースに、絶妙な溶け具合のチーズがからみ、もちもちの生地と生ハムの塩気が合わさる絶品メニュー。

「熱々で楽しんでいただきたくて、一皿一皿、時間差でサーブしています」とのこと。
料理愛あふれる気遣いが、食いしん坊にはたまらない。

昭和通商店会にて、昭和7年より続く『肉のくろいし』を発見。ランプやイチボなど、スーパーでは見かけない部位も並ぶ、圧巻の品揃えだ。

揚げ物にシューマイ、鶏レバしぐれ煮、ガパオなど、多種多様な手作り惣菜も。
「『鶏ねぎ生姜まみれ』は、冷やしたままがおいしいですよ」と、若い店員さんがレジを打ちながら教えてくれた。下町風情あるコミュニケーションも楽しい。

古着屋の2階に上がり、ボタンがたくさん並ぶ『JAMpack』へ。ここは服飾副資材の専門店。主体は衣料資材の卸売で、アパレル企業が青山、中目黒に多いことから祐天寺にお店を出したそう。「下の古着屋さんも、よくボタンを探しにいらっしゃいますよ」とスタッフさん。

レジンでパスタを閉じ込めた変わり種など、ここにしかないボタンも。イヤリングや指輪、オーナメントなど、ボタンを使った手作りに挑戦したくなる。アクセサリー作家さんもよく訪れるのだとか。

店舗主催のハンドメイドワークショップは、予約なしで参加可能。恐竜や魚など珍しいモチーフも多く、何を作ろう、と妄想が膨らむ。
「常連様も、来るたびに『こんなボタンあった?』と発見を楽しんでいらっしゃいます」スタッフさんが誇らしそうにほほ笑んだ。

◉NOT A PIZZA
東京都目黒区祐天寺2-4-13 祐天寺ビル1F
◉肉のくろいし
東京都目黒区五本木2-13-3
◉JAMpack
東京都目黒区五本木2-13-1 アーバンフェニックス2F

想いが伝わるあたたかさ

赤提灯にあかりが灯り、夕方の気配が街に訪れる。

祐天寺の前で、朝ご挨拶したゴールデンレトリーバーに再会。飼い主さんに「おすすめのお店」と教えてもらった『Longfellows Tokyo』へ。

店内を埋めつくす品々は、オーナーがオーストラリアやニュージーランドの生産者と直接やりとりし、インポートしているそう。特筆すべきは、タスマニア島で作られたワインやマスタード、レザーウッドハニーなどの珍しい蜂蜜たち。

人が暮らす地域で、最も水と空気が綺麗な場所といわれるタスマニア島。
現地を訪れたスタッフさん曰く「着いた瞬間に違いがわかるくらい、空気が甘い」そう。タスマニアで育まれた味は、肩肘張らないおおらかさがあって、しっかりおいしい。その魅力に触れられる貴重なお店だ。

POPは全てオーナーの手書き。ラッピングやディスプレイに使うリボンは、播州織の衣料廃材から手仕事で作られたもの。「いいものを届けたい」想いが、細部に宿っている。

ここでの営業は2025年1月13日まで。より祐天寺駅近くに移転し、1月25日に再オープンする。「毎日違う種類のワインをバーカウンターで楽しめたり、紅茶やグルテンフリーのお菓子がイートインできるようになり、オーストラリアでセレクトした雑貨も販売予定です」
愛いっぱいの空間が、さらに広がる予定だ。

帰り道、コーヒースタンドの前を通ると店員さんが会釈してくれた。ささやかなことだけど、街に溶けこめたようで嬉しくなる。
おしゃれだけど気取らない。暮らしや仕事に愛と誇りを持つ人々が集まる祐天寺エリアは、気さくな雰囲気に包まれていた。

◉Longfellows Tokyo
東京都目黒区祐天寺2-15-8

このまちのくらし
 <休日・理想のスケジュール>

朝:休日出勤のパートナーと一緒に家を出て、駅前でコーヒー。顔なじみのワンコたちに挨拶も。

昼:世田谷公園で日光浴。何もしない贅沢を満喫する。

午後:昔馴染みの友人にちょっと特別なプレゼントをしたくて「JAMpack」でハンドメイドに挑戦。

夕方:自宅に友人を招いて夕食。いい牛肉もワインも近所で調達できるから、ホームパーティーの頻度が上がってきた。

リビタおすすめ物件

東急東横線・祐天寺駅西口から徒歩8分。バスも利用でき、渋谷まで23分、三軒茶屋までは16分(どちらも徒歩を含む)と便利。アクセスの良さと、緑も多く閑静な住環境が魅力。心が整い、満ちてゆく空間で、ゆったりと、あたたかい暮らしを楽しもう。

リビタの一棟リノベーション賃貸マンション
■PATH世田谷下馬

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