【聖蹟桜ヶ丘エリア】
草木と風の音色のまち
日々、よろこび発見のくらし
聖蹟桜ヶ丘エリアに住んでみる?
豊かな自然がありながら、都心へのアクセスも良く利便性も備えた聖蹟桜ヶ丘。にぎやかな駅前から数分、橋を渡ればいっきに落ち着いた空気に包まれる。仕事にも慣れ、一人暮らしが板について、これから先の未来に思いを巡らすようになった頃、しっくりくるのはこんな場所なのかも。忙しい毎日こそ、ホッとする街に帰りたいから。
「このまちのくらしを、探そう。」
そんな思いで歩いてみたら、見える景色も少し変わってくるかもしれません。
のくらしが、実際に聖蹟桜ヶ丘エリアを歩いて見つけた「このまちのくらし」をご紹介します。
街と緑、橋を渡って
京王線・聖蹟桜ヶ丘駅まで、新宿から電車で26分。
西口に降りてみると、駅前は意外なほど広々。
どこかのどかで「地元」らしさを感じる空気にホッとしつつ、商業施設の充実ぶりに目を見張る。
これなら買い物や外食に事欠かないはず。
2つ並んだエスカレーターに渋い喫茶店。
子どものころ通ったデパートを思い出す雰囲気があちこちに。懐かしいのに寂れていないところが、またいい。
ここにしかないスタンプラリーを発見。
どこでも見かけるコンビニが、特別な場所になった。
霞ヶ関橋を渡ると、さっきまでのにぎやかさが遠のいて、なんだか物語が始まる予感さえする。
風がきこえる
刈ったばかりの草の匂いに誘われるように、坂をぐんぐん上がっていく。
平日はコンクリートジャングルで一所懸命働き、休日は緑に囲まれてのんびり過ごす。
そんなライフスタイルが頭に浮かんで、足取りが軽くなった。
「春はお花見ができるよ」と教わった『いろは坂桜公園』でひと息ついたら、さらに階段を上がっていこう。
木々の揺れるなか耳をすませば、風の音や鳥の声、ときどき通る車のエンジン音のハーモニーに癒される。
上りきったら、金比羅神社が待っていた。
近隣の高校生たちの告白のメッカ…かどうかは定かではないけれど、キュッとまとまった、暮らしサイズの神社だ。
このあたりで1番の高台ゆえ、吹き抜ける風が抜群に気持ち良い『天守台』。
過去最高に暑い夏においても、ここには天然の涼風が吹いている。
ここに暮らしていたら、この風景はきっと自慢のひとつになるだろう。
「まっすぐなこの道をずっとゆけば、どこにたどり着くのかな」
そんな話をしながら、誰かと一緒に見たい、誰かに見せたくなる景色だ。
ぼくらのノスタルジー
目に映るすべてのディテールが懐かしくて、タイムスリップしたような感覚を覚える。それも、ものすごく昔じゃなくて、ちょうど自分たちが子どもだった頃に。
映画『耳をすませば』に出てくるロータリーのモデルになった場所にやってきた。
確かに、ここは絵になる。
ゆるやかにカーブを描く珍しい形状の建物ができたのは、55年くらい前だそう。
並んだお店のなかには、映画に縁のあるケーキ屋さんも。
この後どうしようか……と駅前でもらった散策マップを広げてぼんやりしていたら、赤い軒先のドアが開き、「何かお探しですか?ご案内しますよ」との声が。
こういう親切が新鮮で、うれしい。せっかくなのでひと休みしていこう。
看板メニュー「ロータリードーナツ」は、お茶の香りがフワッと漂うなか、お砂糖の食感がアクセントになって、コーヒーに合う。
抹茶味は今の季節の、紅茶味は秋冬のロータリーを表しているんだそう。
昼はカフェ、夜は創作和食居酒屋を営むご夫婦にお話をうかがった。
「ここ2、3年で若い世代が増えてきた印象があります。住民同士の結束が強く治安が良いから、子育てもしやすいですね。坂に鍛えられるのか、子どもたちも足腰が強くなって、運動会で活躍する子が多いです(笑)」
穏やかな2人の笑顔に癒されながら、自分もいつか、お店の名物・鍋焼きうどんを一緒に食べるパートナーを見つけたいなあ、なんて想像してみたり。
◉DINING 和桜
東京都多摩市桜ケ丘2丁目2−6
ふるさと、いろいろ
夕方の気配が近づくころ、やってきたのは『小山商店』。
知る人ぞ知る、地酒の品揃えで名高い酒屋さんだ。
趣ある建物に入ってみると、想像以上に広い店内にお酒が並ぶ様子はもう圧巻。
日本酒、焼酎、ワイン、クラフトビール、リキュール……と、どこから見ればいいのか迷ってしまう。まさにお酒のテーマパークだ。
熱量いっぱいのPOPも興味深い。
友達と、それぞれ故郷の地酒を買って飲み比べパーティーなんていうのも楽しそう。
店内は、うれしそうにお酒を選ぶ人たちで活気いっぱい。こんなお店が近所にあれば、暮らしにイベントが増えそう。
◉小山商店
東京都多摩市関戸5-15-17
黄昏迫る街並みと
日没まであと少し。最後に行きたいところがあるので、少し急ぎ足になる。
最後に向かったのは、桜ヶ丘公園。
「たぬきコース」と名付けられた遊歩道を進む。
「公園」というより「森」と呼びたくなる。
ついさっきまで駅前にいたのが嘘のよう。空気がおいしいのも気のせいじゃないはず。
今日のラストを飾るのは『ゆうひの丘』。
目の前に広がるパノラマとは、まさにこのこと。
時間とともに移り変わる空と街のコントラストは、ずっと見ていられる。
「夜景」というと、キラキラ、ギラギラしたイメージがあるけれど、この丘から見える景色は違う。
どこか素朴で、優しい光の集合だ。
聖蹟桜ヶ丘を歩いてわかったのは、心地良いと感じる瞬間や、ふとしたときに見たい景色には、都心から遠く離れなくても出会える、ということ。
そして、緑に囲まれた生活でも、便利さを手放さなくてもいい、ということ。
きっといい明日が待っている。そう思える風景と一緒に暮らせる街だ。
このまちのくらし <休日・理想のスケジュール>
朝:二度寝せずスッキリ起床。アラームなしで起きられるのは日当たりの良い部屋のおかげ。鳥の声をBGMにゆっくり過ごしていると、まるでキャンプ場にいるようで心地良い。
昼:シェアハウス裏の坂を上って公園へ。いい風が吹いて気分もリフレッシュ。暮らしの中で味わえる達成感って大事だ。
午後: 『洋菓子店 ノア』で買ってきたケーキとサブレでティータイム。せっかくだからテラスに出てピクニック気分。いつもの紅茶が、さらにおいしくなった。
夜:自炊をするもよし、駅前で外食するもよし。選択肢が多いから、その日の気分に正直でいられるのがありがたい。『小山商店』で買った故郷の日本酒を嗜みながら、東京で頑張る自分にちょっと酔ってみたりして。
リビタおすすめ物件
京王線特急で新宿まで26分とアクセス良好。
キャンプやバーベキューに向けたアウトドアグッズの貸し出しがあり、ルーフテラスなどの屋外共有部まで充実しているのは、緑あふれる聖蹟桜ヶ丘ならでは。
駅から徒歩8分で、自然いっぱいの一人暮らしがシェアできる。
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