アイデア次第で無限大。
暮らしを楽しむヒントが詰まった
「お部屋ワングランプリ@2025」
インテリアの実例やアイデアを募集する、のくらし主催の参加型イベント「お部屋ワングランプリ」。リビタのシェア型賃貸住宅「シェアプレイス」「ウェルブレンド」シリーズにお住まいの皆さんから、こだわりのお部屋の写真を募集しました。
約3年ぶりの開催となる今回は、2つの部門をご用意しました。
ひとつは、お部屋全体の雰囲気や、使い方の工夫・こだわりで見せる「お部屋部門」。
そしてもうひとつは、小物インテリアやアートなど、お部屋の中のお気に入りスポットで勝負する「お気に入り部門」です。
共通する審査基準は、「お部屋での暮らしの工夫・楽しみを感じるか」。シンプルな部屋の中でいかに空間を上手く使えているか。テーマ性や遊び心を持ちつつ、居心地の良さをつくれているかがポイントです。また、エントリー時のコメントから感じるストーリー性も、評価ポイントに。
さて、いったいどんなお部屋が入賞したのかでしょうか。 この記事では、それぞれの部門の「グランプリ」と「準グランプリ」に輝いたお部屋をご紹介していきます。
【お部屋部門グランプリ】空間と色使いにセンスが光るメリハリ部屋
まずは、お部屋部門から。グランプリに輝いたのは、ウェルブレンド蒲田にお住まいのOさんです!
「もともとグリーンが好き」というOさん。引っ越しとともに持ち込んだ観葉植物を主役に、グリーンとイエローでコーディネートされたお部屋は、まず第一印象からしておしゃれですね。色使いにもセンスを感じます。
空間をより広く感じられるようにと、家具はナチュラルな色の背の低いもので統一。照明も暖色にすることで、落ち着いたぬくもりのある雰囲気に。
また、ウェルブレンド蒲田のお部屋は収納スペースが少ないため、収納方法にもさまざまな工夫が見られます。
たとえば、お気に入りのスニーカーは、天井で突っ張るタイプのラックを設置して、“見せる収納”に。省スペースですっきり、かつおしゃれに見えますね。そのぶん、空いた備え付けのシューズボックスは別用途での収納に活用しているのもポイント。
シューズボックスには、ほかの入居者の影響で始めたキャンプで使うアウトドア関連の道具を入れているそうです。
そして、植物やお気に入りのポスターを飾っているナチュラルな棚は、じつはリンゴ箱を並べたもの。収納に使っているというスニーカーの箱もちょうどすっぽり!これは、気軽にマネしやすそうです。
ちなみ、ウェルブレンド蒲田にはグリーン好きな入居者が多く、レンタカーを借りてみんなでショップ巡りをすることもあるのだとか。
ごちゃごちゃしやすい小物も、フックをかけられるパネルスタンドですっきりディスプレイ。細部にもグリーンとイエローを取り入れていて、カラーコーディネートを楽しみながら暮らしている様子が伺えます。
編集部からは、「とにかく空間の使い方が上手い!」「リンゴ箱を使った収納方法はぜひマネしたい」と好評でした。グリーンやスニーカーなど、主役級のお気に入りはしっかり見せつつ、それ以外のものはすっきりと収納することで、メリハリのある空間になっていることが、お部屋部門のグランプリ選出につながりました。
こだわりと、マネしたくなる収納アイデアがたくさん詰まったお部屋を見せてくださったOさん、おめでとうございます!
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https://www.share-place.com/project/wb-kamata/
【お部屋部門準グランプリ】圧倒的な抜け感。外の自然を取り込む癒しの空間
続いて、お部屋部門の準グランプリは、シェアプレイス東神奈川99にお住まいのKさんが受賞されました。
まず最初に、壁に吊るされたたくさんのドライフラワーが目を引くお部屋。天気のいい日には、窓から柔らかい日光が差し込みます。
「できるだけ植物を身近に感じていたい」というKさん。シェアプレイス東神奈川99ならではのL字型のユニークな間取りを活かし、窓際にベッドを設置。周りには多様な植物が置かれています。
ベッドスペース前に掛けられている透け感のあるカーテンは、Kさんのお気に入りなんだそう。このカーテンで、普段過ごすお部屋スペースとベッドスペースをゆるやかに区切ることで、ワンルームの中にプライベートな空間をつくりだすことに成功しています。
そして、このお部屋の1番のポイントは、なんといっても「抜け感」。
「窓の向こうに見える緑もお部屋の一部のように感じられる」ところが、Kさん自身1番好きなポイントなんだそう。
植物と一緒に並ぶのは、Kさんが集めたお気に入りの石たち。断面がカラフルできれいな石がお気に入り。それが1つあるだけでアートになるような、雰囲気のある石を集めているのだとか。
本来、外にある印象が強い石を、お部屋の植物の周りに配置することで、外の緑の借景と室内の緑に連続性が生まれているのが印象的でした。
編集部からは、「建物外の借景をも自分の空間に取り込んでいるのが素敵」「気持ちの良い朝の目覚めが想像できる!」といった声が上がり、堂々の準グランプリ受賞となりました。
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https://www.share-place.com/project/sph99/
【お気に入り部門グランプリ】目の届く範囲に、“好き”をぎゅっと詰め込んで。
ここからは、お気に入り部門の受賞者をご紹介していきます。グランプリ受賞者は、シェアプレイス聖蹟桜ヶ丘のOさんです。
Oさんの応募写真からは、シェアハウスの居室の限られたスペースの中にぎゅっと詰め込んだ“好き”が伝わってきます。無造作に積まれているように見えるレコードや本も、なんだかおしゃれ。存在感のある「エルマーのぼうけん」のぬいぐるみも、アクセントになっていますね。
「きれいに収納するよりも、見える範囲に好きなものをたくさん並べ、どこにいてもあたたかい気持ちになれるよう工夫しました」とOさん。
ドア裏や壁にも、思い出の写真や手紙、小物たちがたくさん。出かけるたびに目に入り、元気が湧いてきそうです。シェアハウスの仲間との思い出が増えるたびに、またここに写真が増えていくのかな……と想像してほっこり。
編集部からは、「『この人をもっと知りたい』と思わされる空間」というコメントが。お気に入り部門のコンセプトへのマッチ度も、評価につながりました。
たくさんの“好き”が詰まった、思いあふれるスポットを写真に収めてくださったOさんに、お気に入り部門のグランプリをお贈りします!
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https://www.share-place.com/project/seiseki/
【お気に入り部門準グランプリ】出窓のデッドスペースを活かしたお手製本棚
そして、最後にご紹介するお気に入り部門の準グランプリは、シェアプレイス下北沢にお住まいのMさんに決定しました。
編集部一同、「すごい!」と声を揃えたのが、こちらのお手製の本棚です。
シェアプレイス下北沢の居室は、基本的に約5.6帖と、シリーズの中でもとくにコンパクト。そのため、とくに書籍など、かさばるものの収納はどうにか工夫したいところ……。
そこでMさんは、デッドスペースになっていた出窓部分に、ツーバイフォーの木材とディアウォールを使って本棚を設置。通常の本棚のように、窓を完全に覆い隠してしまわないので、日の入りも安心です。
この「出窓を使って収納を拡充する」というアイデアには、編集部も思わず拍手。限られたスペースの中でも、いかに工夫をして暮らしを充実させるかという創意工夫が、高く評価されました。
本棚自体はシンプルですが、本と一緒に好きな動物の置物や、お気に入りの石のブックスタンドを並べることで、自分らしさが表現できているのもいいですね。
コンパクトなお部屋でも、工夫次第でまだまだ可能性が広がることを教えてくれる、素敵な事例でした。
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https://www.share-place.com/project/shimokitazawa/
暮らしを楽しむアイデアいろいろ
今回は惜しくも受賞とはなりませんでしたが、ご応募いただいた皆さんからの素敵なお部屋を一部ご紹介します。
多様な物件が揃うリビタの「シェアプレイス」「ウェルブレンド」シリーズ。それぞれの物件の特徴をポジティブに捉えながら、自分らしさや好きなものにこだわった、心地よいお部屋づくりをされている皆さんの暮らしを、ほんの少し垣間見ることができました。
受賞者の方たちのお話を聞くと、同じ物件の入居者でルームツアーをして、インテリア情報や収納アイデアをシェアすることもあるのだとか。似た間取りに住む者同士だからこそ生まれるコミュニケーションや、共有できることもたくさんありそうです。
シェアハウスというと、充実した共用スペースが注目されがちですが、シンプルなつくりだからこそ、自分だけのこだわりを詰め込める居室も、暮らしを楽しむひとつのポイントです。お部屋にこだわりたい方も、もちろんそうでない方も、自分らしいシェア暮らしを始めてみませんか?