「サウナ」のある賃貸暮らし

近年からブームとなっているサウナも、工夫をすれば賃貸の自宅で満喫できます。
低温・高湿が特徴のミストサウナは、シャワーヘッドの交換や専用の機器を浴室の壁に後付けさえすれば、楽しめるようになります。ただし、退去時の原状回復が原則ですので、壁に穴を開けるタイプを設置したい場合は、大家さんや管理会社に予め相談するようにしましょう。

より本格志向の人には、置き型のキャビンサウナ（ボックスサウナ）を設置することで、自分だけのサウナが手にはいります。導入を検討する際は、サウナを設置するスペースの確保や、物件によって異なるストーブ類の使用可否、床の上限耐荷重、電圧や配線を考慮しましょう。

「畑」のある賃貸暮らし

都市部でも身近に自然を感じられる家庭菜園は、日常に取り入れたい趣味のひとつです。
庭がなくても、プランターで作物を育てれば賃貸でも小さな農園が楽しめます。必要な道具としてプランターや鉢、土や鉢底石など、ホームセンターや100円ショップで入手できるのも手軽なポイントです。

植物の種類によって最適な育成環境は異なりますが、一般的にプランターは日当たりがよく、風通しの良い場所に設置するのが良いといわれています。植物は午前中に活発な光合成をするため、方角は東向きや南向きがベスト。風通しが悪い場合には、プランターを底上げして、空気の通り道を作ります。
初心者でも挑戦しやすいのは、小松菜やサニーレタス、しそといった作物です。種まきから収穫までの期間も短く、育てて食べるという一連の流れを存分に楽しめるでしょう。

賃貸でベランダ菜園する場合の留意点として、ベランダやルーフバルコニーは共有部にあたるため、避難経路に該当する場所には物を設置できません。事前に、どこに・どのようなプランターを置けそうかを検討してみましょう。
さらに手軽なアイデアで、リボベジ（再生野菜）という栽培方法もあります。これは料理で生ごみとして捨ててしまう野菜のヘタや芯、種子を活用して、もう一度育てるというもの。にんじんや大根は、水の張った容器にヘタを入れるだけで、葉がすくすくと育ちます。なお、衛生面を考えて水は毎日取り替えるようにしましょう。育った葉を炒め物の食材として再利用できるのも嬉しい点です。

「スタジオ・ジム」のある賃貸暮らし

コロナ禍をきっかけに流行りだした「宅トレ」とは、自宅でのトレーニングを意味します。筋トレをはじめ、ストレッチやヨガ、ダンスなどトレーニングの内容は実にさまざま。部屋の一角にヨガマットを敷き、スペースを確保するという手軽な方法から、本格的な機材を導入して専用の筋トレ部屋を作るという方法まで部屋の作り方はその人次第です。コンパクトに収納できる筋トレ機器も販売されていることから、ワンルームなどスペースに余裕がない人でもおすすめです。

トレーニングをする時は、騒音や振動に気をつけることはもちろん、深夜帯は避けるなど実施時間にも気をつけるようにしましょう。積極的に宅トレをしたいのであれば、防音や防振性能が高い鉄筋コンクリート造のマンションにするのが安心です。筋トレ機材を設置する時にはマットを敷き、荷重による凹みや傷から床を保護して、退去時の負担を減らせるよう心がけましょう。

「ワークスペース」のある賃貸暮らし

この数年でリモートワークという働き方が急激に定着しました。今後も出社とリモートを併用するワークスタイルは、より一般的になっていくでしょう。スペースが限られた賃貸でも、家具の配置や間取りを工夫すれば、心地良いワークスペースが作り出せます。

例えば、奥行きの浅いデスクは省スペースで設置できる上に、圧迫感がないためコンパクトな部屋にも導入しやすい利点があります。さらに背の低い家具で揃えることによって、空間に余白を生み出し部屋を広く見せる効果も。部屋に押し入れスペースがあるのなら、ライトを設置してデスクとして活用するというアイデアもあります。

豊かな共用部のある賃貸住宅に住まうという選択肢

これまで見てきたように、賃貸物件でも創意工夫することで自分らしい空間を生み出せます。一方で物件の種類によっては、希望する設備の導入が難しかったり、契約条件が厳しかったりと、思うように実現できないケースもあります。その際、新たな暮らし方の１つとして考えられるのが豊かな共用部がついている賃貸住宅に住まうという選択肢です。
リビタではシェア型賃貸住宅「シェアプレイス」や多機能交流型賃貸住宅「Well-Blend」を展開しています。

シェア型賃貸住宅「シェアプレイス」
一般的にシェアハウスと呼ばれている住居形態で、プライベートな専有部と、共有部を併せ持つスタイルの住居です。共有部にはラウンジやキッチン、トイレ、シャワーといった水まわりのほか、物件によってシアタールームやルーフトップ、ワークスペースなどを兼ね備えている物件もあります。

多機能交流型賃貸住宅「Well-Blend」
専有部にシャワーやトイレなどの水回りを兼ね備えながら、地域の人々も利用できるコモンスペースが併設された賃貸住宅です。

今回は都内近郊にある個性的な設備を兼ね備えた物件を見ていきます。

個性的な賃貸物件おすすめ

サウナがある賃貸

東京都・大田区にある「Well-Blend蒲田」は、パーソナルジムとサウナが併設された多機能交流型賃貸住宅です。サウナは男性最大4人、女性最大6人までが同時に利用できるフィンランド式で、チラー付きの水風呂も完備。入居者は特別価格でサブスクリプション形式のサウナを利用でき、本格サウナが家にあるような生活を送れます。

Well-Blend蒲田

https://wellblend.jp/kamata/
東京都大田区西蒲田7-52-2

菜園のある賃貸

都心へのアクセスも良好ながら、広々とした菜園を併せ持つシェア型賃貸住宅もあります。「シェアプレイス田園調布南」は渋谷まで21分という好立地にありながら、菜園を併設した屋上テラスや、徒歩2分の場所に多摩川があるなど、都市部に居ながらスローライフを送れるのが特徴です。
他にも「シェアプレイス東神奈川99」や「りえんと多摩平」、「シェアプレイス三鷹」も共有部に菜園を併設したシェア型賃貸住宅として挙げられます。

シェアプレイス田園調布南

https://www.share-place.com/project/denenchofu/
東京都大田区田園調布南5-2

シェアプレイス東神奈川99

https://www.share-place.com/project/sph99/
神奈川県横浜市神奈川区白幡南町25-1

りえんと多摩平

https://www.share-place.com/project/tamadaira/
東京都日野市多摩平3-1-8

シェアプレイス三鷹

https://www.share-place.com/project/mitaka/
東京都三鷹市上連雀3-10-21

ジム・スタジオがある賃貸

本格的なジムやスタジオを併せ持った住宅もあります。「シェアプレイス駒沢」は、オンラインフィットネスサービス「MIRROR FIT.」が導入された物件です。自宅に居ながら専用スペースで本格フットネスに挑戦できたり、体づくりに興味のある住人たちと切磋琢磨できたり、健康的な生活を営める環境が備わっています。
同じく「シェアプレイス経堂」はフィットネスなどを想定したスタジオや、「Well-Blend蒲田」もジムが併設型の住宅です。

シェアプレイス駒沢

https://www.share-place.com/project/komazawa/
東京都世田谷区駒沢2-17-9

シェアプレイス経堂

https://www.share-place.com/project/kyodo/
東京都世田谷区経堂5-15-18

Well-Blend蒲田

https://wellblend.jp/kamata/
東京都大田区西蒲田7-52-2

ワークスペースのある賃貸

ワークスペースのある物件は、数多くあります。
例えば「Well-Blend阿佐ヶ谷」には、ワークスペースの他にオープンラウンジやPC作業可能なルーフテラスがあり、「Well-Blend板橋大山」には二階にカフェが併設されています。自宅に居ながら気分に合わせて作業場所を変えられるため、マンネリ化しやすい在宅作業にもぴったりです。

Well-Blend阿佐ヶ谷

https://www.share-place.com/project/wb-asagaya/
東京都杉並区本天沼1-4-2

Well-Blend板橋大山

https://wellblend.jp/itabashioyama/
東京都板橋区熊野町25-1

その他、ワークスペースのあるシェアハウスをまとめている記事もありますので、ぜひご覧ください。

ワークスペース特集
https://www.share-place.com/news/workspace/

私らしいライフスタイルで、充実した賃貸生活を

シェアプレイスやWell-Blendの良さは、豊かな共用スペースで個性的な賃貸暮らしができることです。さらに同じ趣味を持つ入居者との出会いや交流が広がっていく可能性も秘めています。
現在のお住まいで暮らしの工夫を楽しむことも良いですが、シェアプレイスやWell-Blendという自分の暮らしをより充実させてくれる機能が備わった賃貸住宅を選ぶということも、一度考えてみてはいかがでしょうか。