求めていたのは適度な自由と、確かな納得感|お宅拝見

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求めていたのは適度な自由と、確かな納得感

目 次
  1. 1◎家族のライフスタイルにあわせた間取り
  2. 2◎リビングとダイニングを分けて
  3. 3◎風が抜ける回遊性のある間取り
  4. 4◎シーンを切り替える壁の色
  5. 5◎細かい所に予算を使い高級感を出す

―こちらに住む前は、どのような住居にお住まいでしたか?

鷺沼とたまプラーザの間にある新築マンションを5年前に購入しました。白を基調としたシンプルな内装と間取りで気に入っていたのですが、リビング、ダイニング、キッチンが一体となったオープンな空間だったため、いつも同じ場所で過ごしていて、リラックスできない印象がありました。キレイだけど単調なインテリアに飽きていたというのもあります。

―家を購入しようと思ったきっかけは何ですか?

内装や間取りに物足りなさを感じていたこともありますが、普段の生活でも鷺沼より、たまプラーザを利用することが多く、もう少し横浜寄りのエリアのほうが便利だなと感じるようになって。娘の小学校入学も控えていたので、その前に住み替えをしようと決心しました。

―新築・中古・リノベーションの中で、なぜリノベーションを選んだのですか?

コーポラティブハウスや新築一戸建てなども検討したのですが、ゼロからつくるには時間がかかりすぎるし、選択肢が無限に広がり過ぎていて、何を削るか決めていくのが大変そうだなと思っていました。 前に住んでいた新築マンションについては、風通しが悪く、クロゼットなどに湿気や匂いがこもることも気になっていた点です。購入前にモデルルームを見学しただけで、実際の部屋は見ていませんから。新築マンションは、購入前に日当たりや風通しを確認できないから、住んでみないと分からないことがあるのも不安でした。
中古物件のリノベーションなら時間を短縮できるし、実際の部屋を見て、日当たりや風通しを確認できるメリットもある。一から自分でやるには時間もコストもかかるけど、最初から全部決まっている新築マンションにも限界を感じていて、内装は好きにしたいと思っていました。そんなときにリビタからのメールマガジンで、一棟丸ごとリノベーションの「リノアたまプラーザ」のことを知ったんです。築19年の物件でしたが、元は大企業の社宅で、建物全体の調査や診断もしっかりしてくれて、共用部分まで含めて一棟丸ごとリノベーションするということで、同じ築年数のマンションを購入するよりお得感があるし、安心できる物件だと思いました。しかも一棟丸ごとのシステムは、希望に合わせて設計コースを選択できて、自由設計も可能ということで、すごく楽しそうだなと。それほど時間や労力をかけずに、内装は好きにできる。中古物件でコーポラティブハウス的な楽しみ方を叶えてくれる、いいとこ取りのシステムだと思いました。

―この住まいを購入しようと思った決め手は?

住み替えるなら90m2以上と考えていたのですが、たまプラーザエリアでその条件に合う物件は少なく、なかなか見つかりませんでした。ここはエリアも広さもクリアしているし、専有部分が正方形や長方形ではなく、少し変わった形をしていて、動きがあって楽しそうだなと。風や光の入り方もいいし、2階にありますが、大きなバルコニーがあり、窓が多いところが戸建てっぽくて気に入りました。

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E邸平面図 左:before 右:after

―プランのコンセプト、こだわりのポイントは?

家族が思い思いに過ごすいろいろな場所をつくって、日常に変化を生み出す空間にしたいと思っていました。90m2の広さと3LDKの元の間取りを活かし、リビングとダイニングを分け、複数のくつろげる場所をつくり、既存のものをそのまま利用したキッチンは新たに壁で仕切ってあえて個室に。さらに、寝室から浴室、玄関へと動線をつなげるなど、間取りに回遊性をもたせ、人の動きにあわせて心地よく風が通る空間となっています

◎家族のライフスタイルにあわせた間取り

リビングで本を読むときは、キッチンは見えないほういがいいし、料理をするときには勢いよく調理したいから、キッチンは隠れていたほうがいい。匂いがリビングなどに移ってしまうという問題もあります。5歳の娘がいますが、いつも一緒にいる必要はないと考えていて、子ども部屋がリビングやキッチンから見えるより、ある程度距離を置いて一人でいる時間をつくったほうがいいと思うんです。そんな風に、私たち家族がどう暮らしたいか考えていくことから、独立型のキッチン、分離したダイニングとリビング、ダイニングと引き戸で仕切った子ども室などの間取りを導きました。

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◎リビングとダイニングを分けて

以前ロンドンで暮らしていたのですが、その頃、食事が終わると、 別の部屋に移動してみんなでお茶やお酒を飲んでくつろいでいました。リビングとダイニングを分けたのは、そういった発想から。友達が遊びにきたときは、ダイニングで食事をして、その後リビングに移動したり、天気が良ければテラスに出てお茶を飲んだりしています。部屋を細かく分けると狭くなってしまいますが、狭いからこそコージーな雰囲気になることも。気分によってダイニング、リビング、テラスを使い分けていますが、くつろげる場所がいくつもあることは、暮らしの豊かさにつながっていると感じますね。

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◎風が抜ける回遊性のある間取り

ダイニングと一体となる子ども室、リビングからつながるバルコニー、さらに寝室から浴室、玄関へと家全体をぐるりと回遊できる間取りにしたのは、風通しを良くするためです。人が頻繁に通る動線をつくることで、自然に空気が循環するという効果があります。

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◎シーンを切り替える壁の色

回遊性のある間取りの動線に沿って、シーンが切り替わる場面やポイントとなる場所は、壁の一部の色や素材を変えて、90m2の広い空間に表情を与えています。リビングの一部や寝室へ続く廊下、ダイニングから見える子ども室の一部の壁には、光沢のある柄クロスを使用し、視線を誘導するポイントに。リビングは濃いめのグレーで落ち着いた感じ、ダイニングは淡いグリーンで明るい感じなど、それぞれの空間に合うクロスを選び、変化をつける工夫も。さらに、ダイニングと子ども室の境の壁には白いタイルを貼り、素材の違いでも変化をつけました。また、廊下にはアクセントになるデザイン性の高い照明を設置し、奥に空間が続いていることを知らせるサインのような役割を持たせています。

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◎細かい所に予算を使い高級感を出す

床はヘリンボーンにしたいと思っていましたが、予算オーバーで断念。でも無垢を使うことにはこだわりました。広いリビングには幅広のもの、ダイニングには細目のものを選び予算を調整しています。天井をフラットにして配管などのごちゃごちゃしたものをしっかり隠し、チープさを押さえることにも気をつけました。タイルを割らず貼ることを徹底したり、幅木の色をクロスに合わせたり、建具にもクロスを貼って壁の一体感を強調したり、細かい所に予算を使い、見た目をすっきりさせることで、高級感のある空間に仕上がったと思います。フラットな天井を活かすため、ダウンライトは使わずペンダントライトをセレクト。照明が天井に美しく反射するので、夜も雰囲気のある空間になります。

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―引っ越してきてから、変わったことはありますか?

家で過ごす時間が長くなりました。くつろげる場所がいろいろあるから、飽きなくて楽しいですね。午前中はリビングで過ごして、午後はダイニングへ移動。太陽の動きに合わせて、その時間帯でいちばん心地よい場所で過ごします。天気の良い日にはテラスに出て読書をすることも。以前はくつろげる場所がなかったから、家族で外食をした後はカフェでお茶を飲んでから帰宅していましたが、今は「家に帰ってお茶を飲もう」となりますね。
子どもの友達が遊びにきたときは、子ども室で遊びたがりますね。そんなときは引き戸をオープンにして、ママたちとダイニングでお茶とおしゃべりを楽しみながら、子どもの様子も見られるので安心です。

―今後やってみたいことはありますか?

近々リビングに新しい家具を置く計画があります。キッチンは既存のまま利用していて、まったく手をつけていませんから、棚や照明を買い替えて、好みの空間にしていきたいですね。クロスは5~10年のスパンで変えることになりますか、今度はどんなクロスを選ぼうか今から楽しみ。子どもが独立したら、子ども部屋をセカンドリビングとしてリノベーションしたいと思っています。和室にするのもいいですね。いろいろなことができるから、これからも長く住める家だと感じています。

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