リビングを囲む3つの個室で、仕事も暮らしも快適に|お宅拝見

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リビングを囲む3つの個室で、仕事も暮らしも快適に

目 次
  1. 1夫婦でリモートワークができるコンパクトな3つの個室が決め手
  2. 2ほどよいこもり感で集中できる小上がりのワークスペース
  3. 3天高を活かすバーチカルブラインド、木目に映える植物を取り入れた空間

会計事務所勤務のご主人とベンチャー企業に勤める奥さま。多忙を極めるIさんご夫妻は、3年ほど前に購入した新築マンションから、リビタの「リノベーション済みマンション」へ住み替えました。特徴的な3つの居場所がある、少し変わった間取りのこの物件。コロナ禍により変化する働き方に合わせて、軽やかに住まいを変えたIさんご夫妻に、この物件を選んだ経緯や暮らしぶりについてお聞きしました。

夫婦でリモートワークができる
コンパクトな3つの個室が決め手

――Iさんご夫妻は、新築マンションからリビタの「リノベーション済みマンション」に住み替えられたとのこと。住み替えることにした経緯を教えてください。

奥さま 前の家は2LDKで、玄関を入ると廊下があり、個室が並んでいて、突き当りにLDKという一般的な間取りでした。立地も良いし、私の実家が近く、気に入っていたのですが、ずっと住むつもりはなくて、良い物件があれば住み替えることも視野に入れていました。コロナ禍で夫が週1〜2回のリモート、私が転職してフルリモートになり、個室が2つしかないため、夫がリビングで仕事をしていたので、お互いのワークスペースがあったほうがいいなと感じていました。

ご主人 タイミングとしてもマンションを売却するには良い時期だったこともあり、当初は新居を賃貸で探してもいいかなと思っていたのです。この物件はたまたま、Instagramのストーリーズで見学会があることを知り、気になって参加することにしました。見学したときは、天井の高さが印象的で、広くて開放感があっていいなと思いました。コンパクトな3つの個室がある少し変わった間取りにも惹かれましたね。2人でリモートワークができることが決め手でした。

奥さま 第一印象で、梁や柱が少なく天井がフラットでキレイに抜けているのがいいなと思いました。建物が一般的なマンションとは形状が違うことも新鮮でした。廊下がなく、空間効率がよさそうだなというのがいちばん惹かれたポイントです。以前の住まいが67㎡で、この家が71㎡。面積としてはわずかに広くなっただけですが、この家は空間が無駄なく使えるように設計されていて、面積以上の広さを感じました。

――エリアや条件などを決めていたわけではなく、たまたま見かけたこの物件が、お眼鏡にかなったのですね。

奥さま まったく縁のないエリアだったのですが、利便性が高く、価格と立地のバランスも納得できるものでした。駅近の大通り沿いから、閑静な住宅街へと環境ががらりと変わりました。住んでみて初めて分かったことですが、このエリアは都心だけど緑が豊かで落ち着きがあり、住環境としてとても心地よいと感じています。朝は鳥のさえずりが聞こえてきて、ちょっとリゾート的な居心地なのです。フルリモートで家にいることが多いのですが、窓からの眺めやバルコニー越しの借景に癒されていますね。

ほどよいこもり感で集中できる
小上がりのワークスペース

――リビングを囲むように3つの個室が配置されていますが、それぞれの個室の使い方は、どのように決めましたか?

ご主人 もともと持っていたベッドを置きたかったので、4.8帖の一番広い部屋を寝室にすることを最初に決めました。見学にきたときから、妻がバルコニーに面した部屋をワークスペースにしたいと言っていたので、それも自然に決まり、残った小上がりを私のワークスペースにすることに。ほとんど迷わず、そのような使い方になりました。

奥さま 私がフルリモートなので、窓に面した広めの部屋を使いたいと希望したのです。リモート会議も多いので、引き戸で仕切ることができるのも助かっています。夫とリモート会議が重なるときもあるのですが、引き戸を閉めるとお互いの音はほとんど聞こえません。

――小上がりのワークスペースの使い心地はいかがですか?

ご主人 リビングと比べると天井が低く、こもり感がある居心地なのですが、とても集中できる空間で、ワークスペースとして気に入っています。使い方のイメージとしては、ストレッチやヨガをしたり、寝転がってリラックスしたりといった空間にも良さそうなのですが、今の私たちのライフスタイルだと、各々のワークスペースを分けたほうがいいので、しばらくはこの使い方で暮らしていこうと思っています。

奥さま 一つの部屋にデスクを2つ並べてワークスペースにして、小上がりはリラックスするための場所にするなど、いろいろな使い方ができそうなので、ライフスタイルの変化に合わせてアレンジするのもいいですね。

――クローゼットもそれぞれのワークスペースにあり、別々に自分の洋服を管理しているのですね。

奥さま 自分のものは自分で管理して、各々の個室に収納します。タオルなど二人で使うものは、洗濯機の上のオープン棚にボックスをおいて収納。玄関を入ってすぐのところにウォークインクローゼットがあるのですが、収納としてはこのスペースがとても機能的で使いやすいです。リビングで使うものや雑多なものをしまっておけるし、冬はコートなどもここに掛けています。生活用品のストックなども収納していて、パントリー的な使い方もできて便利です。この家は収納が意外とたくさんあって、使う場所の近くにしまえるようになっているのがいいですね。できるだけものを見せずに暮らしたいので、使いやすい収納が豊富にあることで助かっています。

天高を活かすバーチカルブラインド、
木目に映える植物を取り入れた空間

――キッチンが半個室で、リビングからはあまり見えないようになっているのも特徴的ですが、使い心地はいかがですか?

奥さま キッチンに強いこだわりはなかったのですが、生活感を出したくないという私たちにはとても合っていると思います。コンロの前が壁なので、調理用具や調味料などが、リビングから見えないのはいいですね。でも開口があるから、料理しながらテレビを観ることもできるし、会話もできて気に入っています。吊戸棚がなくて上部がすっきりしているのもいいなと思いました。

――仕上げのテイストなどもお好みに合っていたのですか?

奥さま 新築マンションにはないデザインで、LDKのフローリングが対角線上に斜めに貼られていたり、コーナーの床の素材が切り替わっていたりする感じがいいなと思いました。バルコニーに面した大きな窓を最初に見たとき、バーチカルブラインドが合いそうだと感じ、その場で「設置できますか?」と質問したほど、インテリアのイメージがすぐに湧いてくる空間でした。実際にバーチカルブラインドを採用し、天井の高さを活かすコーディネートになったと感じています。気分に合わせて、採光や通風、視線の抜けを調整できるのもいいですね。

ご主人 ソファやローテーブルなど、以前の住まいに入居するときに揃えた家具を気に入っていて、そのまま使いたいと考えていました。癖のないナチュラルなテイストの仕上げだったので、上手くはまったと思います。

奥さま ボックス状の木の壁があるのも新鮮でした。木目がきれいで植物が映えるので、いろいろ飾って楽しんでいます。木の壁の上部にも少しスペースがあるので、下に垂れるように伸びる植物を置いてみたら、とても良い感じになりました。

――コーナーの床が切り替わっているところには、三角形の棚がありますが、そこにも植物が飾られ、インナーバルコニーのような雰囲気ですね。

ご主人 ここは日当たりも良く、植物を日光浴させるのにちょうどいい場所で、日によって入れ替えて飾っています。真上の天井にダウンライトがあるのですが、夜はスポットライトのように植物を照らし、昼間とは違った雰囲気を楽しめます。

――リビングは生活感を出さずすっきりと、各々のワークスペースなど必要な空間はしっかりと確保され、住みこなされていますが、今後手を加えたいところなどはありますか?

ご主人 空間としては、ライフスタイルが変わったら、使い方をアレンジするかもしれませんが、現状の仕上がりで、私たちの生活に上手くフィットしていると感じます。暮らし全般のことでいえば、観葉植物の手入れをもう少しやっていきたいと思っています。バルコニーにもスペースがあるので上手く活用していきたいです。

奥さま 今はお互いに仕事中心の生活で、日々の家事などのルーティンを効率的にこなしていくことが優先になっています。完成されたリノベーション済みマンションで、時間と手間をかけずに、私たちの生活や好みに合った住まいと出会えたことはラッキーでした。賃貸とそれほど変わらないくらいの手軽さで、リノベーション物件が選択できたと感じています。

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