三鷹・武蔵野のくらし-家族で暮らしを楽しむ、武蔵野エリアのいくつかの風景
大正時代から昭和初期にかけて多くの文豪が暮らした三鷹・武蔵野エリア。日本を代表する文学を生み出してきた土地は、昔から住宅街と自然が調和した創作活動に向いた雰囲気があったようです。今でもその雰囲気は残っており、街のいたるところに大きく育った木々があり、小さくてもパワーを感じる個人商店が並んでいます。新宿まで電車で20分弱というエリアでありながら都会の喧騒がなく、子どもとゆっくり散歩する家族の姿が似合う、気持ちの良い街です。 今回は、武蔵野エリアでマンションをリノベーションして暮らすOさんに話を聞きました。企業の広報部で働くご主人とライターの奥さまは、このエリアに暮らして6年。1歳・4歳のお子さんと賑やかに暮らすOさんに、子どもを持つ親の目線でエリアの魅力を語ってもらいました。
* * *
[ 0さんご家族プロフィール ]
・家族構成:夫婦、子ども2人(1歳・4歳)
・職業: ご主人 企業の広報担当者、奥さま ライター
・趣味: ご主人 ジャズを聴くこと、奥さま 手芸、共通の趣味 街散策・カフェ巡り
(住まい概要)
・専有面積:67.20㎡
・間取り:2LDK
・リノベーション竣工年:2015年
* * *
ご主人の以前の職場が渋谷だったため、渋谷まで電車で20~30分というアクセスの良さで武蔵野エリアを選んだOさんご夫妻。今回は、ご主人にお話を聞きました。
Oさん:このエリアは、市役所前の桜並木や成蹊大学のケヤキ並木があって街並みがきれいだし、歩道が整備されていて子どもと散歩するのも楽しい。定期的にコンサートや寄席などを開催している『武蔵野市民文化会館』や、大きな図書館で、芝生広場で子どもが遊べる『武蔵野プレイス』も好きです。ここでは、夫婦でワーキングデスクを借りて仕事利用もしています。武蔵野市は企業の本社機能が集まっていることで税収も多いらしく、行政収支がとても優秀なのも決め手になりました。保育園で繋がったパパママ友が面白い人たちばかりで、街の人から刺激を受けていて、毎日本当に楽しく暮らしています!
地域にユニークな仕事を生み出すシェアキッチン『MIDOLINO』
Oさん:1日単位で借りられるシェアキッチンです。飲食店の営業許可も取っているので、例えば、近所のお母さんが趣味のクッキーを焼いてその場で販売したら、美味しくて有名になって行列ができたりする。小さなことでも自分の想いから発して行動して、そのサービスが地域の暮らしを担っていくというサイクルが実体験できる場です。主催している人も面白くて、僕はMIDOLINOでいろんな出会いをもらいました。ここに集まるのはオモシロい発想や自由な発想の人が多くて、刺激を受けています。
●施設情報
シェアキッチン『MIDOLINO』
東京都武蔵野市緑町1丁目5−20 第一根岸ビル1F
営業時間:10:00 – 18:00/定休日:月曜日
http://midolino.sakura.ne.jp/new/
一人暮らしもファミリーもウェルカム。ビールも飲める、街の食堂『ニシクボ食堂』
Oさん:三鷹駅北口から三鷹通りを歩いたところに老舗の豆腐屋さんがあって、その隣にあるのが『ニシクボ食道』です。隣の豆腐を使った麻婆豆腐が絶品! 豚肉の梅味噌焼きやガパオライスも美味しいし、ビールもスイーツもあるジャンルレスな料理で、地元でも人気のお店です。このエリアはチェーン店ではなく個人商店が多くて、行きたくなる飲食店に事欠きません。どのお店も子連れで来るファミリーが多いので、少し子どもが騒いでも許されるような、子どもに優しいお店が多いように感じます。
●店舗情報
ニシクボ食堂
東京都武蔵野市西久保2-2-13 1F・2F
営業時間:11:30~15:00、18:00~22:00/定休日:月曜日
https://www.facebook.com/n.syokudou/
子どもと一緒に日常をリセットする。“武蔵野の軽井沢”『武蔵野中央公園』
Oさん:広い公園で、春は桜の名所でもあります。僕たち夫婦は、武蔵野中央公園を“武蔵野の軽井沢”と呼んでいます(笑)。駅から遠いので地元の人が多くて、テニスや犬の散歩、ランニングなど余裕のある運動をしている人が多いです。僕はランニングが趣味なので一人で走りにきたり、休日に子どもを連れて遊びにきます。このエリアは住宅街に大小様々な公園が点在していて、子どもを自転車に乗せる公園、ブランコで遊ぶ公園など、気分で使い分けられるのが良いんです。僕たちは、“近所の公園は日常づかい・武蔵野中央公園は非日常づかい”という感覚で遊んでいます。
●施設情報
武蔵野中央公園
東京都武蔵野市八幡町2-4-2
入園料は無料(一部有料施設あり)、駐車場有料
一人の時間を大切に過ごせるカフェ
Oさん:今は子どもが小さいので、家だとなかなか一人の時間が取れません。読書をしたり、仕事のことを考えたりと、一人になりたいときによく行くのが『TEOREMA CAFE』です。ビルの2階にあるカフェで、いつ訪れても店内にゆったりした時間が流れていて、本当に落ち着ける場所です。僕にとって、家でも職場でもない居場所が街にあるのは大切なこと。ここはくつろげる内装も良くて、一人になれる貴重な時間を過ごしています。
●店舗情報
住所:東京都武蔵野市中町1ー10ー2 ときわビル2階
営業時間:13:00-19:00 (L.O. 18:30)
休み:月曜日+不定休
暮らしに必要な商業施設と自然が調和した子育てファミリーにぴったりの街で、楽しく心豊かに暮らしている様子が浮かんでくるOさんのインタビューでした。休日には、各々の趣味であるジャズバーや手芸店巡りで吉祥寺を訪れるというOさんご家族。吉祥寺まで徒歩・自転車で行ける立地の良さは、武蔵野エリアの人気の一因でしょう。
このエリアで暮らす人は、ボランティアや文化活動への参加率も高いそうで、地域活動を通じて新たに気の合う友だちがつくれる住環境は、とても羨ましい。街の雰囲気の良さはもちろん、暮らしている人の雰囲気を重視する方にも合う街だと感じました。
* * *
コンサルタントから耳より<三鷹・武蔵野エリア>情報
三鷹・武蔵野エリアでは暮らしを楽しむきっかけが自然公園、畑、個人商店をはじめとしたお店、公共空間・施設、マルシェやお祭りなどさまざまなシーンに存在しています。ここに住みたい、という需要も多く、将来的な資産性も担保されやすいエリアでもあります。
このエリアの不動産マーケットでは、ファミリーで住める賃貸の相場観は2,500~3,500円/㎡程度なので、例えば60㎡だと15~21万円/月程度の家賃になります。一方で、その賃料を住宅ローンで借入すると4,250~6,350万円程度借りることができます。(※金利1%、返済期間35年とし、管理費等ランニングコストが3万円/月だと仮定した場合=ローン返済額12~18万円/月で試算)
新築マンションだと100~125万円/㎡程度する相場観のエリアなため、60㎡で6,000~7,500万円程度と試算されますが、中古物件をリノベーションするなどして毎月の住宅コストを抑えながら住宅購入することも可能です。
そんなエリアで現在、一棟まるごとリノベーションマンション「リノア武蔵野」をリビタでは提供しております。
吉祥寺で文化的な刺激を受け、畑で採れたての野菜を無人販売しているようなのどかさにも触れてみませんか?
「リノア武蔵野」公式HPはこちら
https://musashino-manabino.com/index.html