石神井公園

練馬区にある都立石神井公園は、三宝寺池と石神井池を中心とした、東西に広がる水辺の公園です。

東側に位置する三宝寺池のほとりには、国の天然記念物に指定されている沼沢植物群落があり、かつての武蔵野の緑の保全が図られています。一年を通じてさまざまな野鳥を観察することができ、冬には渡り鳥も飛来する自然豊かな水辺です。西側にある石神井池は通称「ボート池」とも呼ばれており、手漕ぎボートやスワンボートを楽しむことができます。

3月下旬～4月上旬には約170本のソメイヨシノ、4月中旬には約70本のヤマザクラが見ごろに。遊歩道やボートから満開の桜を堪能できます。そのほか季節ごとに、地元の歴史にちなんだ「照姫まつり」「灯篭流し」などの行事も開催されます。

ごろ寝したりピクニックしたりするなら、芝生が広がる草地広場がおすすめです。野球場・テニスコート・野外ステージもあり、事前に予約することで利用が可能です。お子さまが楽しめるアスレチック広場もありますよ。

石神井公園

・所在地：東京都練馬区石神井台一・二丁目、石神井町五丁目
・問合せ先：石神井公園サービスセンター 練馬区石神井台1-26-1
・アクセス：西武池袋線「石神井公園」駅徒歩7分
・公式サイト：https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index006.html

井の頭恩賜公園

井の頭恩賜公園は、武蔵野市と三鷹市にまたがる都立公園。住みたい街ランキングで常に上位の吉祥寺エリアですが、その理由として井の頭公園の存在を挙げる人も多いです。駅からほど近く周囲に飲食店も多いため、ランチをテイクアウトすれば、すぐにピクニック気分が味わえます。

公園の中心であり、神田川の源流でもある井の頭池。外来生物の増加や水質悪化が問題になっていましたが、2017年の開園100周年を機に「かいぼり（池の水抜き）」による自然再生の取り組みがあり、水質改善や在来生物の復活が確認されているそうです。

井の頭公園は「日本さくら名所100選」に選定されており、池の周囲には約200本、公園全体で400本の桜があります。ソメイヨシノやヤマザクラのほか多品種の桜が順に咲いていくため、3月上旬から4月中旬まで長くお花見を楽しむことが可能です。秋には、黄色や赤の美しい紅葉に姿を変えます。

公園施設のひとつである「井の頭自然文化園」で飼育されている動物は170種類。「リスの小径」エリアでは、放し飼いのリスを間近に見ることができます。また、ジブリ作品に迷い込んだような「三鷹の森ジブリ美術館」も有名です。ここでしか観られない短編アニメも定期的に上映されるため、リピーターがたいへん多いのだとか。

井の頭恩賜公園

・所在地：東京都武蔵野市御殿山一丁目、吉祥寺南町一丁目など
・問合せ先：井の頭恩賜公園案内所 東京都武蔵野市御殿山1-18-31
・アクセス：JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺」駅徒歩5分、京王井の頭線「井の頭公園」駅徒歩1分
・公式サイト：https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jimusho/seibuk/inokashira/

駒沢オリンピック公園

駒沢オリンピック公園は、1964年に開催された東京オリンピックの会場として整備されました。陸上競技場や体育館など、世界大会やプロの試合なども行われる本格的なスポーツ施設を中心とした公園です。

陸上競技場や弓道場（イベントや貸し切り予約のない日）やトレーニングルームは個人利用が可能です。大人向けには健康体操やヨガ、子ども向けにはかけっこやサッカーといった多彩なスポーツ教室も開講されています。スポーツを積極的に楽しみたい人はもちろん、運動はあまり得意じゃない…という人も参加できますよ。

駒沢公園の近くには、リビタの大型シェア型賃貸住宅「シェアプレイス駒沢」があります。
オープンエアな屋上空間が2022年2月にオープンし、暮らしの中にも外を感じる空間がさらに充実しました。

駒沢オリンピック公園

・所在地：東京都目黒区東が丘二丁目・八雲五丁目
・問合せ先：駒沢オリンピック公園管理所 世田谷区駒沢公園1-1
・アクセス：東急田園都市線「駒沢大学」駅徒歩15分
・公式サイト：https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index040.html

大きな公園を暮らしの一部に

今回ご紹介した都立公園はいずれも住宅街に隣接し、駅からのアクセスも良好。季節のうつろいとともに表情を変える自然やさまざまなイベントが、毎日を豊かに彩ってくれるはず。いつでも歩いていける場所に大きな公園がある、そんな暮らしを送ってみませんか？