【イベント】安田昂弘 個展「Takahiro Yasuda Exhibition “Do the Light”」@KAIKA 東京|イベント&ニュース

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【イベント】安田昂弘 個展
「Takahiro Yasuda Exhibition “Do the Light”」
@KAIKA 東京

会場:KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS(東京都墨田区本所2-15-6)
連絡:TEL 0138-27-5858
時間:8:00~20:00

イベント概要

アートディレクター、グラフィックデザイナー、ムービーディレクターなど、多彩な顔を持ち幅広い分野で作品制作を行う安田昂弘。そのエッジーな表現はミュージシャンやアーティストからも支持を得ており、広告やプロダクトのアートディレクション、デザイン、国内外での作品展示など、多岐に渡り活躍の場を広げています。

安田昂弘は、コンピューターという一つのメディアを駆使しながら、都度異なったアプローチで制作を行っています。研ぎ澄まされていながら遊び心のあるデザインや、シンプルで単調に見えて、複雑に組み重なった線や面は、彼の思考とコンピューターグラフィック(CG)としての美しさが反映され構図化されているのです。まるでキャンバスに絵の具を重ねていくような作業を、CGという枠の中で物質的にいかに表現するかという事に挑戦し続け、その在り方を私達に問いかけているようにさえ感じさせる、グラフィックデザイナーとして他に類を見ない、随一の存在と言えます。

本展では、過去の作品にも投影され続けていた、CGとは何か、絵画との差は何なのか?という普遍的な疑問を抱きながら、CGとしての視覚的な刺激や表現と、絵画としての物質の在り方にフォーカスを当て制作が行われました。 最小限の要素の線、面、色彩で構成された、ただの色面が淡く発光しているかのように見える錯視を用いたCGをベースに、通年素材として用いてきたアクリル版を用いて表現することに挑みました。錯覚という不確かな現象をシンプルなグラフィックに落とし込みながら、物質的に表現することによって、 私たちを試しているようにも感じることができます。光 = Lightを根幹に考えながら、巧妙な線や形、違和感のある視覚、素材の組み合わせによって緻密に構築された作品を通して、当たり前に考えていた現実世界の尊さと、二次元の世界の曖昧さを、痛烈に問いかけ訴えているのです。自粛を余儀なくなれた本年において、CG、絵画の在り方に向き合い、どのような解釈で作品を紐解き受け止められるかを考える契機となれば幸いです。

また、B1FのARTSTORAGE(宿泊者専用)では、VOILLDのエリアにて、2019年「FIVE / Fat isn’t very easy 」、2018年「Concrete」(VOILLD)にて発表された、アクリルの平面作品を展示しております。

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