【イベント】SHAKOBAGALLERY/01
菊地風起人「もっと人と会える広場」
@SHAKOBA
時間:11:00~21:00
※開催時間は変更となる可能性があります。詳しくはSHAKOBA HPをご確認ください。
※最終日は18:00までとなります。
会場:SHAKOBA
(〒105-0022 東京都港区海岸1丁目10番45号アトレ竹芝シアター棟1階)
入場料:無料
主催:株式会社リビタ SHAKOBA
イベント概要
東京・竹芝にある令和時代の新しい社交場「SHAKOBA」からアートな企画をお届けする【SHAKOBA GALLERY】
SHAKOBAは美術品を展示するような所謂ギャラリーではありません。
キッチン/カラオケ/スピーカー/モニター/ミラー壁面/半屋外/天井高4m。
そんな要素がつまった個性豊かな空間をギャラリーに見立て、
他ではできない一風変わった展示を展開していきます。
つくる、飾る、見る、歩く、味わう、理解する…
これは、人の様々な営みがくり広げられる「展示」という方法から、
社交の可能性を探る実験的な企みです。
作品とアーティストをより深く知ることができるギャラリートークも含め、
多くの視点を仕掛けていければと考えています。
SHAKOBAが、表現する人たちにとって一歩ふみ出すきっかけになっていくとともに、
これまでにない表現から新しい社交が生まれ、日常にちょっとしたゆらぎを与えることができる場となれば嬉しいです。
第一弾は、菊地風起人さんによる絵画の展示。どうぞお楽しみください!
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「もっと人と会える広場」
今回展示する「SHAKOBA」はギャラリースペースではなく、誰でも利用できるレンタル、イベントスペースです。
人と人とのコミニュケーション無しでは成立しない場かもしれませんが、今は直接人と会うことが難しい時期が続いています。
この施設のあり方同様、僕の作品は多くの人に開かれた存在であることを望んでいて、そういった他者に開かれた状態を「広場」と解釈しました。
「広場」という言葉から、作品や展示というものが、美術の枠からさらに広がっていく想像ができると考えました。
僕は普段、等身に近い人の作品を描いているので、それを鑑賞することを「人と会う」と言い換えてもいいのかもしれません。
今は実際に人と会ったり、作品を鑑賞したりしなくても、他の手段でそれが可能になり「会う」という解釈も広がっていると感じています。
僕自身この展示を通して、今全体的に閉じた印象の世の中にも、「もっと」広がりのある物事を実感できるような気がしています。
すでに、この展示が様々な分野の方の意見や技術で形になっていることが、僕をそう感じさせてくれます。
菊地風起人
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<アーティストプロフィール>
菊地風起人
1995年北海道生まれ。2018年に武蔵野美術大学 油絵学科油絵専攻を卒業。
主な個展に「レジャーにおはよう」武蔵野美術大学第2校舎/東京都小平(2018)、「あなたもサバイバルしよう」キング堂ギャラリー/長野県飯田(2019)、「いつでも健康的でいよう」galleryb.tokyo/東京都銀座(2021)、「青年から皆さんへ」605gallery/東京六本木(2021) 他多数。主なグループ展に「熱海アートウィーク」スターレーン/静岡県熱海(2018)、「POINTS OF DEPARTURES 」The Japanese American Cultural & Community Center/LA(2019)、「他人のカタチ」武蔵野美術大学 FAL/東京都小平・朝鮮大学校美術棟展示室/東京(2019)、木曽ペインティングスVol.4 「村のオハナシ」(窓ギャラリー/長野県木祖村)他多数。主な受賞歴に、平成29年度武蔵野美術大学卒業制作優秀賞、FACE2021 入選など。
<DMデザイン>
デザイナー 大利光煇
<展示什器制作>
空間設計士 山本卓弥 / ordinary sculpture